『600g台の軽量ボディにバランスの良い性能を搭載』 富士通 FMV LIFEBOOK UH-X/H1 FMVUXH1B [ピクトブラック] コヤマタカヒロさんのレビュー・評価

[コヤマタカヒロ]

2023年4月30日 22:59 [1709162-1]

満足度	5

デザイン	4
処理速度	5
グラフィック性能	3
拡張性	4
使いやすさ	5
持ち運びやすさ	5
バッテリ	4
画面	4
コストパフォーマンス	5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

600g台の軽量ボディにバランスの良い性能を搭載

UH-X/H1の全景。13型クラスのボディに14型ディスプレイを搭載	実測値では681.9gだった	キーボードレイアウトは 標準的で変なキーもなく使いやすい
左側面には2基のUSB Type-C端子と1基のA端子を配置	右側面にはA端子、HDMI端子、LAN端子、microSDスロットを用意

「UH-X/H1」は14.0型（16：10）ディスプレイを搭載したノートPC。本体質量はわずか689gと非常に軽いのが特徴で、CPUにはインテル第13世代CoreのCore i7-1355U プロセッサーを搭載。16GBのメモリと512GBのSSDを搭載している。

アスペクト比16：10でほんのわずかではあるが縦長になったディスプレイは縦により多くの情報が表示できるのが快適だった。ビジネスアプリやクラウドの利用なら性能面でも全く問題はない。

最初に「UH-X/H1」を持ち上げたときは、その軽さには改めて驚かされた。カバンに収納してみても、本当に入っているか心配になるような軽さだった。

さらに、圧倒的な軽さに加えて、高い堅牢性も確保。落下や衝撃、満員電車などの圧力にも耐えられる仕様となっているのも安心だ。Webカメラには物理的にカメラを隠せるプライバシーカメラシャッターを装備しており、間違えてカメラに映るといった心配がない。電源ボタンには指紋センサーを搭載しているため、外出先での利用時にもセキュリティが確保できる仕組みだ。

ノートPCながら拡張性が高いのもポイント。USBメモリが挿せるUSB Type-A端子や、プレゼンテーションに欠かせないHDMI端子も装備。LAN端子も備えているのでWi-Fiが使えない環境でも問題ない。

ステレオBOXスピーカーとノイズキャンセリング機能のついたマイクを搭載しているのでリモート会議にも対応。「AIノイズキャンセリング」機能が環境音などを抑制してくれる。ビジネスユースで毎日持ち歩くために軽量モデルを選びたいならベストチョイスといえるだろう。

なお、軽さよりもパフォーマンスやバッテリー性能を重視したい場合は、同じUHシリーズの「LIFEBOOK UH90/H1 FMVU90H1B」が選択肢。28W駆動のCPUを採用しており、これでバッテリー駆動時間は約29.5時間と非常に長い。本体質量は約848gと約139g重いがほぼ体感することはなさそうだ。