『ドアを開けなくても中身が見えて使いやすい！インテリア性も抜群』 ツインバード HR-EI35B 神野恵美さんのレビュー・評価

[神野恵美]

2022年11月24日 10:32 [1649081-1]

満足度	4

デザイン	5
使いやすさ	5
静音性	無評価
サイズ	4
機能	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

ドアを開けなくても中身が見えて使いやすい！インテリア性も抜群

冷蔵室庫内	中段冷凍室	下段が野菜室
向かって右側がミラーガラスで中身が見える	本体側面	独自の製氷皿が付属。フタに仕切りがあり、軽くひねるだけで簡単に氷を取り出せる

ツインバードの冷凍冷蔵庫2022年新製品。10月下旬に開催されたメーカー主催の発表会でチェックした。

基本的な仕様や大きさは、同時発売の「背伸びせず使える冷蔵庫」と共通。本体サイズ幅68.5×奥行63×高さ164.8センチ、4ドアタイプの冷凍冷蔵庫。定格内容量354Lで、冷蔵室191L、冷凍室103L、野菜室60L。冷凍室の性能はフォースター（-18℃以下）を取得している。

「背伸びせず使える冷蔵庫」と異なるのは、”タッチ＆ビュー機能”を搭載していること。向かって右側のドアがミラーガラスになっており、ドア下のセンサーにタッチすることで、庫内のライトが点灯し、ガラス越しに庫内が見える。ライトの明るさは2段階で切り替えられ、消灯時も自然で空間になじむデザインが秀逸。ドアを開けずに中身が見えるので、ドアを開閉する回数や時間が減り、冷気漏れが少なくなり、消費電力も抑えられる。

「背伸びせず使える冷蔵庫」と同様に、高さが低く、奥行きが浅く設計された本体サイズも特長。高さはこのクラスの容量の冷蔵庫の平均よりも約11センチ低く、奥行もクラス最薄。小柄な人でも無理なく最上段の奥まで手と目線が届き、使いやすい。

高さや奥行を抑えながらも横幅を若干広げることで、クラス最大の容量の冷凍室を装備。一般的な冷蔵庫で採用されているサイズとは若干異なるため、購入時には設置スペースや搬入経路も含めて確認をしておきたい。

”タッチ＆ビュー機能”以外の機能はいたってシンプルで、自動製氷などの機能は備えていない。ただし、付属のオリジナルの製氷皿が地味に便利。蓋付きで水がこぼれにくく、軽くひねるだけで簡単に氷を取り出すことができる、ちょっとしたアイディアアイテムだ。

ドア材に鏡面ガラスを採用しているため、手垢がつきやすかったり汚れが目立つのではないかと思ったが、さほど気にならなかった。フラットなのでお手入れもしやすい。ワインセラーのような美しく洗練されたデザインなので、キッチンに設置しておくのはもったいない。インテリア性抜群なので、リビング・ダイニングにあっても違和感がないと思う。