LUCA ILD-AUW43FHDS-B [43.8インチ ブラック]アイリスオーヤマ
最安価格(税込):¥157,144
(前週比:±0
)
登録日:2022年 5月17日
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| 評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
|---|---|---|---|
| デザイン |
無評価 | 4.23 | -位 |
| 発色・明るさ |
無評価 | 4.30 | -位 |
| シャープさ |
無評価 | 4.29 | -位 |
| 調整機能 |
無評価 | 3.77 | -位 |
| 応答性能 |
無評価 | 4.19 | -位 |
| 視野角 |
無評価 | 4.17 | -位 |
| サイズ |
無評価 | 4.42 | -位 |
- ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています
プロフィールテクニカルジャーナリストの西川善司です。
パソコン、IT全般、半導体技術、グラフィックス技術、ゲーム開発技術、ゲームそのもの、映像技術、映画コンテンツ、自動車とその関連技術、家電製品など、幅広く取材して各メディアに記事を寄稿しています。…続きを読む
2023年5月16日 09:44 [1715103-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 発色・明るさ | 4 |
| シャープさ | 4 |
| 調整機能 | 4 |
| 応答性能 | 5 |
| 視野角 | 4 |
| サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
2画面モードを使うと24型フルHDモニター2台分として使える。左がPC、右がPS5の画面 |
入力遅延測定風景。入力解像度によらず120Hz時の入力遅延は0.8ms。普通に低遅延である |
白色光の光スペクトラム。RGBの分離感、ピーク感は良好。価格を考えれば優秀。 |
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|
デジタル顕微鏡による高額300倍写真。ざらついているのはアンチグレアパネルのため |
RGBサブピクセルはストライプ配列だ |
価格.COMの検索機能で、32:9のウルトラワイド・ディスプレイ製品を検索して低価格順に並べると一番上に来る最安製品が、このILD-AUW43FHDS-Bである。
他の製品が10万円近いかそれ以上の値を付ける中で、なんと本製品は6万を切る価格を付けている。
何なのだ! この低価格な32:9のウルトラワイド・ディスプレイ製品は(笑)
今回、幸いなことに、件の製品ILD-AUW43FHDS-Bをメーカーのアイリスオーヤマから借りることができたので、評価をすることにした。
なお、入力遅延計測の結果、設置性、リモコンの操作感、内蔵スピーカーの音質についてなど、さらに詳細なレビューは、筆者がPC WATCHで連載中の記事にて執筆予定である。これが掲載された折には、そちらの記事へのリンクも貼る予定だ。
さて、ILD-AUW43FHDS-Bの画面サイズは43型の32:9アスペクト比モデルで、32:9のウルトラワイド・ディスプレイ製品の中では最も画面サイズが小さい製品となる。
解像度は3840×1080ピクセル。
イメージ的には24型の16:9のフルHD(1920×1080ピクセル)解像度のディスプレイを2つ横に並べた画面構成に等しとい製品…ということになる。
映像パネルは非光沢タイプのADS液晶パネル。
ADS液晶パネルとは、中国BOEが製造するIPS型液晶パネルのバリエーションという位置づけのもの。
最大リフレッシュレートは120Hzだ。
32:9アスペクト比のウルトラワイド・ディスプレイ製品にしては珍しく、画面は完全なる平面デザインとなっており、湾曲はしていない。
「没入感重視のゲーム用途メイン」のユーザーにはマイナスポイントとなるが、ビジネス用途やデザイン業務用途などにおいては、むしろ平面であることをよしとする利用ケースもあるかもしれない。
湾曲していないため、画面中央から見た、画面の左右両端はやや遠目に見える。また、中央から見ていると画面左右両端周辺は実質的に斜めから見ていることになるため、液晶特有の階調表現が淡くなる見え方になる。
ゲームをプレイすることを前提とした場合、やはり湾曲はして欲しかったと思う。
バックライトはエッジ型で、エリア駆動には対応せず。
また、VESAのDisplayHDR認証も取得していないが、もし認証を取得していたとしたらDisplayHDR400程度なのではないかと思う。
「バイオハザードRE4」や「ラストオブアスPART1」のPC版をHDRモードでプレイした限りでは、炎や電灯などの自発光表現において、周囲とは明らかに異なる高輝度で描かれており、それなりのHDR感(≒強いコントラスト感)は感じることができた。
発色は価格を考えればかなり良好であった。明るいシーンはもちろん、暗がりのシーンでも比較的色味を失わないカラーボリュームが作り込まれていた。
上に画質モード「スタンダード」における白色光のカラースペクトラムを示しておくが、赤緑青の各ピークの分離感が優秀だ。赤色のスペクトラムにダブルピークが見られるので赤色蛍光体においてはKSF蛍光体を採用しているとみられる。KSF蛍光体は、デザイン用途向けの高画質ディスプレイにも採用されることが多く、本機への発色性能へのこだわりが感じられる。
ゲーミングファンが重要視する入力遅延に関しては、画面解像度によらず、実測でリフレッシュレート60Hz時に4.1ms、120Hz時に0.8msであった。それぞれフレームレート換算で、60Hz時は0.24フレーム遅延、120Hz時は0.1フレーム遅延となるため、ゲーミング用途においては必要十分な性能が与えられているようだ。
本機は、2画面機能も充実している。4系統入力の内、任意の2つの入力系統を組み合わせた2画面表示機能に対応している。2画面表示機能のモードは2つ。1つは大画面に小さい画面をはめ込んで表示させる「PIP」(PIP:Picture in Picture)モード、2つ目は2画面を横並びに表示させる「PBP」(Picture by Picture)モードだ。
PBPモード時は、2台のPC、あるいはPCとゲーム機というような組み合わせで、2つ機器からのフルHD画面を拡縮なしでドットバイドット表示ができるので、一台二役的に使えて便利である。ただし、2画面表示機能有効時はHDRモードは無効化される点には留意したい。
総括すると、機能面、画質面から見て、6万円台前半という価格設定はお買い得感は高い。実際、32:9のウルトラワイド入門機としては悪くはないと思う。
個人的には、次期モデルがあれば、1800R程度の画面の湾曲があれば…と思う。
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