『コードありサイクロン掃除機としては、実に良くできている。』 日立 パワかるサイクロン CV-SP900K 多賀一晃さんのレビュー・評価

2022年 7月中旬 発売

パワかるサイクロン CV-SP900K

吸込仕事率300Wで重量2.5kgの「ごみくっきりライト」搭載サイクロン式クリーナー

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¥39,980

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タイプ:キャニスター 集じん容積:0.25L 吸込仕事率:300W パワかるサイクロン CV-SP900Kのスペック・仕様

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パワかるサイクロン CV-SP900K日立

最安価格(税込):¥39,980 (前週比:+180円↑) 発売日:2022年 7月中旬

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多賀一晃さん

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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度4
デザイン4
使いやすさ5
吸引力・パワー5
静音性3
サイズ5
手入れのしやすさ5
取り回し5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

コードありサイクロン掃除機としては、実に良くできている。

収納状態。本体部が小型なので、しまらない。

ヘッド裏側。ローラーに存在感がある。

ヘッド真正面。蜘蛛の眼のようなLEDが並ぶ。

サイクロンシステム&ダストボックス(分解状態)。フィルターは3つ。

持ち手部、コンソール。こなれている。

「パッとブラシ」装着、非使用時。全く邪魔にならない。

ニックネームは「パワかるサイクロン」。パワフルな軽量モデルということだろうが、名前に偽りなし。その通りのモデルである。サイクロンの欠点は、パーツが多いため、どうしても重くなること。紙パックのように、紙パックがダストバッグも、フィルターも、という兼ね備えタイプでないためある程度は仕方がないところがある。しかし、日立は頑張った。本体重量:2.5kg。サイクロン型としてはかなり軽い。

実際に使ってみると、ビュンビュン吸い込む。電気をバッテリーではなく、ケーブル供給しているので、常にフルパワーを発揮する。バッテリーに慣れた人は、同じ掃除機とは思えないかもしれない。それほど吸引力に差がある。「弱」「中」「強」、いずれも十分な手応えを感じさせながら、ガンガン吸い込む。

「eco これっきり」モードというモードもある。こちらはセンサーでゴミの吸い込む量を把握しながらモーターの回転数を決めていくモードで、マニュアルに比べるとかなり静か。要するに「強」だけしか使わないなどという人は、すごい無駄をしているわけだ。同時に、「eco これっきり」という様な、無駄を省くモードが当たり前になったので、パワーが出にくいスティック型掃除機が主流になっていっているのかとも思った。電源で、それほどまでに変わるのだ。

日立のパワーローラーヘッドは出来がいい。極めて理論的に設計されている。前カバーは細隙間がある柔らかめの素材で作られている。基本はこの隙間からゴミを吸い取るのだが、少々大きなゴミもヘッド内に取り込めるようにしてある。当然、壁などに当たった時の衝撃も抑え込む。後ろのバーは、前へ動く時は固定、ゴミを後ろへと逃さない。ヘッドが後ろに動く時はゴミを取り込み易いように後ろに傾く。またパワーブラシのon/offは手元コンソールでコントロールできる。

ブラシにも工夫がされている。ローラーブラシの毛先をコントロールすることにより、毛を絡まりにくくしてある。また、緑色LEDも装着されており、微細ゴミを視認し易い。日本メーカーらしく、隅から隅まで手が入れられている。

また、延長管(ポール部)の長さ合わせも、手元コンソールのトリガーを引きながら可能。長さ合わせ機能は、ほとんどのスティック型掃除機が持っていないため、キャニスター型のメリットと考えていいだろう。

この掃除機のアタッチメントは、「パッとブラシ」「ワイドふとんブラシ」「すき間用吸口」の3種類。メインヘッドが緻密な分、アタッチメントは大雑把な作りに感じられてしまう。また「パッとブラシ」は、ホースと延長管の間にあるとって部分につけっぱなしにできる。アタッチメントではなく、本体に装着したままでは、いけなかったのであろうか?

