MOMENTUM 4 Wireless [BLACK]
- 自動最適化するハイブリッド&アダプティブノイズキャンセリングと自然な外音取り込み機能を搭載したワイヤレスヘッドホン。aptX Adaptiveに対応。
- 最大60時間再生が可能なバッテリーを採用。ヘッドホンを外すと自動で停止、装着すると自動で再生を開始する「スマートポーズ機能」を搭載。
- オートオン/オフ機能により、ヘッドホンを持てば自動で電源オン、使わない状態で15分放置すれば自動で電源オフになる。
MOMENTUM 4 Wireless [BLACK]ゼンハイザー
最安価格(税込):¥49,401
(前週比:±0 )
発売日:2022年 8月31日
『エージングで評価は一変する。音は非常に良い。』 みうしんさん のレビュー・評価


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2022年12月16日 06:44 [1656163-2]
満足度 | 5 |
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デザイン | 2 |
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高音の音質 | 5 |
低音の音質 | 5 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 3 |
2022年12月16日、100時間以上エージング後の評価。Sennheiserの同クラスだと以前からMOMENTUM3を使用、他にHD660Sや外出時はMTW3も使用中。他社製品はS社、B社など含め多数のため割愛。
【デザイン】
購入前から分かり切っていたが、高級感の欠片もない。アフター品でせめてシープスキンのイヤーパッドが出ると良いのだが…ビーガンレザーなどと言葉を変えても所詮は合皮で蒸れる。定期交換が推奨されているため、そもそも消耗品ととらえるべきか。
とはいえフィット感は抜群に良く、肌触りは前作に遠く及ばないものの、安定性は高い。
ヘッドバンドはイヤーパッドと違って交換できない部品のため、シリコン素材はメンテ面・耐久性を考えるとレザーより良いかもしれない。
操作性に関しては直感的で良いUIだとは思うが、個人的には手袋使用時などでも安定して操作できる機械式のUIの方が好み。誤操作は少なく、悪くない。
接続に関してはiPhone11ProMAX(AAC)、Windows10(USB-C接続、16bit48kHz)、BT-T100(Apt-X)で行ってるが、いずれもトラブルなく使えている。マルチポイントはスマホ優先、という点さえ押さえておけばトラブることもないだろう(スマホ2台以上は考慮されていないように思われる)。
【高音の音質】【低音の音質】
エージング後、正直驚いた。これはワイヤレスヘッドホンなんだろうかと。密閉型とは思えないほどの音場の広さに加え、これが傾斜バッフルの効果なのか、目を閉じると確かに自分の目の前にバンドが、オーケストラが、歌手が、定位良く展開される。
低域は深く沈み込み、それでいて解像度が非常に高い。コントラバスやバスドラムもボワつくことなく、まるでライブ会場にいるかのような音圧すら感じる。低音の量は多いのだが、エージング前と比べて奥から力強く支えており、主旋律を邪魔することがなくなった。
中高域の抜けはまさにSennheiserサウンド。煌びやかに美しく伸びて主旋律やボーカルを美しく彩る。バランスとしてはやや低域が強い軽ドンシャリで、昨今のSennheiserの特徴と言えるかもしれない。このヘッドホンはモニターヘッドホンではなく、明らかにリスニング用ヘッドホンである。出先のカフェで、オフィスで、電車や空港で使うことを想定しているのだろう。
また、ワイヤレスヘッドホンの特性か、内部にDACを持つ影響かはわからないが、クロストークをほぼ感じられないため、昔のビートルズのような完全に左右に音を振り分けたような音源では違和感を感じるかもしれない。通常のステレオ録音の楽曲ならもちろんこれはメリットであるし、音場の広さと定位の良さにつながっていると思われる。
コンプレッションの強くかかった現代のポップミュージック(米英・日・韓問わず)では本領を発揮することはないもののノリよく聞かせてくれる力量があり、クラシックや大編成のジャズなどを流した時に真価を見せる。これと同等以上のワイヤレスヘッドホンとなると、ややモニターライクではあるもののPx8くらいしか候補にあがらないのではないか。
【フィット感】
上述したが、抜群に良い。その結果として合皮というのも相まって蒸れやすいのは御愛嬌。
【外音遮断性】
同社MTW3の純正イヤーピースと同程度だが、風切り音低減をオートにしても消しきれない。これは構造上仕方がないことではある。また、MTW3をCOMPLYのチップに変えると大幅に遮音性が上がるため、そちらと比べると明確に不利(というかそちらはS社に匹敵するレベル)。S社やB社とは比べるべくもないが、前作よりは改善している。
ホワイトノイズが無音時に限って右側から入るが、おそらくフィードバックエラーだろう。
【音漏れ防止】
評価できる人が周囲にいないため割愛。フィット感は良いため大丈夫だろう。
【携帯性】
前作の折り畳み機構、社外のケースを使えばコンパクトに収まっていたことから、どうしても大きくなってしまったなという印象あり。ただ、本体への負担を考えると樹脂多用の本製品では仕方がないともいえる。ケース自体は高級感があり、また内部にケーブルを収める箇所もあるためGOOD。
だがこのクラスで携帯性を気にする人がどれだけいるだろうか。ということで☆3とはしているが実質無評価だと思ってほしい。
【総評】
デザインはお世辞にも良いとは言えないが、音だけで見るのであれば非常に素晴らしい。外出先でこれだけの音が手に入る時代が訪れた。とはいえ音の方向性としてはリスニング的。まるでコンサートホールにいるかのような音で楽しめる。決してモニター的ではないので、カリカリカチカチした音で粗探しをしたいのなら別製品を。利便性が欲しいなら定番のS社やB社を。
だが外出先でも音楽を美しく聞きたのであれば、コストさえ許すのであれば、大多数の普通の音楽リスナーにオススメできるものである。
――過去レビューサマリ――
2022年12月8日、使用10時間程度までの購入直後のファーストインプレッション(音質のみ)。
