OSMO ACTION 3 アドベンチャーコンボ
- カメラを水平/垂直に素早く取り付けられるクイックリリース設計を採用したアクションカメラ。最大4K/120fpsの動画を撮影でき、超広角155度FOVを採用。
- 前面と背面にはフルカラーのタッチ画面を搭載し、パラメーター調整や映像の確認が簡単。耐寒性は-20度、バッテリー駆動時間は160分、水深16m防水。
- カメラ単体で急速充電技術に対応し、18分で80%まで充電でき、その状態で約2時間撮影できる。付属品が充実した「アドベンチャーコンボ」仕様。

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2022年10月19日 22:12 [1634759-1]
満足度 | 5 |
---|
デザイン | 無評価 |
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画質 | 4 |
操作性 | 5 |
機能性 | 5 |
バッテリー | 5 |
携帯性 | 無評価 |
液晶 | 4 |
音質 | 5 |
GoPro HERO11,Insta360 ONE RS(4Kブーストレンズ)も使っていましたので、それらとの比較も交えてのレビューです。
【デザイン】
GoProと同じアクションカメラとしてはスタンダードなデザインです。
シボ加工になっているので傷は目立ちにくいですが、目新しさは特にないです。
【画質】
私の主観ではGoPro HERO11の方が精細感がありAction 3よりも一歩上手と感じました。
Action 3もハイレベルだとは思いますが、GoPro HERO11と比べて白飛びしやすくダイナミックレンジが狭いと感じます。
絵作りの傾向としてGoPro HERO11はシャープでビビッド、Action 3は若干ソフトでナチュラルという印象です。
Insta360 ONE RSはその中間という感じでしょうか。
夜間はどの機種も団栗の背比べですが、Action 3は暗くてもノイズを抑える方向性になっています。
(GoPro HERO11は明暗差の激しい状況にあっても白飛びを極力抑え、できるだけ明確かつ明るく撮影する方向性ですがノイズは多めです。)
画質優先ならばGoPro HERO11かと思います。
ただし、Action 3は10bit対応が控えていますので、その結果次第ではGoPro HERO11に肉薄する可能性も秘めています。
【操作性】
タッチパネルの反応はGoPro HERO11と同レベルのサクサク感で、操作に対するストレスはありません。
(Insta360 ONE RSは画面が小さいこともありますが、この2機種よりは悪い)
各種インターフェースのアクセスにおいては、Action 3の方がダントツで良いです。
USB-C端子とバッテリーで別々に配置されていたり、フロントモニタはタッチ対応など、GoProにはないきめ細かな使いやすさがあります。
特にバッテリーやUSB-C端子の蓋の開けやすさには感動しました。
(GoProのバッテリー蓋は固すぎるし、Insta360 ONE RSは標準バッテリーだとマウント兼用の保護ケースを外さないと交換できないので、バッテリー交換は極力避けたいというのが本音。)
【機能性】
FOV155度、4K120Pまでの対応、45度水平維持など、激しいアクティビティーの撮影にも十分耐えられるスペックかと思います。
当方はツーリングの記録をメインとして購入したので、FOVも十分で、機能も使いこなせないぐらいに多いと感じます。
4K60P、Rocksteadyオンでもクロップ率は低く抑えられていて、30Pと60Pで画角が変わらないというのも非常に良いです。
マグネット固定のマウントは本当に使いやすいです。
防犯のため、ツーリングの休憩時はカメラを取り外すのですが、わざわざスクリューを回さなくても本体だけをサクッと外せますし、取り付けもワンタッチなので、気軽に使えるアクションカメラとしてのアドバンテージになると思います。
外部マイクも、専用のアダプタの必要なGoPro HERO11やInsta360 ONE RSと違い、汎用のUSB-C⇔3.5mm変換アダプタが使えるのは、うれしいポイントです。
純正のスマホアプリであるDJI MIMOは本体との接続が途切れても、すぐに再接続されますし、アプリ自体も非常に安定していると感じました。
【バッテリー】
当方の経験上、静止状態かつ4K60Pで熱停止せずバッテリー切れまで撮影できた機種はAction 3が初めてでした。
(外気温25度程度、バッテリーフルの状態から切れるまで約70分連続撮影出来ました。)
モトブログや車載動画など、長時間撮影が必要な用途の方にはストロングポイントになると思います。
バッテリーの持ちはInsta360 ONE RSと同程度ですが、熱への強さ、本体、充電ケース含めたUSBPD対応(9V出力を確認)のスペックを考慮すると、今出回っているアクションカメラにおいて、Action 3の電源周りの性能は最強と言っていいと思います。
【液晶】
表面はQVGA,裏面はVGAクラスの解像度なので、画面サイズからすれば十分な解像度で見やすいです。
Action 2のように見やすさならば有機ELという選択肢なのでしょうが、特に問題はないと思います。
【音質】
内蔵マイクの収音性能は他社と比べても一歩リードしていると思います。
車載で試しましたが、自身の声やナビの音声、エンジン音は発生源までの距離がわかるレベルで鮮明に記録されていましたし、ノイジーさもあまり感じられませんでしたので、十分聞ける音で収録されていました。
これなら外部マイク使わなくても十分運用できそうです。
【総評】
Insta360 ONE RSの360度撮影やGoPro HERO11の画質といった飛び抜けた特徴はありませんが、アクションカメラとしての使い勝手を追求し、先代Actionのネガを潰した優等生的な製品だと思います。
マグネットマウントの利便性もさることながら、USBPD対応、モバイルバッテリー機能といった、システム全体での利便性向上のアイデアは、ユーザー目線で作りこまれた製品だと感じます。
当方、過去にはSONYも含めてアクションカメラはを数機種使ってた中で、どの機種も何かしらの妥協点があったものの、本機において妥協すべき点はほとんどなく、ノンストレスで使えそうなので、GoPro HERO11とInsta360 ONE RSから鞍替えすることにしました。
長時間撮影によるファイル分割制約で、わずかながらドロップフレームが発生する点は気になるものの、それを考慮しても十分満足できる製品です。
今後のファームウェアアップデートにも期待しています。
- 撮影シーン
- 旅行
参考になった15人
「OSMO ACTION 3 アドベンチャーコンボ」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年12月16日 13:56 |
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2022年10月19日 22:12 |
ビデオカメラ
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