『あえてデザインを変えずに全く別の製品が発売されました』 Apple HomePod 第2世代 MQJ73J/A [ミッドナイト] く〜すけ872さんのレビュー・評価

2023年 2月 3日 発売

HomePod 第2世代 MQJ73J/A [ミッドナイト]

音声アシスタント「Siri」を搭載したスマートスピーカー

HomePod 第2世代 MQJ73J/A [ミッドナイト] 製品画像

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HomePod 第2世代 MQJ73J/A [ミッドナイト]Apple

最安価格(税込):¥40,700 (前週比:-1,580円↓) 発売日:2023年 2月 3日

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デザイン4
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音質5
通信の安定性5
操作性3
サイズ・携帯性1
あえてデザインを変えずに全く別の製品が発売されました

2023/5/14追記:誤情報が出ているので追記します。まずHomePodは「Bluetoothスピーカー」ではありません。Wi-FiによるAirPlay2接続です。またSiriショートカットを利用して様々な音声操作(複数組合せ可)が出来ます。

初代のHomePodをステレオペアで使っていました。
初代の音には惚れ込み何の不満も無く使用していましたが、あえてほぼ同じデザインで第2世代を発売したことに興味を惹かれ、且つスマートホーム共通規格の「Matter」に対応したとの事で、これまでスマートホームハブとしては他社の後塵を拝してきたHomePodの使い勝手が改善するのではないかとの期待感から、一気にペアで2台購入しました。

【デザイン】
一見初代と同じデザインに見えますが、よく。見れば違いは色々ありました。
初代は上部の操作パネルが薄い皿を乗せたような形状でしたが、第2世代はHomePod miniのように窪んだ中に操作パネルが埋め込まれた形状になり、光る領域が大きくなった上、音量の+−マークは常時表示(プリントされた?)されるようになりました。
色合いも一見初代と同じように見えるのですが、光の当たり方によっては確かに「ミッドナイト」といえる少し青みのかかった色に見えます。M2 MacBook Airのミッドナイトもかなり黒に近い色ですが見る角度によっては青みがかって見えそれに近い感じです。(画像添付しますが青みを感じますかね?)
また初代の底面は凹んでいたんですが、第2世代はフラットな形状になりました。何か音響に効果があるのかも知れません。
更に初代は電源ケーブルが基本的に抜けない構造だったのですが、第2世代は抜けるようになっています。
スピーカーとしてはシンプルこの上無いデザインで、あえて同じようなデザインで発売したという事はこれが完成形、ということなんでしょうか。いままでAmazonやGoogleのプロダクトでいわゆるスマートディスプレイは複数試してきましたが、いずれも音質は犠牲になっていたので、あえて音のみに振り切った本機は逆に好感が持てます。

【品質】
Appleらしい非常に質感の高いプロダクトです。いくら円安とはいえお世辞にもヒットしたとはいえない初代を上回る価格設定にはある意味驚きましたが、全体を覆うメッシュ生地といい筐体自体の重厚さといい、他社スマートスピーカーにはない質感の高さが本機にはあり、後述の音質も相まって価格には妙な納得感があります。

【音質】
初代はスマートホームハブとしての機能にはあえて力を入れず、音楽を聴く機器として音質に振り切った潔さがありました。特に映画館にいるのかと見紛う重厚な低音が非常に印象的でした。しかし低音が勝ち過ぎ中高音がこもったような音になってしまう嫌いがあったのですが、第2世代はその弱点をきっちり克服してきました。この低音の源となっていたウーファーが20mmもの振動幅をもたらす高偏位ウーファーに置き換えられた代わりに、高音を奏でるビームフォーミングのツイーターアレイを初代の7つから5つに減らし、高中低音のバランスを取ったことで中高音のこもりが解消され、よりクリアでフラットな音になったのだと感じます。ボーカルパートも良い感じで中央から前に出てくる感じになり、インストJAZZなどはリード楽器が積極的に前に来るバランスになりました。
ただ低音の強さは相変わらずなので、集合住宅にお住まいの方は、設定で「低音を減らす」をオンにした方が良いかも知れません。

