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2023年10月11日 21:58 [1759187-3]
| 満足度 | 4 |
|---|
| 見やすさ | 4 |
|---|---|
| 携帯性 | 5 |
| 操作性 | 5 |
| 機能性 | 5 |
| 耐久性 | 5 |
| デザイン | 5 |
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|---|---|---|
外箱 |
箱を開けると |
シンプルなフォルム |
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|
40o対物レンズ |
回答文 |
【見やすさ】
初めて覗いて、S/N比が高い(=ヌケが良い、コントラストが高い)! 解像度が高い! と強く印象に残る。
40年以上使い続けてきたN社製双眼鏡の画が黄色がかっていたことを再認識しながら、悦に入って晴天の日中の白いビルにレンズを向けると、周縁部に赤と青の盛大な色収差!
まさか! とケンコー・トキナーさんに現品を送ったところ以下のお返事を頂きました。
『ご指摘症状は製品仕様に因るものです。当製品は、フローライトレンズを使用していないため色収差は出てしまう仕様です。』
【携帯性】
野鳥観察用の双眼鏡は、昔も今も重量・サイズ・倍率・明るさのバランスが取れている8x30(倍率8倍・対物レンズ径30o)がスタンダード。
SFL 8x40の最大のウリは、それより明るい対物40mm径ながら、対物30o径並みの軽さとコンパクトさ。
更に良く設計されたストラップのおかげで、首から下げて山野を長時間歩いても負担を感じさせない。
軽さに加え、絶妙な重量バランスが相まって、防振機能が無くとも画像は安定しています。
【操作性】
厚い手袋をはめた氷点下の屋外でも真夏の水辺でも同じトルクで滑らかに回る大径のピントリング。
動かそうと力を込めない限り動かないゴムローレットをまとった視度調整リング。
3クリックをきっちり刻むアイピースリング。
後付けながらボディと一体化したら外れなくなる対物レンズキャップ。
スペックシートには現れない所で、優れた道具とはこういうものだ!と静かに主張しています。
【機能性】
最短合焦距離1.5mとは、屋外で双眼鏡が植物や昆虫を観察するルーペにもなりうる、ということを教えてくれます。
【耐久性】
先日、観察中にカラスの落し物が対物レンズを直撃。応急清掃した後、どこにも不具合は発生せず、防塵防滴を証明しました。
【デザイン】
ZEISSのロゴ以外何の飾りもない質実そのもの。屋外の自然観察で、双眼鏡は目の延長として使う道具。質実な外観こそが機能美。
【総評】
SFLシリーズの設計思想はとても明快。
薄暗い森の中で野生動物を観察するために世に送り出された道具。
昼でも思いのほか暗い森の中、40o径による明るさとピントの薄さは、対象物をくっきりと浮かび上げ、
ヌケの良さと分解能の高さは対象物を際立たせてくれます。
首に提げた時の秀逸な重量バランス。軽く、堅すぎず柔らか過ぎないクッションのストラップは軽い本体を更に軽く感じさせます。
無骨そのもののデザインと相俟って、山道を歩き続けても存在を主張しない、静かに仕事の時を待つ相棒です。
しかし、森を抜けだし、明るい干潟や、石ころだらけの河川敷に到着すると頼りになる相棒は突如豹変。
河原の石やブロックの端は紫や緑に縁どられ、チドリを探しだすのはほとんど不可能。干潟のシギの白いお腹にも図鑑にはない紫や緑の腺が。
炎天下の干潟で途方に暮れていると、周囲にはいつの間にか三脚に載ったフィールドスコープたち。
森の鳥よりはるか彼方のシギやチドリの観察は高倍率の彼らの仕事。ここでの相棒の役割はスコープの照準を合わせるためのガイドスコープですから。
SFL 8x40の設計思想は、主たる使用フィールドを山野と想定。Victory SFと同程度の光学性能を持たせながら小型軽量化し、硝材を蛍石からUHDに替えることで価格を抑えたもの。
ここを理解して使えば、得難い相棒となる道具です。
※画像を追加しました
- 使用目的
- 植物・動物観賞
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