『MACHシリーズの基準を知るに相応しい高品位モデル!』 Westone MACH 60 WA-M60 鴻池賢三さんのレビュー・評価

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タイプ:カナル型 装着方式:両耳 駆動方式:バランスド・アーマチュア型 再生周波数帯域:8Hz〜20KHz MACH 60 WA-M60のスペック・仕様

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MACH 60 WA-M60Westone

最安価格(税込):¥157,300 (前週比:±0 ) 発売日:2022年 6月10日

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鴻池賢三さん

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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。

専門誌、ネット、テレ…続きを読む

満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

MACHシリーズの基準を知るに相応しい高品位モデル!

デザインと質感のご参考に

ノズルは細長タイプ。ケーブルは着脱可能。

プラグ部。L字。

メーカー試聴機(メディア用)をお借りしてのレビューです。
MACHシリーズは全8製品とバリエーションが非常に豊富なのが特徴ですが、選ぶ楽しさがある反面、迷いがちなのも事実。そこで今回は、10/20/30/40/50/60/70/80を同じタイミングで聴き比べし、それぞれの個性を探りつつ評価しました。一連のレビューをご参考に、皆さんが聴く音楽のジャンルや用途、予算に合わせ、ピッタリの1台を見つけて頂ければ幸いです。
プレーヤーはA&ultima SP1000、ほか、DAC内蔵アンプなどと組み合わせて試聴しました。

本機MACH60は、バランスド・アーマチュア・ドライバーを6基(低域×2/中域×2/高域×2)搭載しています。


【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
イヤホン筐体の形状は、シリーズで共通のようです。見た目では違いが分かりません。
色は40/50/60が共通して少し青みを帯びたグレー。ニュートラルなグレーの10/20/30と差別化を図っているようです。

ケーブルは40/50/60が共通して「Linum SuperBaX T2」が付属しています。10/20/30に付属の「Linum BaX T2」よりも太めで、耳掛け部も補強されるなどの違いがあります。


【高音の音質】
まず、10/20/30/40/50/60を、同じアンプの同じボリューム位置で聞き比べると、10/20/30/50が同等の音量感、40/60が同等の音量感(10/20/30/50よりも音が小さい)。ドライバーが「低域×1」または「低域×2」が分かれ目と考え、比較対象は主にMACH40としました。
MACH40は、50よりも大人しく感じる反面、均衡の美を感じるリファレンス的なサウンドが印象的でしたが、本機は、このMACH40に、50で感じる華やかさが加わり、絶妙なバランスに。MACH40はモニター的なリファレンス、本機60は音楽を楽しむリスニング用のリファレンスと言って良いと思います。
10/20/30/50と比べると雑味が抑えられ、バックグラウンドが圧倒的に静か。クリーンな空間にS/N良く浮かび上がる音の粒は聞いていて心地よく高音質と言えるものです。また、MACH40と比べると、ボーカルのニュアンスが豊か。特に女性ボーカルは色香も濃密に感じられ、趣があります。

【低音の音質】
低域×2という構成はMACH40と同じですが、本機はよりキレが良く質感表現が豊かに感じます。低域楽器の音色も低域音だけで構成されている訳ではありませんし、倍音成分も考えると、当然かもしれませんが、「中域×2/高域×2」が効いているのだと思います。
S/Nの良さは、非常に低い帯域の低音も引き出し、伸びやかで美しく感じさせる効果もあるようです。

【フィット感】
筐体はMACHシリーズ共通のようです。(見た目には違いが分かりません)
こなれたユニバーサルタイプのインイヤーモニターといったところで、フィット感は上々です。
40/50/60に付属する「Linum SuperBaX T2」ケーブルは、太さや柔らかさがごく一般的な範疇で、耳掛け部も補強され、しっかりした装着感を好まれる方に適すると思います。
ほか、ノズルが細く長く、イヤーチップも長めなのが特徴。イヤーチップは、独自のフォームタイプとシリコンタイプがそれぞれ5サイズ付属しているので、どなたにもフィットすると思います。

【外音遮断性】【音漏れ防止】
カナル型としては一般的な範疇ですが、フォームタイプを選ぶと、より高い遮音性が得られます。用途や好みに応じて使い分けると良いと思います。

【携帯性】
10/20/30の「Mini Monitor Vault」と呼ぶハードケースとは異なり、耐久性・防水性・防塵性を備えた“ペリカンケース”が付属しています。(40/50/60共通)
高価なイヤホンを携行するのに、“ペリカンケース”は安心できて良いと思います。

【総評】
10/20/30/40/50/60/70/80を全て聞き比べましたが、ドライバー構成としては、MACH30の「低域×1/中域×1/高域×1」を2倍にした格好です。しかし、本機は少し鳴らし難く感じる半面、雑味が抑えられ、透明感や滑らかさが美しく感じられ、音質は別物と言えます。
お値段もMACH30の2倍近くで、なかなか高額ですが、アンプにも拘られているなら、違いや魅力を充分に感じられると思います。本機は、MACHシリーズの全体像を知る基準にもなると思いますので、一度試聴されると良いでしょう。

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MACH 60 WA-M60

最安価格(税込):¥157,300発売日:2022年 6月10日 価格.comの安さの理由は?

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