『紙パック式コードレスの新定番のなり得るモデル』 日立 かるパックスティック PKV-BK3K コヤマタカヒロさんのレビュー・評価

[コヤマタカヒロ]

2023年1月31日 15:56 [1675841-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	5
吸引力・パワー	4
静音性	4
サイズ	4
手入れのしやすさ	5
取り回し	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

紙パック式コードレスの新定番のなり得るモデル

0.4Lのゴミが溜められる紙パック	髪の毛などがからまりにくい「からまんブラシ」を採用	ハンディ状態で2Way隙間ノズルをつけたところ。
本体全体（右）。左はサイクロン式の「PV-BL1K」	本当には緑色LEDライトの「ごみくっきりライト」を搭載する	ハンドル上にスイッチを搭載。

約1. 1kgの軽量コードレススティック掃除機。最大の特徴は大容量の紙パックを採用していること。吸い込んだゴミを強力に圧縮することで、約2ヶ月分のゴミを集めることができる。さらにゴミを吸い込んだ後も強力にゴミの吸引ができる「パワー長もち流路」を用意しており、最後までしっかりとゴミの吸引ができる。サイクロン式と異なり、ゴミが見えず、しかもゴミ捨ての時に触ったり舞ったりすることがないのがメリット。標準モードで約30分使用可能。軽いのでカジュアルに使える。

【デザイン】【サイズ】
ボディカラーはライトラベンダー。ダークグレーのボディ部とのツートンとなっている。本体部分も非常にスリム。ボディサイズは幅205mm×奥行き230mm×高さ1082mm。

【使いやすさ】
本体上部に電源スイッチを搭載。片手で握りながらオンオフやパワーの切り替えが手軽できる。また、ヘッドにはゴミくっきりライトを搭載しており、床面をしっかり照らしながら掃除できる。2wayすき間ブラシなど、アタッチメントも充実している。

【吸引力・パワー】
ゴミをしっかり狙って吸引できるので不満はない。また、ブラシがしっかりとゴミをかき上げてくれるので、大きな取り漏らしはなかった。

【静音性】
説明会会場でのテストのため評価外

【手入れのしやすさ】
ワンタッチで紙パックが捨てられる。約2ヶ月分ゴミが貯められるので日常的なゴミ捨てやフィルター清掃の手間がない。

【取り回し】
ベッドが90度回るクルッとヘッドを採用しており、狭い場所などもヘッドのままで掃除可能。さらに狭い隙間は2wayすき間ブラシで掃除できる。本体のコンパクトさを含めて、取り回し、稼働性ともに非常に優れている印象だ。

【総評】
サイクロン式が主流の現在だが、それでも紙パック式のニーズは今でも多い。しかし、紙パック式の掃除機は低価格モデルが多く、最新性能を実現するモデルは多くない。「かるパックスティック PKV-BK3K」はそのニーズを汲み取る画期的な製品だと言える。