『価格的には妥当な性能だが、SDM695で期待を煽りすぎた感がある。』 シャープ AQUOS wish2 A204SH ワイモバイル [アイボリー] 人生成り行き任せさんのレビュー・評価

AQUOS wish2 A204SH ワイモバイル [アイボリー]

「Snapdragon 695 5G mobile platform」を搭載した5G対応スマートフォン

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発売日:2022年 6月23日

キャリア:ワイモバイル OS種類:Android 12 販売時期:2022年夏モデル 画面サイズ:5.7インチ 内蔵メモリ:ROM 64GB RAM 4GB バッテリー容量:3730mAh AQUOS wish2 A204SH ワイモバイル [アイボリー]のスペック・仕様

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『価格的には妥当な性能だが、SDM695で期待を煽りすぎた感がある。』 人生成り行き任せさん のレビュー・評価

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満足度4
デザイン5
携帯性5
レスポンス3
画面表示5
バッテリー3
カメラ4
価格的には妥当な性能だが、SDM695で期待を煽りすぎた感がある。

【デザイン】
2万円台前半の日本メーカー製機種のテンプレートと言うか、本体を構成する素材の違いこそあれど、見た目という意味では大差が無いというか…な部分だと思います。

実際の価格を考えると妥当ではあるものの、やはり安っぽい感じになってしまいますが、端末を触った感触的には再生プラスチック材を利用したからなのか、この手合いの機種にしてはざらざら…までは行かないですが、つるつるした感じがないので持ちやすくなっていて良いと思います。


【携帯性】
画面サイズが5.7インチで6インチ超えが普通にある近年のスマホの中では小型で持ちやすいですし、重量にしても170グラムを切っているのもあって、重さを感じることはないです。


【レスポンス】
SDM695搭載端末と言われても流石に信用出来ないと言うか納得出来ないと言うか…な位にレスポンスに関してはもたつくことがあります。

とは言え、そもそもSDM695を採用したのは、確保がしやすく製品の安定供給がし易い(そもそもwishと入れ替わる形でwish2が発売された理由が「(wishの)SDM480の確保が困難になったため」ですし)というのが理由だというのを開発者インタビューで見たことがありますし、実際に一時はどれもこれもミドルレンジ端末と言えばSDM695みたいな感じでしたよね。

SoCを含めた諸々の性能を他の4〜5万円くらいするような一般的なSDM695搭載端末レベルにしてしまえば、わざわざ2万円台のこの機種より何万円も高くなる機種(SHARPで言えば「Sense7」とか)を選ぶ理由が無くなってしまいます。

元々確保しやすいと言う理由で選ばれたSoCである以上、前モデルに比べて性能がアップしたのもあくまで副産物で、そもそもメーカー側からしたらそれこそ「2万そこらのエントリー価格帯の端末にミドルレンジレベルの性能を期待するな」って事なのかもしれませんね…今にして思えば、ですが。


【画面表示】
ディスプレイの解像度はHD+で720×1520なので、フルHDにも満たない解像度ではありますが、似たような解像度のarrows We同様、解像度の低さ故に画面の情報量がどうしても少なくなることがあっても極端に描写が汚らしくなるとか、ジャギジャギで見るに堪えない絵になる…と言うこともなく、普通に見られる範囲ではないでしょうか。


【バッテリー】
解像度の低さもあってか、極端にバッテリー持ちが悪いとかそう言う事はありません。

過充電防止機能として「インテリジェントチャージ」機能があり、この機能はとても便利で、基本的にこの機能を有効(デフォルトで有効に設定されています)にしてある場合は、バッテリーは90%まで充電されます。

そのあとも充電器に差している状態の場合は、バッテリーをバイパスしてスマホ本体に直接給電を行う「ダイレクト給電」を行ってくれるので、仮に就寝前に充電を行って寝ている間に充電完了しても、バッテリーへの負荷を抑えられるという機能になっています。

充電器に差した時に「今回は90%で止めないで100%充電してほしい」という時は通知欄から「今回のみ90%以上充電する」と言う旨の選択肢を選べ、この場合も100%に到達した時点でダイレクト給電に切り替えてくれます。

