『掃除を感じさせることが少ない掃除機。掃除嫌いにお勧め。』 三菱電機 iNSTICK ZUBAQ HC-JD2B 多賀一晃さんのレビュー・評価

2022年 7月21日 発売

iNSTICK ZUBAQ HC-JD2B

  • 着脱がワンタッチでできるコードレススティッククリーナー。手前に引けばスティッククリーナーに、持ち上げればハンディクリーナーになる。
  • フラットヘッド機構を採用し、高さ約6cmまでの狭いすき間に対応。高効率の小型モーターで、コンパクトながらハイパワーを実現。
  • 毛絡み除去機能で回転ブラシを引き抜くだけで簡単に取れる。約70分の充電で約40分連続使用(標準の場合)でき、強運転も従来の約8分から約10分に延長。
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¥53,980

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店頭参考価格帯:¥53,980 〜 ¥69,800 (全国40店舗)最寄りのショップ一覧

タイプ:スティック/ハンディ/布団クリーナー 集じん容積:0.25L HEPAフィルター:○ コードレス(充電式):○ iNSTICK ZUBAQ HC-JD2Bのスペック・仕様

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iNSTICK ZUBAQ HC-JD2B三菱電機

最安価格(税込):¥53,980 (前週比:±0 ) 発売日:2022年 7月21日

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多賀一晃さん

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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度4
デザイン4
使いやすさ4
吸引力・パワー4
静音性3
サイズ5
手入れのしやすさ4
取り回し4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

掃除を感じさせることが少ない掃除機。掃除嫌いにお勧め。

掃除機、収納時。オブジェにしか見えない。

掃除機、サイドビュー。全てのパーツがポールより上側にあることが分かる。

本体。ハンディ掃除機部。アタッチメントがないと使えない。

部位により、「塗装」「メッキ」など、いろいろ使われている。

ヘッドローラーは、抜くことにより絡んだ髪の毛など全部取れる。

毛ブラシはスタンド装着できる。

発売当初10万円越え。今も平均売価 9万円と言う、高価格モデル。値上げが止まらない日本だが、ちょっと高いように感じられる。新機能の評価も含み当モデルをじっくり見直してみたい。

三菱のスティック型掃除機iNSTICKの最大の魅力は収納時のデザイン。一見して掃除機とはわからないだろう。ポイントはヘッドの収め方。前後逆に収納することにより、ヘッドがヘッドではなく、スタンドベースの一部になる。また、形もそうなっている。よくできたパズルのようだし、素晴らしい発想だ。

このため、出しっぱなしの掃除機にある清掃行為という生々しい感じがしない。何か置いてある感じ。強いて言うなら蝶の蛹だろうか。蛹から蝶を想像できないのに似ている。しかし、それはスティック型掃除機に求められる初動が遅いわけでない。

この凝ったスタンドは、手前に引くと、スティック型掃除機がまま外れる。上にあげるとハンディ型として外れる。スタンドには最もよく使うアタッチメント「毛ブラシ」が巧みに装備できるようになっており、ハンディ掃除機に即ハメられる。初めから、ハンディ掃除機を使う場合の初動時間は、多分もっとも短い上、スティック型掃除機の他の部分がとり散らかることもない。

掃除機としても、勘所は押さえてある。スティック型掃除機は、まだ完全完成とはいかない。バッテリーの大容量、長寿命化、モーターの小型、ハイパワー化、全体の軽量化が、進められている。それ以外に、ヘッドの毛がらみ対応、微細ホコリの見える化、ハウスダスト感知など、重量と機能の追求はまだ続いており、どこを強調するのかで、そのモデルの使い勝手が決まる。

当モデルは、かなり強力なバッテリー(強:10分、自動:約40分)、最大:125,000rpmの小型モーター、掃除機重量:1.9kgと、基本スペックはなかなかのモノ。またヘッドローラーに絡んだ毛を一度に取りきる機能を持つ。

しかし、欠点もある。スタンドでは、2つあるポール(1つはスティック型掃除機のポール)の間に、スティック型掃除機のパーツ(モーター、ダストボックス、ヘッドなど)を入れ込むため、思いパーツもポールの上側に配置されており、バランスがよくない。5分以上の連続使用は個人的にはしたくない。

どちらかというと、掃除好きではなく、掃除嫌いの人が短期にキレイにする。それを繰り返した結果、部屋がキレイになるという感じだ。掃除のための掃除機というより、掃除したくない人が、しなければならなくなった時、ちゃかちゃか使うというのが似合っている。アタッチメントも必要なものは全部揃っていると言っていい。このため掃除の仕方を考える必要はない。起きている時間のほとんどは、掃除をしないわけで、合理的というと極めて合理的な仕様だ。

一方、掃除は盛り上がらない。掃除はかなり能動的な家事で、多くの掃除機がポップなカラーリングを持つのは、気持ちを揚げるためだ。そういう盛り上がりはない。また、操作音はちょっとうるさい。特に、私がメーカーから借りた個体特有かもしれないが、ヘッドローラーの回転音が耳に付く。

