『９０年代スクウェアの雰囲気で、リアルタイムシミュレーションを』 スクウェア・エニックス The DioField Chronicle [PS5] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2023年9月19日 19:28 [1760470-1]

満足度	4

操作性	3
グラフィック	4
サウンド	4
熱中度	4
継続性	4
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

９０年代スクウェアの雰囲気で、リアルタイムシミュレーションを

パッケージ表面	パッケージ中身

・自らが購入した商品になります。

【概要】
・伝説となった傭兵団の記録を体験していくシミュレーションRPG。

・操作方法（バトル）
　左スティック　カーソル移動
　右スティック　カメラ操作
　○ボタン　キャンセル・戻る
　×ボタン　部隊選択・移動・決定
　△ボタン　コマンド・ミッション表示切替
　□ボタン　範囲選択・移動経路
　L1ボタン　部隊切替・ターゲット切替・戦闘記録の切替（前）
　R1ボタン　部隊切替・ターゲット切替・戦闘記録の切替（次）
　L2ボタン　全部隊選択
　R2ボタン　戦況確認
　方向キー左　ゲーム速度ダウン
　方向キー右　ゲーム速度アップ
　方向キー上　近辺攻撃
　方向キー下　進軍停止

・タイトルメニューから選べる項目は４種類。
「Continue」前回の続きから
「Load Game」セーブデータからの再開
「New Game」新規にゲームを始める
「Options」各種設定

・購入品。


【評価】
・４つのユニットを個別、もしくはまとめて指示して戦わせるタイプのシミュレーションRPG。拠点で装備やスキルなどを整え、キャラクターを把握し、ストーリーに沿ってバトルに入っていく。バトルはリアルタイムに進行し、実際にプレイするとマウスオペレーションタイプのゲームのように感じるが、□ボタンを押して指示する範囲を決める際などに時間が止まるため、適度に思考時間を確保しながら、戦うことができる。

・ゲーム開始時に難易度を選べるようになっているため、緩くも厳しくもプレイすることが可能。

・他機種版をプレイしていて、ストーリー上の演出シーンなどでもやっとしたビジュアルがあり、ハードに依存した処理なのかと思っていたが、PS5版でプレイした際にも同じような見た目だったため、基本的なゲーム内容や演出については、どの機種でもさほど変化がないように思われる。フィギュアっぽい演出部分はフィギュアとして実感しつつも、キャラクターが動いている際の人形っぽさは、PS5版でも健在。

・PS4版とのあからさまな違いは、×ボタンが決定ボタン、○ボタンがキャンセルになっていること。


【まとめ】
・90年代のスクウェアっぽさを現代に時間軸を伸ばしたようなタイトル。リアルタイムシミュレーションに抵抗がなければ、ぜひプレイしましょう。多機種展開とはいえ、PS5にメリットはあまりなさそうです。