【通信の安定性】
初代はいわゆるWi-Fi5(IEEE 802.11ac)に対応していたのに本機はまさかのWi-Fi4(IEEE 802.11n)対応と一見劣化したかのようになりました。これはWi-Fi 5が5GHz帯のみを使用しているのに対しWi-Fi4が2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使うので、より多くの周波数帯に対応させるためにあえてダウングレードさせたと云われております。(そうならば同じく両波を使うWi-Fi6に対応させて欲しかった、と思うのは私だけでしょうか)
とはいえ、確かに初代に比べて通信の安定感は増したように感じます。我が家は40台以上の機器をWi-Fi接続して使っており、HomePodもしばらく使わないとうまくApple TVと連動しない、ステレオで音が出ないなどの不具合が出ておりましたが、本機にリプレイス後はそのような不具合は出なくなりました。
必要ならダウングレードも辞さないというのが、実にAppleらしい判断だと思います。

【操作性】
操作は基本的に音声アシスタントSiriで行うか、iPhoneやiPad、Macといったデバイスから行います。私の場合上部の操作パネルはほとんど使いません。
相変わらずiOSの「ホーム」アプリの使い勝手は悪く、Siriはおバカさんです。
Apple TVと連携させればApple TV使用中の音量操作は付属リモコンでできます。
またeARC/ARC対応のテレビと本機を連携させたApple TV(Apple Watch 4K第2世代以降)を接続する事でテレビ放送やレコーダーの音声を本機で聴く事ができます。

【サイズ・携帯性】
初代からわずかにサイズダウンし重量も少し軽くなりましたが、スマートスピーカーとしては大きく重い部類なので、基本モバイル用途には向きません。据置使用する前提のプロダクトです。

【総評】
Matterはまだ始動したばかりのプロジェクトなので現時点では恩恵を享受できませんが、今後HomeKit対応製品より安価なIoT機器が数多くリリースされる事を期待してやみません。
Appleプロダクトの音質はHomePodシリーズであれAirPodsシリーズであれ、原音に忠実なフラットチューニングが基本です。いずれもイコライジングはほぼ出来ないので、Appleが良いと考える音質を受け入れられるかどうか、好みであるかどうかで本機の評価は分かれると思います。私はこの派手な味付けの無いフラットなチューニングが好みなので高評価をつけますが、SONYやBOSEのような音を好む方は物足りなさを感じるかも知れません。ただ低音の強さだけは誰もが認めるプロダクトであると思います。決して安い買い物ではないので購入を検討される方(特にペアで検討する場合は)は店舗で試聴されることを強くオススメします。

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デザイン4
品質5
音質5
通信の安定性5
操作性3
サイズ・携帯性1
あえてデザインを変えずに全く別の製品が発売されました

2023/3/18追記:1ヶ月以上ほぼ毎日使用してエージングが進んできました。Dolby ATMOSの音響効果が格段に増した気がします。利用開始当初の立体音響効果に不満な方は利用を続けて様子を見る事をオススメします。

初代のHomePodをステレオペアで使っていました。
初代の音には惚れ込み何の不満も無く使用していましたが、あえてほぼ同じデザインで第2世代を発売したことに興味を惹かれ、且つスマートホーム共通規格の「Matter」に対応したとの事で、これまでスマートホームハブとしては他社の後塵を拝してきたHomePodの使い勝手が改善するのではないかとの期待感から、一気にペアで2台購入しました。