また、デザインも気になる。当モデルは、樹脂に、塗装したり、メッキしたりしている。しかし、樹脂に対する塗装、メッキは安っぽく見えることが多く、一見高級オブジェに見えるこのモデルも、一度チープさを感じると、どうしようもなくなる。SDG'sで、樹脂再生が当たり前になると、塗装、メッキは余り良くない感じなのだ。10万円には、ちょっと足りていないように思う。三菱の家電は、ここ数年、量より質優先のように感じるが、デザインも機能もまだ先がある。頑張ってほしい。

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静音性3
サイズ5
手入れのしやすさ4
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掃除を感じさせることが少ない掃除機。掃除嫌いにお勧め。

掃除機収納時。オブジェにしか見えない。

掃除機、サイドビュー。全てのパーツがポールより上側にあることが分かる。

本体。ハンディ掃除機部。アタッチメントがないと使えない。

部位により、「塗装」「メッキ」など、いろいろ使われている。

ヘッドローラーは、抜くことにより絡んだ髪の毛など全部取れる。

毛ブラシはスタンド装着できる。

発売当初10万円越え。今も平均売価 9万円と言う、高価格モデル。値上げが止まらない日本だが、ちょっと高いように感じられる。新機能の評価も含み当モデルをじっくり見直してみたい。

三菱のスティック型掃除機iNSTICKの最大の魅力は収納時のデザイン。一見して掃除機とはわからないだろう。ポイントはヘッドの収め方。前後逆に収納することにより、ヘッドがヘッドではなく、スタンドベースの一部になる。また、形もそうなっている。よくできたパズルのようだし、素晴らしい発想だ。

このため、出しっぱなしの掃除機にある清掃行為という生々しい感じがしない。何か置いてある感じ。強いて言うなら蝶の蛹だろうか。蛹から蝶を想像できないのに似ている。しかし、それはスティック型掃除機に求められる初動が遅いわけでない。

この凝ったスタンドは、手前に引くと、スティック型掃除機がまま外れる。上にあげるとハンディ型として外れる。スタンドには最もよく使うアタッチメント「毛ブラシ」が巧みに装備できるようになっており、ハンディ掃除機に即ハメられる。初めから、ハンディ掃除機を使う場合の初動時間は、多分もっとも短い上、スティック型掃除機の他の部分がとり散らかることもない。

掃除機としても、勘所は押さえてある。スティック型掃除機は、まだ完全完成とはいかない。バッテリーの大容量、長寿命化、モーターの小型、ハイパワー化、全体の軽量化が、進められている。それ以外に、ヘッドの毛がらみ対応、微細ホコリの見える化、ハウスダスト感知など、重量と機能の追求はまだ続いており、どこを強調するのかで、そのモデルの使い勝手が決まる。

当モデルは、かなり強力なバッテリー(強:10分、自動:約10〜40分)、最大:125,000rpmの小型モーター、掃除機重量:1.9kgと、基本スペックはなかなかのモノ。またヘッドローラーに絡んだ毛を一度に取りきる機能を持つ。

しかし、欠点もある。スタンドでは、2つあるポール(1つはスティック型掃除機のポール)の間に、スティック型掃除機のパーツ(モーター、ダストボックス、ヘッドなど)を入れ込むため、思いパーツもポールの上側に配置されており、バランスがよくない。5分以上の連続使用は個人的にはしたくない。

どちらかというと、掃除好きではなく、掃除嫌いの人が短期にキレイにする。それを繰り返した結果、部屋がキレイになるという感じだ。掃除のための掃除機というより、掃除したくない人が、しなければならなくなった時、ちゃっちゃか使うというのが似合っている。アタッチメントも必要なものは全部揃っていると言っていい。このため掃除の仕方を考える必要はない。起きている時間のほとんどは、掃除をしないわけで、合理的というと極めて合理的な仕様だ。

一方、掃除は盛り上がらない。掃除はかなり能動的な家事で、多くの掃除機がポップなカラーリングを持つのは、気持ちを揚げるためだ。そういう盛り上がりはない。また、操作音はちょっとうるさい。特に、私がメーカーから借りた個体特有かもしれないが、ヘッドローラーの回転音が耳に付く。

また、デザインも気になる。当モデルは、樹脂に、塗装したり、メッキしたりしている。しかし、樹脂に対する塗装、メッキは安っぽく見えることが多く、一見高級オブジェに見えるこのモデルも、一度チープさを感じると、どうしようもなくなる。SDG'sで、樹脂再生が当たり前になると、塗装、メッキは余り良くない感じなのだ。10万円には、ちょっと足りていないように思う。三菱の家電は、ここ数年、量より質優先のように感じるが、デザインも機能もまだ先がある。頑張ってほしい。

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