LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09
- デジタル一眼カメラ「LUMIX G」シリーズで採用している「マイクロフォーサーズシステム規格」に準拠した交換レンズ。18mmの超広角単焦点レンズ。
- 厳しい光学基準をクリアし、F1.7「SUMMILUX」の明るさを実現。AFはインナーフォーカスを採用し、静粛で高速・高精度なフォーカシングが可能。
- 最短撮影距離を9.5cm、最大撮影倍率を0.25倍としたハーフマクロを実現することで、超広角ハーフマクロ撮影ができる。
LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09パナソニック
最安価格(税込):¥54,240
(前週比:+261円↑)
発売日:2022年 6月23日

よく投稿するカテゴリ
2022年7月17日 22:52 [1601088-1]
満足度 | 5 |
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操作性 | 4 |
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表現力 | 4 |
携帯性 | 5 |
機能性 | 4 |
高解像度で画質は良いです |
明瞭度を落として絵画的に |
色補正で鮮やかな空に |
マクロ性能も十分で超広角とは思えない滑らかなボケ味に |
暗い室内のトーンも滑らかに |
風鈴が風に揺られて(F1.7 1/10秒 ISO3200) |
【操作性】
フォーカスリングのみのシンプルな構成なので操作性は抜群です。
AF-MF切り替えレバーが無いですが、「G9」や「GX7MK3」ではボディー側にAF-MF切り替えレバーが有るので問題無いです。
「OM-1」や「E-P7」はAF+MFのモードにしておけば、リアルタイムMFが可能なので問題無いです。
【表現力】
用途が一般的な風景やスナップ撮影で有れば、光学性能は問題無いです。
星景写真は撮影しないのでサジタルコマフレアーも全く気になりませんし、最周辺の描写も満足出来ます。
【携帯性】
小型軽量で携帯性は抜群です。
今のところ「GX7MK3」で利用中ですが、「E-P7」を利用することで500g以下の手ブレ補正が可能なシステムで超広角レンズが利用可能です。
【機能性】
フォーカスリングのみのシンプルな構成です。
【総評】
超広角ズームレンズとして「LEICA8-18mmF2.8-4.0」を利用しています。
このレンズは光学性能やズーム比、F値、サイズ等の仕様には満足していますが、最短撮影距離が0.23mと寄れないのが残念です。
ミラーレス用の広角レンズはズームレンズを含めて寄れるレンズも多く、桜や紅葉の季節に広角マクロ的な使い方で撮影するのも好みです。
それが超広角レンズだと撮影倍率0.1倍に満たないので、超広角マクロ撮影のような用途には不向きです。
近年超広角でも寄れるレンズは増えて来ましたが、MFTでは「LAOWA 10mm F2.0」などMF仕様のレンズのみでした。
そもそも、MFTにはAFに対応した焦点距離10mm以下の単焦点レンズが有りませんでした。
そこに登場したのがこのレンズで、最短撮影距離が0.95m、撮影倍率が0.25倍と高く、F1.7とボケも期待出来て、しかもパナライカでした。
単純にスペックだけで欲しくなるようなレンズでした。
発表後の週末に「LUMIX BASE TOKYO」で実機確認して自分の希望通りのレンズで有ると確信しました。
その日のうちに通販サイトで予約注文しまして、無事に発売日に届きました。
実写してみると画質にも全く不満が無く期待通りの商品で、本当に満足しています。
パナライカは単焦点レンズが5本、ズームレンズを3本所有していますが、どのレンズも味わい深い描写をするので、とてもお気に入りです。
このレンズの唯一気になる点としては、4:3のフォーマットサイズが理由で視覚的にダイナミックなワイド感が得られないことです。
4:3のフォーマットは昔のTV規格の画面サイズですが、今となっては他に利用されている場面も無く、明確に古いです。
MFTは4:3、フルサイズは3:2と基本フォーマットで利用していますが、このレンズに限ってはPCディスプレイに合わせて16:9に変更して利用しています。
やはり超広角は横に広いと視野が広がるので、画面全体に拡大するとダイナミックな画像が得られます。
しかしながら、画面の上下を大きくカットすることになるので、フルサイズ換算18mm→20mm相当に画角が狭くなってしまいます。
フルサイズでは24mmを多用しているので、それに対して大きな画角差が有るとは言えず、超広角のイメージに合わずに少しもやもやしています。
広角単焦点レンズは「LEICA15mmF1.7」を中心に利用しているので画角差は大きく、パースも大きいので、使い分けにはピッタリな焦点距離です。
実用上はこの使い分けで問題無いでしょう。
夜間に野外で風鈴を撮影してみましたが、1/10秒でISO3200とかなり暗い環境でした。
風が強く被写体ブレはしていますが、手ブレ補正が効いているからか、短冊の文字は十分に読めます。
このような撮影が可能なのもF1.7で撮影倍率が高いのが理由です。
ズームレンズの「LEICA8-18mmF2.8-4」を利用していると、WIDE端8mmよりもズーム中間域からTELE側までの焦点距離を利用する機会が多く、超広角のイメージとはズレた無難なカットを撮影しがちです。
これが単焦点レンズで有れば、ズームが出来ないので、常に1歩も2歩も寄る必要が有り、超広角レンズならではのダイナミックなフレーミングが身に付きます。
超広角ズームレンズは、旅行に行く際には有用なので残しておくつもりですが、今後超広角レンズで撮影する際は、このレンズがメインになると思います。
今後は7mmか7.5mmの焦点距離で、同様に最短撮影倍率0.25倍を実現するのは無理でしょうが、0.15倍を実現したレンズが発売されると嬉しいですね。
- レベル
- ハイアマチュア
- 主な被写体
- 風景
- 夜景
参考になった8人
「LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 ASPH. H-X09」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2023年3月11日 23:15 |
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2023年3月7日 07:48 |
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2023年2月13日 16:05 |
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2023年2月12日 10:35 |
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2023年2月2日 17:12 |
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2023年1月18日 16:18 |
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2023年1月15日 17:27 |
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2022年12月12日 20:07 |
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2022年12月6日 18:40 |
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2022年12月1日 21:44 |
レンズ
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