【デザイン】
一見初代と同じデザインに見えますが、よく見れば違いは色々ありました。
初代は上部の操作パネルが薄い皿を乗せたような形状でしたが、第2世代はHomePod miniのように窪んだ中に操作パネルが埋め込まれた形状になり、光る領域が大きくなった上、音量の+−マークは常時表示(プリントされた?)されるようになりました。
色合いも一見初代と同じように見えるのですが、光の当たり方によっては確かに「ミッドナイト」といえる少し青みのかかった色に見えます。M2 MacBook Airのミッドナイトもかなり黒に近い色ですが見る角度によっては青みがかって見えそれに近い感じです。(画像添付しますが青みを感じますかね?)
また初代の底面は凹んでいたんですが、第2世代はフラットな形状になりました。何か音響に効果があるのかも知れませんね。
更に初代は電源ケーブルが基本的に抜けない構造だったのですが、第2世代は抜けるようになっています。
スピーカーとしてはシンプルこの上無いデザインで、あえて同じようなデザインで発売したという事はこれが完成形、ということなんでしょうか。いままでAmazonやGoogleのプロダクトでいわゆるスマートディスプレイは複数試してきましたが、いずれも音質は犠牲になっていたので、あえて音のみに振り切った本機は逆に好感が持てます。

【品質】
Appleらしい非常に質感の高いプロダクトです。いくら円安とはいえお世辞にもヒットしたとはいえない初代を上回る価格設定にはある意味驚きましたが、全体を覆うメッシュ生地といい筐体自体の重厚さといい、他社スマートスピーカーにはない質感の高さが本機にはあり、後述の音質も相まって価格には妙な納得感があります。

【音質】
初代はスマートホームハブとしての機能にはあえて力を入れず、音楽を聴く機器として音質に振り切った潔さがありました。特に映画館にいるのかと見紛う重厚な低音が非常に印象的でした。しかし低音が勝ち過ぎ中高音がこもったような音になってしまう嫌いがあったのですが、第2世代はその弱点をきっちり克服してきました。この低音の源となっていたウーファーが20mmもの振動幅をもたらす高偏位ウーファーに置き換えられた代わりに、高音を奏でるビームフォーミングのツイーターアレイを初代の7つから5つに減らし、高中低音のバランスを取ったことで中高音のこもりが解消され、よりクリアでフラットな音になったのだと感じます。ボーカルパートも良い感じで中央から前に出てくる感じになり、インストJAZZなどはリード楽器が積極的に前に来るバランスになりました。
ただ低音の強さは相変わらずなので、集合住宅にお住まいの方は、設定で「低音を減らす」をオンにした方が良いかも知れません。

【通信の安定性】
初代はいわゆるWi-Fi5(IEEE 802.11ac)に対応していたのに本機はまさかのWi-Fi4(IEEE 802.11n)対応と一見劣化したかのようになりました。これはWi-Fi 5が5GHz帯のみを使用しているのに対しWi-Fi4が2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使うので、より多くの周波数帯に対応させるためにあえてダウングレードさせたと云われております。(そうならば同じく両波を使うWi-Fi6に対応させて欲しかった、と思うのは私だけでしょうか)
とはいえ、確かに初代に比べて通信の安定感は増したように感じます。我が家は40台以上の機器をWi-Fi接続して使っており、HomePodもしばらく使わないとうまくApple TVと連動しない、ステレオで音が出ないなどの不具合が出ておりましたが、本機にリプレイス後はそのような不具合は出なくなりました。
必要ならダウングレードも辞さないというのが、実にAppleらしい判断だと思います。

【操作性】
操作は基本的に音声アシスタントSiriで行うか、iPhoneやiPad、Macといったデバイスから行います。私の場合上部の操作パネルはほとんど使いません。
相変わらずiOSの「ホーム」アプリの使い勝手は悪く、Siriはおバカさんです。
Apple TVと連携させればApple TV使用中の音量操作は付属リモコンでできます。
またeARC/ARC対応のテレビと本機を連携させたApple TV(Apple Watch 4K第2世代以降)を接続する事でテレビ放送やレコーダーの音声を本機で聴く事ができます。

【サイズ・携帯性】
初代からわずかにサイズダウンし重量も少し軽くなりましたが、スマートスピーカーとしては大きく重い部類なので、基本モバイル用途には向きません。据置使用する前提のプロダクトです。

