
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2022年4月25日 13:10 [1574114-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 4 |
静寂性 | 5 |
湯沸し力 | 5 |
手入れのしやすさ | 3 |
サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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注ぎ口。注ぎ方を緻密にコントロールすることができる。 |
持ち手側から見たケトル。水量確認もここから行う。 |
湯気は確実に抜けるように穴は複数。 |
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台座。通常は何も表示されず、ヌメっとした独特の雰囲気がある。 |
電源ON時。タッチパネルなため字だけが浮かび上がるコンソール。 |
注ぎ口から手を入れられる。洗い対応も可能。 |
コーヒーをハンドドリップで楽しんでいる、そして楽しみたい人に、もってこいの細口の電気ケトル。
普通の電気ケトルでも抽出できない訳ではないが、注ぎ量、注ぎ位置をコントロールしやすいのが特徴。
この手のケトルは、コーヒーの専門メーカーから発売されてきた。しかし、価格が高いのだ。このため、便利だなぁと思いながらも、買うのを躊躇っていた人も多いのではないだろうか。ティファールのカフェ コントロール 1L KO9238JPも、税込で1万5千円と、電気ケトルとしては決して安くはない。しかし、コーヒーのハンドドリップ(プアオーバー)に適切な仕様になっているというモデルの中ではリーズナブルだ。
ティファールは、当モデルにいくつかの特徴を持たせている。一番は注ぎ量、注ぎ位置をコントロールしやすい細口であるが、、もう一つは重さとデザインだ。
ポイントとなる重さは、水を入れた上で考慮しなければならない。本体だけで、709g。これに水の重さが加わる。水と豆の比は、16:1。コーヒーカップの容量はレギュラーで120から150ml。マグカップで200から250mlと言われています。当モデルは、1Lですので、最大マグ4杯分です。フルの場合は、1.7kgをコントロールする必要があります。
ちなみに、スティック型掃除機で、手に負担少なく自在に動かすとなると、1.5kgを切りたいところ。4杯まで淹れるお湯量を確保することはできますが、普段使いは、マグ2杯分がいい感じです。
ちなみに、私が所有するハリオのコーヒーケトル(薬缶)が416gなので、差は約300g。満水:1Lだが、適正容量は600mlとしています。併せて1kgを切ります。多くの場合、1kgを切ると手に負担が少なく対応できます。同じことをカフェ コントロール 1L KO9238JPで行うと、1.2kg位。ギリ自在に操れる感じです。
もう一つ書いておきますと、コーヒーを淹れる時、全ての器具、カップを適正温度にすることも必要です。実際、600ml以下で抽出するとしてもカップを温めるお湯などは必要。それらを入れると1Lと言う沸かし容量は適切とも言えます。
細かな書き用ですが、美味しくコーヒーを淹れるには、物理量は守らないとダメですので、真面目にコーヒーと向き合う場合、全部計算して購入することが必要です。
さて適正量で対応した場合、注ぎの棒は、注ぎ量のコントロール、位置のコントロール共に極めて扱いやすいです。また、湯気の漏れ出しもありませんので、抽出のみに集中することができます。
さて温度ですが、40、60、70、80、85、90、95、100℃の8段階。コーヒーの抽出は、一般に90から95℃と言われています。が、酸味が好きな人は、87℃がベストなど、豆、その時の欲しい味によっても変わってきます。これだけあると困りませんが、一つほど、1℃刻みのメモリー設定できるようにして欲しかったと思います。
またデザインですが、今回は台座が非常に特徴的。ヌメッとした感じの「黒」です。机の上でも独特の存在感があります。あまり道具、見慣れた道具という感じではなく、特殊という感じが強いデザインでもあります。これもコーヒーには欠かせないモノで、いいデザインだと思います。
電気ケトルに強いメーカーが出した、コーヒー、ハンドドリップ用の電気ケトルしても優秀だと思います。
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「カフェ コントロール 1L KO9238JP」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年6月14日 16:16 |
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2022年4月30日 23:46 |
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2022年4月25日 13:10 |
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2022年4月7日 20:10 |
電気ポット・電気ケトル
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