エオリア CS-LX563D2
排気換気を搭載したルームエアコン
プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2022年11月24日 13:27 [1649113-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 4 |
|---|---|
| 使いやすさ | 4 |
| パワー | 4 |
| 静音性 | 4 |
| サイズ | 4 |
| 除菌・消臭 | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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室内機(上)と室外機(下) |
室内機(側面) |
フィルターお掃除ロボットを搭載。ダストボックスに溜まったホコリは約1年に1回捨てる |
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室外機のカットモデル |
室外機に搭載された「換気・除加湿ユニット」内部 |
パナソニックのルームエアコン「エオリア」の2023年モデル。9月中旬に行われたメーカー主催の新製品説明会でチェックした。
LXシリーズは、「エオリア」ブランドの中でもフラッグシップにあたる。前年モデルから"給気"換気機能を搭載したが、新たに"排気"換気機能を追加し、室内の空気を屋外に排出することも可能になった。室外ユニットに設けた給排気切替弁と室内外切替弁の独立した開閉弁を搭載したことにより、風路の気密性を確保しながら空気漏れを最小限に抑えた高い換気量を実現している。
リモコンで「給気換気」「排気換気」を切り替えられるだけでなく、「AI快適おまかせ」運転時は、室内外の温度、湿度の状況に応じて、給気/排気を自動で選択。冷暖房しながらの換気に加えて、単独での換気運転も可能で、室内のにおいや湿気を外に排出するのにも有効。
室外機の換気・除加湿ユニットと室内機を繋ぐホースに、マフラーを新たに搭載。給排気用の風路を最適化することで、換気時の運転音も抑えられている。
従来からのフィルターの自動掃除機能に加えて、新たに「抗ウイルスエアフィルター」を採用。エアフィルターに銀イオンに加えて、抗ウイルス剤をコーティングしたもので、捕集したホコリに潜む菌の増殖を抑制し、特定のウイルスの数を減少させる効果があるとのことだ。
送風ファンにも防汚・防カビコーティングが施されており、ホコリの付着やカビを防いでくれる。パナソニック独自のイオン発生技術「ナノイーX」と組み合わせることで、エアコン内部の清潔性をさらに向上させている。
冷房時の新機能として、新たに「しっとり冷房」を搭載。設定温度に到達した後に、湿度をコントロールすることで、冷房による乾燥や冷えを抑えながら省エネ性も実現している。
暖房機能では、オンにする時間帯をAIが朝昼晩・曜日ごとに学習する機能を搭載。自動で予熱運転を行い、運転スタート後すぐに温風を吹き出せる「すぐでる暖房(AIチャージ)」も搭載し、吹き出し温度が40℃に到達するまでの時間が従来機に比べて約30%アップしたとのこと。
Wi-Fi経由でスマートフォンと連携する「エオリア アプリ」は画面デザインが刷新。よく使う操作ボタンを画面下部に集約させるなど、直観的で片手でも操作しやすい構成に改良されている。
換気と加湿が行えるエアコンとしては、ダイキンの「うるさら」シリーズが代表格だが、パナソニックの「エオリア」もフラグシップモデルで、年々それぞれ対応し、追随している印象。今回のモデルでは排気にも対応するなど、真っ向から勝負を挑んでいる印象だ。
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