【総評】
Matterはまだ始動したばかりのプロジェクトなので現時点では恩恵を享受できませんが、今後HomeKit対応製品より安価なIoT機器が数多くリリースされる事を期待してやみません。
Appleプロダクトの音質はHomePodシリーズであれAirPodsシリーズであれ、原音に忠実なフラットチューニングが基本です。いずれもイコライジングはほぼ出来ないので、Appleが良いと考える音質を受け入れられるかどうか、好みであるかどうかで本機の評価は分かれると思います。私はこの派手な味付けの無いフラットなチューニングが好みなので高評価をつけますが、SONYやBOSEのような音を好む方は物足りなさを感じるかも知れません。ただ低音の強さだけは誰もが認めるプロダクトであると思います。決して安い買い物ではないので購入を検討される方(特にペアで検討する場合は)は店舗で試聴されることを強くオススメします。

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満足度5
デザイン4
品質5
音質5
通信の安定性5
操作性3
サイズ・携帯性1
あえてデザインを変えずに全く別の製品が発売されました

初代のHomePodをステレオペアで使っていました。
初代の音には惚れ込み何の不満も無く使用していましたが、あえてほぼ同じデザインで第2世代を発売したことに興味を惹かれ、且つスマートホーム共通規格の「Matter」に対応したとの事で、これまでスマートホームハブとしては他社の後塵を拝してきたHomePodの使い勝手が改善するのではないかとの期待感から、一気にペアで2台購入しました。

【デザイン】
一見初代と同じデザインに見えますが、よく見れば違いは色々ありました。
初代は上部の操作パネルが薄い皿を乗せたような形状でしたが、第2世代はHomePod miniのように窪んだ中に操作パネルが埋め込まれた形状になり、光る領域が大きくなった上、音量の+−マークは常時表示(プリントされた?)されるようになりました。
色合いも一見初代と同じように見えるのですが、光の当たり方によっては確かに「ミッドナイト」といえる少し青みのかかった色に見えます。M2 MacBook Airのミッドナイトもかなり黒に近い色ですが見る角度によっては青みがかって見えそれに近い感じです。(画像添付しますが青みを感じますかね?)
また初代の底面は凹んでいたんですが、第2世代はフラットな形状になりました。何か音響に効果があるのかも知れませんね。
更に初代は電源ケーブルが基本的に抜けない構造だったのですが、第2世代は抜けるようになっています。
スピーカーとしてはシンプルこの上無いデザインで、あえて同じようなデザインで発売したという事はこれが完成形、ということなんでしょうか。いままでAmazonやGoogleのプロダクトでいわゆるスマートディスプレイは複数試してきましたが、いずれも音質は犠牲になっていたので、あえて音のみに振り切った本機は逆に好感が持てます。

【品質】
Appleらしい非常に質感の高いプロダクトです。いくら円安とはいえお世辞にもヒットしたとはいえない初代を上回る価格設定にはある意味驚きましたが、全体を覆うメッシュ生地といい筐体自体の重厚さといい、他社スマートスピーカーにはない質感の高さが本機にはあり、後述の音質も相まって価格には妙な納得感があります。

【音質】
初代はスマートホームハブとしての機能にはあえて力を入れず、音楽を聴く機器として音質に振り切った潔さがありました。特に映画館にいるのかと見紛う重厚な低音が非常に印象的でした。しかし低音が勝ち過ぎ中高音がこもったような音になってしまう嫌いがあったのですが、第2世代はその弱点をきっちり克服してきました。この低音の源となっていたウーファーが20mmもの振動幅をもたらす高偏位ウーファーに置き換えられた代わりに、高音を奏でるビームフォーミングのツイーターアレイを初代の7つから5つに減らし、高中低音のバランスを取ったことで中高音のこもりが解消され、よりクリアでフラットな音になったのだと感じます。ボーカルパートも良い感じで中央から前に出てくる感じになり、インストJAZZなどはリード楽器が積極的に前に来るバランスになりました。
ただ低音の強さは相変わらずなので、集合住宅にお住まいの方は、設定で「低音を減らす」をオンにした方が良いかも知れません。