その一方でバッテリー残量表示に関しては信用出来ないというか、100%充電したあとの90%以上の残量に関してはインテリジェントチャージの絡みなのか、一度再起動をかけたりするだけで5%ぐらい減少していることがあったりと、正確に残量を把握出来ているのか疑わしい部分があります。

一応90%を下回る分に関しては、そういった明らかにおかしな挙動は見られないので、やっぱりインテリジェントチャージの絡みでおかしくなっているような気もします…。


【カメラ】
流石にミドルレンジ以上の複数カメラがあるような端末が売りにしているような高精細な写真は望むべくもないでしょうが、arrows Weと違ってシャッターを切ってから実際に撮影されるまでに露骨に待たされる事はありませんし、普通に旅行の思い出を写真で…と言う目的でも使っていけるのではないでしょうか。

設定面でも余計な機能があったりはしないので扱いやすいのではないかと思います。


【総評】
2万円台の端末でSDM695積んできたと言うことで期待を過剰に煽ってしまった…と言うかハードルを自分から上げに行ってしまった反動で過小評価されているきらいはありますが、あくまでも「2万円台で買えるエントリーモデル」として見れば、少なくともそこまで滅茶苦茶に非難されるほどの端末ではないと思います。

Android 12なのでPhantom Process Killerの問題はありますが、PCでそれを緩和することが出来ましたし、イヤホンで再生やらなんやら操作出来る分には、最悪タスクキルされてもイヤホンからの再生操作で無理矢理再稼働させることも出来ることが解ったので何とかなりそうですしね。

また、Android One S10ではあまりにも掴みが弱すぎたWi-FiやBluetoothも全く問題なく、Bluetoothは長時間使用や人混みの他、動いても音が途切れたりすることなく音楽聴取を楽しめますし、Wi-FiもS10では家の中でもいつの間にかモバイル接続になっていた…が頻発していましたが、こちらではそれも無いので安心して使えるので良いと思います。


本機種は対応バンドがそれぞれのキャリア仕様で異なっており、4Gの所謂プラチナバンドと主要なバンドはどのキャリアのモデルも対応しているものの、5G含めたそれ以外の細かいバンドで違いがあるので、購入する際は4Gスマホとして買う分には好きなカラーリングで選んでも良いでしょうが、5Gも含めて考えるのであれば使うつもりの回線に合わせた仕様を選んだ方が良さそうですね。

同様にエシカルを謳っている某性能に釣り合わない価格のドコモ端末に比べれば、発売するキャリアバンド以外対応していないという、バンド縛りをしていないだけマシではありますが…そろそろキャリア販売のモデルでもどのキャリアの回線で使っても問題が発生したりしない、バンド縛りのない端末を販売してほしいものです。

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満足度4
デザイン5
携帯性5
レスポンス3
画面表示5
バッテリー3
カメラ4
価格的には妥当な性能だが、SDM695で期待を煽りすぎた感がある。

【デザイン】
2万円台前半の日本メーカー製機種のテンプレートと言うか、本体を構成する素材の違いこそあれど、見た目という意味では大差が無いというか…な部分だと思います。

実際の価格を考えると妥当ではあるものの、やはり安っぽい感じになってしまいますが、端末を触った感触的には再生プラスチック材を利用したからなのか、この手合いの機種にしてはざらざら…までは行かないですが、つるつるした感じがないので持ちやすくなっていて良いと思います。


【携帯性】
画面サイズが5.7インチで6インチ超えが普通にある近年のスマホの中では小型で持ちやすいですし、重量にしても170グラムを切っているのもあって、重さを感じることはないです。


【レスポンス】
SDM695搭載端末と言われても流石に信用出来ないというか納得出来ないというか…な位にレスポンスに関してはもたつくことがあります。

とは言え、そもそもSDM695を採用したのは製品の安定供給がし易い(そもそもwishと入れ替わる形でwish2が発売された理由が「(wishの)SDM480の確保が困難になったため」ですし)というのが理由だというのを開発者インタビューで見たことがありますし、実際に一時はどれもこれもミドルレンジ端末と言えばSDM695みたいな感じでしたよね。

