EA2000 [シルバー]
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- イヤホン・ヘッドホン 234位
- カナル型イヤホン 123位

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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
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デザイン![]() ![]() |
4.00 | 4.18 | -位 |
高音の音質![]() ![]() |
5.00 | 4.15 | -位 |
低音の音質![]() ![]() |
5.00 | 4.12 | -位 |
フィット感![]() ![]() |
4.00 | 4.08 | -位 |
外音遮断性![]() ![]() |
3.00 | 3.80 | -位 |
音漏れ防止![]() ![]() |
3.00 | 3.78 | -位 |
携帯性![]() ![]() |
3.00 | 3.84 | -位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
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よく投稿するカテゴリ
2023年3月7日 08:35 [1689408-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 4 |
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高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 4 |
外音遮断性 | 3 |
音漏れ防止 | 3 |
携帯性 | 3 |
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![]() |
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---|---|---|
パッケージ |
イヤホン本体 |
キャリングケースと付属品 |
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||
キャリングケースの中身 |
●ハウジング、デザイン
カラーがシルバーのみというのはちょっと淋しい気もします。
画像映えがしないイヤホンですね。
実機を見ると、ビルドクオリティーは非常に高く、所有欲を多いに満たしてくれます。
●ファーストインプレッション
強烈なパンチをかましてくるサウンドではなかった気がしますね。
最初の試聴の際は、イヤーピースのサイズも合わせてないし、1、2曲聴いただけでした。
●個体差なのか、エージングなのか
3店舗で試聴しており、それぞれ、音が違って聴こえました。
私も購入後、自宅で聴きましたが、硬質なサウンドで、試聴の際に感じた広大な音場も自宅のシステムで聴くとそれほどでもない印象です。もう少し鳴らし込んでみます。
●パッケージ、付属品など
エントリークラスとは比較にならないゴージャスなパッケージと収納の仕方。
価格はミドルクラスですが、パッケージはハイエンドクラス並みです。
パッケージから収納箱を出すと観音開きになるのですが、イヤホンが入っている右側とキャリングケースが入っている左側にそれぞれ、イヤーピースが入っています。
カラーも同じなので、一見すると同じイヤーピースに見えるのですが、サウンドチューニング用の2種のイヤーピースです。
これは非常にわかりづらい。
●ドライバー構成
12mm口径のダイナミック型フルレンジドライバーです。
スペックなどを見ると、1DD+1PRなどと記載されているので、ハイブリッド型だと思われるでしょうが、基本的にはダイナミック一発機となります。
PRとはパッシブラジエーターの略称で、12mmのメインドライバーの低域を補完させるような6mm口径のドライバーで直接配線などはされていません。
おそらく、ですがこれはイヤホンとしては初の仕様となるもので、EA2000の心臓部と言っても過言ではありません。
磁束密度1.9テスラというのも、イヤホンとしては最強の部類に入る強力なものです。
●プラグモジュールによるサウンドチューニングシステム
これもおそらく、イヤホン初となる画期的なアイデアで、これまでイヤホン本体にあったサウンドチューニング機構をプラグ側で行なってます。ですので、頻繁に操作してもイヤホン本体が壊れる心配がありません。
劇的に変化する、というよりは、高域を大人しくさせる目的で用意されている感じですね。
音の変化を楽しむというより、ユーザーの好みに調整するといった使い方になります。
●サウンドインプレッション
3つの試聴機、購入した自身のイヤホン、全てまとめての総括となります。
イヤーピースに敏感でサイズにシビアな印象です。
ボリュームレベル、聴かれる音量によっても、主に低域のディティール描写が全然違います。
普段から大きめの音量で音楽を聴いてる方には素晴らしいパフォーマンスを発揮させてくれるでしょう。
小さめの音量で音楽を楽しんでいる方は、EA2000の魅力的な部分がわかりづらいかもしれません。
所有しているすべてのイヤーピースを試しましたが、ここではCP100+より、Softears U.C.イヤーピースが最も良かったです。
以降は、U.C.イヤーピースでの感想となります。
広大な音場で、空間表現、臨場感、ともにハイレベルです。
解像度も高く、特に低域のディティール描写は特筆もので、ハイエンドクラスをも凌駕します。
透明度の高い、クリアーな中高域も素晴らしく、特に高域は天井知らずで伸びきります。
他のハイエンドイヤホンだと、刺さりそうで刺さらない絶妙なチューニングにしてくるのですが、EA2000はストレートに伸びきり、音源によってはややキツい表現となりますね。
ですので、鋭い高域が苦手な方には、EA2000はお勧めしづらいイヤホンとなります。
価格を超えた上質なサウンドではありますが、いわゆる聴き疲れのするサウンドになるでしょう。
付属の3.5mmプラグに替えると伸びきる高域を抑えてくれますが、これでも若干中高域が強めと感じるかもしれません。
特徴的な高域を抑える事で、ヴォーカルが前に出てきますが、高域の解像度は落ちますし、全体的なサウンドバランスも変化します。
4.4mmプラグも付属されているのですが、3.5mmノーマルプラグと同じくストレートに伝送される印象で、バランスならではの分離感の向上とともに、より鮮烈な高域になります。
ここら辺は再生機器によって、かなり変化しますので、必ずご自身で使用されているDAPなどで試聴してください。
●スマートフォンでは
スマートフォンによる鑑賞でも、感度が良いので、音量不足は感じないでしょう。
主に使用環境がスマートフォンがメインという事であれば、エントリーモデルのEA500を選択された方が良いですね。
サウンド傾向も比較的似てますし、EA2000より更に感度が良いので、EA500。
●総括
手持ちのイヤホンでは、最も素晴らしいサウンドを鳴らす一本となりました。
ただ、私好みという主観がどうしても入ってしまいます。
ゼンハイザーのIE300と共にVGP金賞受賞しているみたいですが、キャラクターが思い切り違うので、比較参考にしない方が良いです。
市場での評価も高いイヤホンですが、私個人としては個性的、やや癖のあるイヤホンという印象です。
ですので、絶賛のレビューなどを見ても、安易に無試聴購入しない方が良いです。
ご自身の耳で聴いてみて、コレは素晴らしいと感じたら購入すべきで、いまいち良さが実感出来ないと感じたのであれば、別のイヤホンを探した方が良いですね。
最後に、
●プラグモジュールのガタつきについて
プラグモジュールは取り外しにくく、取り付けづらいです、ここの使い勝手が良くないですね。
2回ほど交換しただけで、カチッとはまらずグラグラとガタつきが発生しました。
しかし、音切れなどせず、問題なく音は鳴ります。
イヤホンの下に収納されている、説明書に、水平方向のグラつきは正常です、と書いてあり、安心しましたが。
プラグモジュールの着脱を繰り返すと発生する、ガタつきは正常な動作のようですので、ご安心下さい。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- オーディオ
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