【通信の安定性】
初代はいわゆるWi-Fi5(IEEE 802.11ac)に対応していたのに本機はまさかのWi-Fi4(IEEE 802.11n)対応と一見劣化したかのようになりました。これはWi-Fi 5が5GHz帯のみを使用しているのに対しWi-Fi4が2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使うので、より多くの周波数帯に対応させるためにあえてダウングレードさせたと云われております。(そうならば同じく両波を使うWi-Fi6に対応させて欲しかった、と思うのは私だけでしょうか)
とはいえ、確かに初代に比べて通信の安定感は増したように感じます。我が家は40台以上の機器をWi-Fi接続して使っており、HomePodもしばらく使わないとうまくApple TVと連動しない、ステレオで音が出ないなどの不具合が出ておりましたが、本機にリプレイス後はそのような不具合は出なくなりました。
必要ならダウングレードも辞さないというのが、実にAppleらしい判断だと思います。

【操作性】
操作は基本的に音声アシスタントSiriで行うか、iPhoneやiPad、Macといったデバイスから行います。私の場合上部の操作パネルはほとんど使いません。
相変わらずiOSの「ホーム」アプリの使い勝手は悪く、Siriはおバカさんです。
Apple TVと連携させればApple TV使用中の音量操作は付属リモコンでできます。
またeARC/ARC対応のテレビと本機を連携させたApple TV(Apple Watch 4K第2世代以降)を接続する事でテレビ放送やレコーダーの音声を本機で聴く事ができます。

【サイズ・携帯性】
初代からわずかにサイズダウンし重量も少し軽くなりましたが、スマートスピーカーとしては大きく重い部類なので、基本モバイル用途には向きません。据置使用する前提のプロダクトです。

【総評】
Matterはまだ始動したばかりのプロジェクトなので現時点では恩恵を享受できませんが、今後HomeKit対応製品より安価なIoT機器が数多くリリースされる事を期待してやみません。
Appleプロダクトの音質はHomePodシリーズであれAirPodsシリーズであれ、原音に忠実なフラットチューニングが基本です。いずれもイコライジングはほぼ出来ないので、Appleが良いと考える音質を受け入れられるかどうか、好みであるかどうかで本機の評価は分かれると思います。私はこの派手な味付けの無いフラットなチューニングが好みなので高評価をつけますが、SONYやBOSEのような音を好む方は物足りなさを感じるかも知れません。ただ低音の強さだけは誰もが認めるプロダクトであると思います。決して安い買い物ではないので購入を検討される方(特にペアで検討する場合は)は店舗で試聴されることを強くオススメします。

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わずかに青みが・・・

   

初代のHomePodをステレオペアで使っていました。
初代の音には惚れ込み何の不満も無く使用していましたが、あえてほぼ同じデザインで第2世代を発売したことに興味を惹かれ、且つスマートホーム共通規格の「Matter」に対応したとの事で、これまでスマートホームハブとしては他社の後塵を拝してきたHomePodの使い勝手が改善するのではないかとの期待感から、一気にペアで2台購入しました。

【デザイン】
一見初代と同じデザインに見えますが、よく見れば違いは色々ありました。
初代は上部の操作パネルが薄い皿を乗せたような形状でしたが、第2世代はHomePod miniのように窪んだ中に操作パネルが埋め込まれた形状になり、光る領域が大きくなった上、音量の+−マークは常時表示(プリントされた?)されるようになりました。
色合いも一見初代と同じように見えるのですが、光の当たり方によっては確かに「ミッドナイト」といえる少し青みのかかった色に見えます。M2MacBook Airもかなり黒に近い色ですが見る角度によっては青みがかって見えそれに近い感じです。(画像添付しますが分かりますかね?)
また初代の底面は凹んでいたんですが、第2世代はフラットな形状になりました。何か音響に効果があるのかも知れませんね。
更に初代は電源ケーブルが基本的に抜けない構造だったのですが、第2世代は抜けるようになっています。
スピーカーとしてはシンプルこの上無いデザインで、あえて同じようなデザインで発売したという事はこれが完成形、ということなんでしょう。いままでAmazonやGoogleのプロダクトでいわゆるスマートディスプレイは複数試してきましたが、いずれも音質は犠牲になっているので、あえて音のみに振り切った本機は逆に好感が持てます。

