『豪快にプレイすれば楽しいけど、緻密に遊ぼうとすると厳しいかも』 スクウェア・エニックス The DioField Chronicle [PS4] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2023年9月19日 19:22 [1760466-1]

満足度	4

操作性	3
グラフィック	4
サウンド	4
熱中度	4
継続性	4
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

豪快にプレイすれば楽しいけど、緻密に遊ぼうとすると厳しいかも

パッケージ表面	パッケージ中身

・自らが購入した商品になります。

【概要】
・後の世に語り継がれる傭兵団「ブルーフォックス」の活躍を体験するシミュレーションRPG。

・操作方法（バトル）
　左スティック　カーソル移動
　右スティック　カメラ操作
　○ボタン　部隊選択・移動・決定
　×ボタン　キャンセル・戻る
　△ボタン　コマンド・ミッション表示切替
　□ボタン　範囲選択・移動経路
　L1ボタン　部隊切替・ターゲット切替・戦闘記録の切替（前）
　R1ボタン　部隊切替・ターゲット切替・戦闘記録の切替（次）
　L2ボタン　全部隊選択
　R2ボタン　戦況確認
　方向キー左　ゲーム速度ダウン
　方向キー右　ゲーム速度アップ
　方向キー上　近辺攻撃
　方向キー下　進軍停止

・タイトルメニューから選べる項目は４種類。
「Continue」前回の続きから
「Load Game」セーブデータからの再開
「New Game」新規にゲームを始める
「Options」各種設定

・購入品。


【評価】
・拠点では、３Ｄの建物内を移動して会話をしながらストーリーを進めて行き、戦場ではユニット単位で指示を与えて戦っていく。ゲーム開始時に、チュートリアルがてらに、３人のキャラクターを動かしてバトルを行うため、主要キャラクターの気持ちを踏まえたうえで、ゲームを進められるようになっている。

・バトルはリアルタイムに進行するタイプで、ユニット単位で指示を与える際には時間が止まり、早送りができるため、自分なりのペースでゲームを進められる。

・バトルは、マウスオペレーションに向いていそうなスタイル。２つのスティックでカーソルとカメラの操作ができるため、マップを大雑把に見ている分には快適操作。複数のユニットにまとめて指示を与えることができるため、まとめて同じ行動をさせるときの操作も快適。ボタンを駆使して細かい操作をしようとすればするほど面倒なので、難易度を落として一斉攻撃系の戦い方をすると豪快で面白くなるが、難易度を上げるといろいろと不備が目立つのではないかと思われる。

・ビジュアルや演出にかつてのスクウェアを感じる。ストーリー進行時の演出にはいろんなテイストのビジュアルが使用されていて雰囲気が良く、ボイスの演出もいい。それに対して、拠点でキャラクターを動かし会話するような場面がどうしても寂しく感じてしまう。ジオラマに魅力を感じ、リアルっぽいところに物足りなさを感じる。


【まとめ】
・かつてのスクウェアのゲームに何かしらの親近感があり、リアルタイムバトルを楽しみたいのであれば、十分に興味を持ってプレイできるゲームだと思いました。