性能的に今のスティック型掃除機に負けるところはほぼない。しかし、スティック型掃除機が強靭なバッテリーを備え、かなり実用的になった今、これだけよくても、キャニスター型サイクロン掃除機の旧式感は否めない。クールビズ全盛期の中のビジネススーツのような、ある違和感が感じられるモデルでもある。違和感がないところまで製品を進化、スティック型掃除機のように選んでもらえる様にするには、抜き差しし易いコンセントなど、新しい着想が必要だ。昔の技術のリファインだけでは、新しい顧客を得るのは厳しいと思う。

さて、いいところをまとめておくと
1)十分すぎる吸引力
2)よく作り込まれたヘッド
3)扱い易い、小型で軽い本体

よくできたモデルと言える。キャニスター型のサイクロン掃除機を探している人には、大いにお勧めしたい。

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使いやすさ5
吸引力・パワー5
静音性3
サイズ5
手入れのしやすさ5
取り回し5

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コードありサイクロン掃除機としては、実に良くできている。

収納状態。本体部が小型なので、しまらない。

ヘッド裏側。ローラーに存在感がある。

ヘッド真正面。蜘蛛の眼のようなLEDが並ぶ。

サイクロンシステム&ダストボックス(分解状態)。フィルターは3つ。

取っ手部、コンソール。こなれている。

「パッとブラシ」装着、非使用時。全く邪魔にならない。

ニックネームは「パワかるサイクロン」。パワフルな軽量モデルということだろうが、名前に偽りなし。その通りのモデルである。サイクロンの欠点は、パーツが多いため、どうしても重くなること。紙パックのように、紙パックがダストバッグも、フィルターも、という兼ね備えタイプでないためある程度は仕方がないところがある。しかし、日立は頑張った。本体重量:2.5kg。サイクロンシステムとしてはかなり軽い。

そして実際に使ってみると、ビュンビュン吸い込む。電気をバッテリーではなく、ケーブル供給しているので、常にフルパワーを発揮する。「弱」「中」「強」、いずれも十分な手応えを感じさせながら、ガンガン吸い込む。「eco これっきり」モードというモードもある。こちらはセンサーでゴミの吸い込む量を把握しながらモーターの回転数を決めていくタイプだが、マニュアルに比べるとかなり静か。要するに「強」だけしか使わないなどという人は、すごい無駄をしているわけだ。同時に、これだからバッテリーでパワーが出にくいスティック型掃除機でも主流になっていっているのかと思った。

日立のパワーローラーヘッドは出来がいい。極めて理論的に設計されている。前カバーは細隙間がある柔らかめの素材でカつくられている。基本はこの隙間からゴミを吸い取るのだが、少々大きなゴミもヘッド内に取り込めるようにしてある。当然、壁などに当たった時の衝撃も抑え込む。後ろのバーは、前へ動く時は固定、ゴミを後ろへと逃さない。ヘッドが後ろに動く時はゴミを取り込み易いように後ろに傾く。またパワーブラシのon/offは手元コンソールでコントロールできる。

ブラシにも工夫がされている。ローラーブラシの毛先をコントロールすることにより、毛を絡まりにくくしてある。また、緑色LEDも装着されており、ゴミを視認し易い。日本メーカーらしく、隅から隅まで手が入れられている。

また、延長管(ポール部)の長さ合わせも、手元コンソールのトリガーを引きながら可能。この機能は、ほとんどのスティック型掃除機が持っていないため、プラスと考えるべきだろう。

この掃除機のアタッチメントは、「パッとブラシ」「ワイドふとんブラシ」「すき間用吸口」の3種類。メインヘッドが緻密な分、アタッチメントは大雑把な作りに感じられてしまう。「パッとブラシ」は、ホースと延長管の間にあるとって部分につけっぱなしにできる。アタッチメントではなく、本体に装着したままでは、いけなかったのであろうか?

性能的に今のスティック型掃除機に負けるところはほぼない。しかし、スティック型掃除機が強靭なバッテリーを備え、かなり実用的なった今、これだけよくても、キャニスター型サイクロン掃除機の旧式感は否めない。クールビズ全盛期の中のビジネススーツのような、ある違和感を覚えるのも事実だ。それを日l;吊り返すには、抜き差しし易いコンセントなど、新しい着想が必要なように思う。昔の技術のリファインだけでは、新しい顧客を得るのは厳しいと思う。

さて、いいところをまとめておくと
1)十分すぎる吸引力
2)よく作り込まれたヘッド
3)扱い易い、小型で軽い本体

よくできたモデルと言える。キャニスター型のサイクロン掃除機を探している人には、大いにお勧めしたい。

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