NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S
- 1.4倍テレコンバーターを内蔵した大口径超望遠単焦点レンズ(ニコン Z マウント)。すぐれた光学性能を追求する「S-Line」に属する。
- 600mmと840mmの2つの焦点距離を瞬時に切り換え可能。従来機「AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR」より約550g軽い、質量約3260gを実現。
- AF駆動用モーターに独自の「シルキースウィフトVCM(SSVCM)」を採用し、高速化、高精度化、静音化を同時に実現。駆動音はほぼ無音レベルまで抑えている。
最安価格(税込):¥1,970,100
(前週比:±0 )
発売日:2022年11月25日

2023年2月3日 05:02 [1677808-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 5 |
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表現力 | 5 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 5 |
【はじめに】
2023年中に「NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S」を購入したいと思い「NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S」との実機比較をニコンプラザ東京でさせて頂きました。限られた時間でしたので、充分な情報とは言えませんが、自分なりに感じた事を書いてみたいと思います。機材はZ9を使う予定でバージョンも3.01までアップしいてあります。
【操作性】
私は交通事故で左腕が不自由なので、基本は三脚固定で、主に渡り鳥を撮影します。各種リングの配置についてはご意見が分かれるとは思いますが、私は現状の設計に慣れる事を優先します。というのも各レングの位置を統一して東明がってを良くしておく統一感を出す程の望遠レンズを持っていないからです。それで困ったら、各リングに角割を割り当てて行う様にするので、極端に大きな障壁にはなっていません。重量も左腕(左肩)を交通事故で怪我を負わされた身としては重いですが、ひとたび三脚に乗せてしまえば、後はドットダイトも併用しながら楽しくかつ真剣に撮影しています。
【表現力】
ニコンプラザ東京に出向いた目的は「Z 600mm f/4」と「Z 800Amm /6.3」の写り具合が、予算と言う天秤にかけた場合にどうなるのか、という事を判断したかったからです。にンコプラ東京では飛翔する野鳥などの被写体を追いかける事は無理なので、遠くのビルへの合焦速度や、合焦レベルや分解能を自分なりにみました。結論から申し上げれば、解像度や微細な表現は600mm f/4が上でしたが、それを「価格と言う天秤にかけた場合にどう判断するか」これが最も難しいと感じました。たた注意しておきたいのは、600mm f/4は1.4倍の専用TCを内蔵しているので、被写体との距離に応じて600mmと840mmが瞬時に切り分けられ、かつ800mmで写してもf/5.6という明るさなので、自分が棺桶に入るまでに手にすべきレンズが600mm f/4になるだろうなあと感じた次第です。内蔵 1.4 テレコンを使用時にも、描写性能の低下は全く気になりませんでした。しかも瞬時に切り替えられるのが野鳥撮影には超助かります。狭い画角で追尾している最中にレンズを動かくすことなく、継続して追尾出来る能力は何者にも代えがたい魅力がありました。
【携帯性】
600mm f/4は航空機内に持ち込めるバッグサイズになっているそうですから、安心しています。と言っても私の場合は、全国下道走行車中泊仕様の車にしてあるので、どこへでも、のんびりと機材を積んで移動します。流石にカラーマネジメントモニターまでは積めませんが、ハイスペックなノートPCやプリンタも積み込んでいますので、必要に応じて車内で印刷して最終確認していますので、レンズの携帯性は全く気になりません。
【機能性】
1.4 倍のテレコン内蔵なので、840mm f/5.6相当のレンズとしても使える事から、これだかでも充分なのですが、単焦点であるが故に、更にテレコンを装着して、ロマン砲で写してみたいという意欲を掻き立ててくれます。長焦点化が可能です。もちろんDX クロップはこれまでも多用してきましたが、多彩な焦点距離を使いこなす事が出来るので、写す楽しみは更に広がると思い、これは800mm f/5.6とは異なる魅力だと思っています。しかし、これの費用の天秤にかけて、どう判断するのか、その一点にかかっています。納期は気にしません。時間がかかっても良い物は確実に入手します。
【総評】
本レンズにはニコンの光学設計技術が集約されていると思いますし、縁あってZ9を入して1年以上が経過し、特にメカシャッターレスの恩恵には大いに助かっています。ある野鳥の夜明けの2時間で2万枚を撮ってもメカシャッターの傷み(耐久性問題)を全く気にする必要なないので、最新の手ぶれ補正システムを備えたZ9とのコンビで、ブレがなく、シャープでピントの合った画像を数多く撮影したいと思っています。年齢も年齢ですし、裸眼視力も衰えてきていますので、早期に入手して、Z9との組み合わせで「納得の一枚」を量産してみたいと思います。多くのユーザーの方がそうだと思いますが、まさに一生に一度限りのシャッターチャンスは多々あります。それを逃さないためにも、それに必要な機材として600mm f/4 は何としても導入したいと決意した次第です。導入後は、内蔵テレコンを使うと思うのですが、意外と軽く動くので、この光学制度はどのように維持されるのかも勉強させて頂いて、末永くとはいかない「自分の人生の最終ページを飾るレンズ」にしたいと思います。
参考になった19人
「NIKKOR Z 600mm f/4 TC VR S」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2023年3月2日 20:52 |
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2023年2月3日 05:02 |
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2023年1月27日 17:45 |
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2022年12月8日 18:31 |
レンズ
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