『緩く遊ぶ分には操作は快適だが、難易度を上げると操作が大変そう』 スクウェア・エニックス The DioField Chronicle [Nintendo Switch] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2023年9月19日 19:33 [1760474-1]

満足度	4

操作性	3
グラフィック	4
サウンド	4
熱中度	4
継続性	4
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

緩く遊ぶ分には操作は快適だが、難易度を上げると操作が大変そう

パッケージ表面	パッケージ中身

・自らが購入した商品になります。

【概要】
・神話の時代が終焉を迎えた混迷の時代を舞台に、伝説となった傭兵団「ブルーフォックス」の記録を体験していくシミュレーションRPG。

・操作方法（バトル）
　Ｌスティック　カーソル移動
　Ｒスティック　カメラ操作
　Ａボタン　部隊選択・移動・決定
　Ｂボタン　キャンセル・戻る
　Ｘボタン　コマンド・ミッション表示切替
　Ｙボタン　範囲選択・移動経路
　Ｌボタン　部隊切替・ターゲット切替・戦闘記録の切替（前）
　Ｒボタン　部隊切替・ターゲット切替・戦闘記録の切替（次）
　ZLボタン　全部隊選択
　ZRボタン　戦況確認
　方向ボタン左　ゲーム速度ダウン
　方向ボタン右　ゲーム速度アップ
　方向ボタン上　近辺攻撃
　方向ボタン下　進軍停止

・タイトルメニューから選べる項目は４種類。
「Continue」前回の続きから
「Load Game」セーブデータからの再開
「New Game」新規にゲームを始める
「Options」各種設定

・購入品。


【評価】
・拠点では、３Ｄ空間を客観視点でキャラクターを操作して、装備を整えたり、仲間と会話したりしてストーリーを進めて行き、クエストを決めると、戦場では俯瞰視点で複数のユニットに指示を与えて戦っていく。ゲームを始めると、最初に３人の傭兵でバトルを行い、チュートリアルをこなすことで、バトルの戦い方と、３人の境遇を把握した上で、自然な形でゲームに入っていくことができる。ストーリーを進めると、新しい仲間が入ってくるため、３人の傭兵を主にしつつ、他のキャラクターとの関係性を理解しながらゲームを進めて行くことになる。

・全体的なビジュアルの雰囲気がスクウェア的。個人的にはスクウェア時代のＲＰＧ系タイトルの雰囲気を意識して作られているように感じた。

・バトルはマウスオペレーションに適しているのではないかと思われる構成で、Ｌスティックでカーソルを移動し、Ｒスティックでカメラを操作して、それなりに快適な操作をすることができる。ユニットは単体で指示を与えることができるが、□ボタンを押しながらカーソルを広げることで、複数のユニットをまとめて指示することもでき、大雑把な指示を与える分には、そこそこ快適に戦える。今回は低い難易度でプレイしているので、まとめて攻撃をすることで何とかなっているが、個別対応しようとすると面倒になるのではないかと思われる。

・PS4版やPS5版と比較しても、それほどデメリットは感じず、4Kなど解像度の高いテレビでのプレイや、ロード時間などに違いはありそうだが、あまりハードさを感じずにプレイできそう。ゲーム内容的には携帯モードに向いていそうだが、ビジュアルが全体的に暗めで、文字サイズもあまり大きくないため、携帯モードではいまいち遊びにくい。


【まとめ】
・スクウェアらしさとリアルタイムシミュレーションに興味があれば、プレイして問題ないタイトルだと思います。但し、携帯モードにはあまり期待しない方がいいかもしれません。