そもそも、SoCを含めた諸々の性能を他の4〜5万円くらいするような一般的なSDM695搭載端末レベルにしてしまえば、わざわざ2万円台のこの機種より何万円も高くなる機種(SHARPで言えば「Sense7」とか)を選ぶ理由が無くなってしまいますから、SoCを相当にダウンクロックするか、他の部分でコストカットするなりで無理矢理にでも差別化せざるを得ない…という部分もあるとは思います。


【画面表示】
ディスプレイの解像度はHD+で720×1520なので、フルHDにも満たない解像度ではありますが、似たような解像度のarrows We同様、解像度の低さ故に画面の情報量がどうしても少なくなることがあっても極端に描写が汚らしくなるとか、ジャギジャギで見るに堪えない絵になる…と言うこともなく、普通に見られる範囲ではないでしょうか。


【バッテリー】
解像度の低さもあってか、極端にバッテリー持ちが悪いとかそう言う事はありません。

他のメーカーでも搭載されている過充電防止機能として「インテリジェントチャージ」機能があり、この機能はとても便利なものになっていて、基本的にこの機能を有効(デフォルトで有効に設定されています)にしてある場合は、バッテリーは90%まで充電されます。

そのあとも充電器に差している状態の場合は、バッテリーをバイパスしてスマホ本体に直接給電を行う「ダイレクト給電」を行ってくれるので、仮に就寝前に充電を行って寝ている間に充電完了しても、バッテリーへの負荷を抑えられるという機能になっています。

充電器に差した時に「今回は90%で止めないで100%充電してほしい」という時は通知欄から「今回のみ90%以上充電する」と言う旨の選択肢を選べ、この場合も100%に到達した時点でダイレクト給電に切り替えてくれます。

その一方でバッテリー残量表示に関しては信用出来ないというか、100%充電したあとの90%以上の残量に関してはインテリジェントチャージの絡みなのか、一度再起動をかけたりするだけで5%ぐらい減少していることがあったりと、正確に残量を把握出来ているのか疑わしい部分があります。

一応90%を下回る分に関しては、そういった明らかにおかしな挙動は見られないので、やっぱりインテリジェントチャージの絡みでおかしくなっているような気もします…。


【カメラ】
流石にミドルレンジ以上の複数カメラがあるような端末が売りにしているような高精細な写真は望むべくもないでしょうが、arrows Weと違ってシャッターを切ってから実際に撮影されるまでに露骨に待たされる事はありませんし、普通に旅行の思い出を写真で…と言う目的でも使っていけるのではないでしょうか。

設定面でも余計な機能があったりはしないので扱いやすいのではないかと思います。


【総評】
2万円台の端末でSDM695積んできたと言うことで期待を過剰に煽ってしまった…と言うかハードルを自分から上げに行ってしまった反動で過小評価されているきらいはありますが、あくまでも「2万円台で買えるエントリーモデル」として見れば、少なくともそこまで滅茶苦茶に非難されるほどの端末ではないと思います。

Android 12なのでPhantom Process Killerの問題はありますが、PCでそれを緩和することが出来ましたし、イヤホンで再生やらなんやら操作出来る分には、最悪タスクキルされてもイヤホンからの再生操作で無理矢理再稼働させることも出来ることが解ったので何とかなりそうですしね。

また、Android One S10ではあまりにも掴みが弱すぎたWi-FiやBluetoothも全く問題なく、Bluetoothは長時間使用や人混みの他、動いても音が途切れたりすることなく音楽聴取を楽しめますし、Wi-FiもS10では家の中でもいつの間にかモバイル接続になっていた…が頻発していましたが、こちらではそれも無いので安心して使えるので良いと思います。


本機種は対応バンドがそれぞれのキャリア仕様で異なっており、4Gの所謂プラチナバンドと主要なバンドはどのキャリアのモデルも対応しているものの、5G含めたそれ以外の細かいバンドで違いがあるので、購入する際は4Gスマホとして買う分には好きなカラーリングで選んでも良いでしょうが、5Gも含めて考えるのであれば使うつもりの回線に合わせた仕様を選んだ方が良さそうですね。

同じエシカルを謳っている某性能に釣り合わない価格のドコモ端末に比べれば、発売するキャリアバンド以外対応していないという、バンド縛りをしていないだけマシではありますが…そろそろキャリア販売のモデルでもどのキャリアの回線で使っても問題が発生したりしない、バンド縛りのない端末を販売してほしいものです。

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