中高音はがブーミーな低解像度で量感だけ多い低音に埋もれる。繊細なSennheiserの音はどこへ行ったのかという疑問。ボーカルが頭蓋内定位しているにも関わらず遠く感じる。
ただ、ハイハットなどは遠くで綺麗に鳴っているように聞こえるため今後が楽しみではある。
音場は狭く、団子になって埋もれている。ほとんどの音が頭蓋内に定位、一部が耳から近い位置で鳴っている印象。良くも悪くも定番のS社やB社と同程度で、Sennheiserの良さが出ていない。
――過去レビューサマリここまで――
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった2人(再レビュー後:2人)
2022年12月8日 12:50 [1656163-1]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 2 |
---|---|
高音の音質 | 3 |
低音の音質 | 3 |
フィット感 | 5 |
外音遮断性 | 4 |
音漏れ防止 | 無評価 |
携帯性 | 3 |
2022年12月8日、使用10時間程度までのインプレッション。オーストラリアでの購入だが国内仕様と同じものだと思われる。
Sennheiserの同クラスだと以前からMOMENTUM3を使用、他にHD660Sや外出時はMTW3も使用中。他社製品はS社はB社など含め多数のため割愛。
同社商品でエージング前の評価ではあるため、今後変わることは分かり切っているが、購入直後のファーストインプレッションを記載。
デザイン:これに関しては購入前から分かり切っていたが、高級感の欠片もない。アフター品でせめてシープスキンのイヤーパッドが出ると良いのだが…ビーガンレザーなどと言葉を変えても所詮は合皮で蒸れる。定期交換が推奨されているため、そもそも消耗品ととらえるべきか。
とはいえフィット感は抜群に良く、肌触りは前作に遠く及ばないものの、安定性は高い。
ヘッドバンドはイヤーパッドと違って交換できない部品のため、シリコン素材はメンテ面・耐久性を考えるとレザーより良いかもしれない。
操作性に関しては直感的で良いUIだとは思うが、個人的には手袋使用時などでも安定して操作できる機械式のUIの方が好み。とはいえ誤操作は少なく、良いものではあると思う。
接続に関してはiPhone11ProMAX(AAC)、Windows10(USB-C接続、16bit48kHz)、BT-T100(Apt-X)で行ってるが、いずれもトラブルなく使えている。マルチポイントはスマホ優先、という点さえ押さえておけばトラブることもないだろう(スマホ2台以上は考慮されていないように思われる)。
音質:中高音はがブーミーな低音に埋もれている。まるで米国B社のヘッドホンを聞いているかのような低い解像度で量感だけ多い低音に驚かされる。繊細なSennheiserの音はどこへ行ったのかという疑問。ボーカルが頭蓋内定位しているにも関わらず遠く感じる。
MOMENTUM3ではシャリつく高音がやや耳につく印象はあったが、こちらは現時点では低音に埋もれて潰されているため評価は難しい。ただ、ハイハットなどは綺麗に鳴っているように聞こえるため今後が楽しみではある。
音場については特に広いといった印象もなく、団子になってこちらも埋もれている。ほとんどの音が頭蓋内に定位、一部が耳から近い位置で鳴っている印象。良くも悪くも定番のS社やB社と同程度で、Sennheiserの良さが出ていない。
フィット感:上述したが、抜群に良い。その結果として合皮というのも相まって蒸れやすいのは御愛嬌。
遮音性:同社MTW3の純正イヤーピースと同程度だが、風切り音低減をオートにしても消しきれない。これは構造上仕方がないことではある。また、MTW3をCOMPLYのチップに変えると大幅に遮音性が上がるため、そちらと比べると明確に不利(というかそちらはS社に匹敵するレベル)。S社やB社とは比べるべくもないが、前作よりは改善しているため良しとする。
音漏れ防止:評価できる人が周囲にいないため割愛。フィット感は良いため大丈夫だろう。
携帯性:前作の折り畳み機構、社外のケースを使えばコンパクトに収まっていたことから、どうしても大きくなってしまったなという印象あり。ただ、本体への負担を考えると樹脂多用の本製品では仕方がないともいえる。ケース自体は高級感があり、また内部にケーブルを収める箇所もあるためGOOD。
だがこのクラスで携帯性を気にする人がどれだけいるだろうか。ということで☆3とはしているが実質無評価だと思ってほしい。
以上、厳しめの評価だが、エージング前の評価のため容赦してほしい。
- 主な用途
- 音楽
- 接続対象
- スマートフォン・携帯電話
参考になった0人
「MOMENTUM 4 Wireless [BLACK]」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年12月16日 20:44 |
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2022年12月16日 06:44 |
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2022年10月13日 23:56 |
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2022年9月30日 23:58 |
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2022年9月11日 11:07 |
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2022年9月10日 14:08 |
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2022年9月9日 17:20 |
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2022年9月8日 22:33 |
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2022年9月5日 22:29 |
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2022年9月5日 01:29 |
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