【品質】
Appleらしい非常に質感の高いプロダクトです。いくら円安とはいえお世辞にもヒットしたとはいえない初代を上回る価格設定にはある意味驚きましたが、全体を覆うメッシュ生地といい筐体自体の重厚さといい、他社スマートスピーカーにはない質感の高さが本機にはあり、後述の音質も相まって価格には妙な納得感があります。

【音質】
初代はスマートホームハブとしての機能にはあえて力を入れず、音楽を聴く機器として音質に振り切った潔さがありました。特に映画館にいるのかと見紛う重厚な低音が非常に印象的でした。しかし低音が勝ち過ぎ中高音がこもったような音になってしまう嫌いがあったのですが、第2世代はその弱点をきっちり克服してきました。この低音の源となっていたウーファーが20mmもの振動幅をもたらす高偏位ウーファーに置き換えられた代わりに、高音を奏でるビームフォーミングのツイーターアレイが初代の7つから5つに減ったのではないかと思います。高中低音のバランスがとれ、中高音のこもりが解消されよりクリアでフラットな音になったと感じます。ボーカルパートも良い感じで中央から前に出てくる感じになり、インストJAZZなどはリード楽器が積極的に前に来るバランスになりました。
ただ低音の強さは相変わらずなので、集合住宅にお住まいの方は、設定で「低音を減らす」をオンにした方が良いかも知れません。

【通信の安定性】
初代はいわゆるWi-Fi5(IEEE 802.11ac)に対応していたのに本機はまさかのWi-Fi4(IEEE 802.11n)対応と一見ダウングレードしたかのようになりました。これはWi-Fi 5が5GHz帯のみを使用しているのに対しWi-Fi4が2.4GHz帯と5GHz帯の両方を使うという事で、より多くの周波数帯に対応させたと云われております。(なら同じく両波を使うWi-Fi6に対応させて欲しかった、と思うのは私だけでしょうか)
とはいえ、確かに初代に比べて通信の安定感は増したように感じます。我が家は40台以上の機器をWi-Fi接続して使っており、HomePodもしばらく使わないとうまくApple TVと連動しない、ステレオで音が出ないなどの不具合が出ておりましたが、本機にリプレイス後はそのような不具合は出なくなりました。
必要ならダウングレードも辞さないというのが、実にAppleらしい判断だと思います。

【操作性】
操作は基本的に音声アシスタントSiriで行うか、iPhoneやiPad、Macといったデバイスから行います。私の場合上部の操作パネルはほとんど使いません。
相変わらずiOSの「ホーム」アプリの使い勝手は悪く、Siriはおバカさんです。
Apple TVと連携させれば音量の操作は付属リモコンでできます。
またeARC/ARC対応のテレビと本機を連携させたApple TV(Apple Watch 4K第2世代以降)を接続する事でテレビ放送やレコーダーの音声を本機で聴く事ができます。

【サイズ・携帯性】
初代からわずかにサイズダウンし重量も少し軽くなりましたが、スマートスピーカーとしては大きい部類なので、基本モバイル用途には向きません。据置使用する前提のプロダクトです。

【総評】
Matterはまだ始動したばかりのプロジェクトなので現時点では恩恵を享受できませんが、今後HomeKitより安価なIoT機器が数多くリリースされる事を期待してやみません。
Appleプロダクトの音質はHomePodシリーズであれAirPodsシリーズであれ、原音に忠実なフラットチューニングが基本です。いずれもイコライジングはほぼ出来ないので、Appleが良いと思う音質を受け入れられるかどうか、好みであるかどうかで本機の評価は分かれると思います。私はこの派手な味付けの無いフラットなチューニングが好きなので高評価をつけますが、SONYやBOSEのような音を好む方は物足りなく感じるかも知れません。ただ低音の強さだけは誰もが認めるプロダクトであると思います。決して安い買い物ではないので購入を検討される方(特にペアで検討する場合は)は店舗で試聴されることを強くオススメします。

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