『複雑かつパワフルな振動で、歯垢除去性能がかなり高い』 フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン 9000 HX9911/81 [ピンクホワイト] Porco.Rosso.さんのレビュー・評価

[Porco.Rosso.]

2025年2月23日 08:51 [1938702-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	4
静音性	3
歯磨き効果	5
磨き心地	5
バッテリー	3

複雑かつパワフルな振動で、歯垢除去性能がかなり高い

パナソニック製 電動歯ブラシ 『ドルツ』 EW-DE55-Kを愛用し続けてきましたが、バッテリーの持ちが悪くなってきたように感じられてきたのと、進化した電動歯ブラシを使ってみたいという思いから入れ替えで購入しました。

【デザイン】
　まずこの商品には３色のラインナップがあります。　入れ替え前まで使用してきたドルツがブラックのモデルだったこともあり、この度もブルーブラックを選ぼうかと考えていたのですが…替え歯ブラシが何処に行っても白しかないので、ブラックを選ぶメリットが感じられず。ホワイトを選ぼうと…ところがホワイトとピンクホワイトでは2000円の価格差でホワイトのほうがお高い（2025.2.22時点では逆転していましたが）
　結果的にピンクホワイトをチョイスしましたが、グラデーションのボディは単色よりも高級感があって、かえってこちらを選んで正解だったと思います。　表示のイルミネーションがぼんやりと発行するあたりの演出も良いです。
最新のドルツはボディに歯ブラシを装着すると、肩に当たる部分の幅が広いので不格好に見えますが、ソニッケアーはスタイリッシュです。
ただ大きな不満の一つは、フィリップス製品のブラシには家族ごとで識別するためのアクセサリーがない事。いくら家族といえど歯ブラシまで他の者の物と間違えてしまうのは嫌ですから、これはいただけない。ドルツには識別するためのカラーリングがあるので。

【使いやすさ】
　先代ドルツと比較するとボディサイズが大きくなったと感じます。しかしそれは現代版の最新型ドルツについてもいえる事。使いにくいと感じることはありませんが、多少は重くなったように感じます。　モードが複数あって自分好みのものを選べるのが良いです。

【静音性】
特に静かだとは感じません。　この点については、進化はあまり感じられない。

【歯磨き効果】
　歯磨き効果は大きく、一度電動音波はブラシを使用してしまうと、手磨きには戻れなくなります。先代のドルツの頃でも手磨き以上の効果は感じていましたが、ソニッケアーに買い替えてからは効果はまたさらに向上したように思えます。歯と歯茎の境目、特に奥歯のなかなかブラシが届きにくいところの歯垢除去で最も効果を感じられるところだと思いますが、先代ドルツではブラシの当たり方を幾らか角度を変えながら当ててやる必要がありました。しかしこの機種に買い替えてからはその必要が無くなりました。素早く歯垢が除去され、歯と歯茎の境目がスッキリとキレイになるのを感じます。

【磨き心地】
先に記した歯垢除去効果は、複雑かつパワフルな振動による恩恵が大きいかと思います。先代のドルツよりも振動がより複雑な動きになっているように感じます。それ故にブラシの当たり方がかなり立体的で複雑になっているのではないかと推測されます。

【バッテリー】
　毎日、待機時には常時充電されているような使い方をするとバッテリー劣化が早まるので、一度充電してからはバッテリー残量が底をつきそうになるまで充電しないようにしていますが、特に減りが早いと感じたことはありません。インジケーターのゆっくりとした点滅が早い点滅に切り替わることでバッテリー残量が少ない事を教えてくれるので、そうなったら充電するという使い方で十分です。

【総評】
　ずっと気になっていた商品だったのですが、購入して良かったと思います。引っ越しが比較的多い事から、お世話になる歯科医も幾つか変わるという経験をしてきました。その都度いろんな話を歯科医とするのですが、どの歯科医も勧めるのは『ソニッケアー』でした。（『ドルツ』でも良いという先生はいらっしゃいましたが、それでもそれ以上にソニッケアーを勧められました）ブラウンのカップ型は複数の先生が「お勧めできない」と仰ったので、今回も選択肢からは外れました。
おおむね満足の製品なのですが、変えブラシのお値段がかなり驚くほど高いのは「う〜ん…」と悩ましく思えてしまいます。それなりに高品質のブラシだとは感じますが…もうちょっと考えて欲しいものですね。

主な用途

歯垢除去

口臭予防

使用人数

2人