霧降 NLA-KFI 4.4mmバランス(5極)⇔モノ・ミニプラグ [1.8m] レビュー・評価

満足度：4.84

（カテゴリ平均：4.30）

満足度ランキング—位

集計対象6件 / 総投稿数6件

1. 5 83%
2. 4 17%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	4.84	4.22	-位
高音の音質 高音部の音質の良さ	4.82	4.47	-位
低音の音質 低音部の音質の良さ	4.84	4.42	-位
ノイズの低減 ノイズが少ないか	5.00	4.29	-位
ケーブルの強度 ケーブルの強度・耐久性	3.78	4.19	-位
プラグの品質 プラグの品質・作りの良さ	5.00	4.33	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[Hideokun1]

2025年5月2日 20:14 [1958326-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
ノイズの低減	5
ケーブルの強度	5
プラグの品質	5

日本メーカーの安心感

DENON AH-D7200とFiiO K9 AKMとを接続する4.4�o5極バランスリケーブルとして使用しています。
日本メーカーの国産ということで値段は高いですが、安心して使えます。音質は癖がありません。ヘッドホンが持つ本来の音色を生かし切るという意味で色付けはあまりないと思われます。エージングが進めばもう少し、刺さる音が丸くなると思われます。買ってよかったです。

[SpringSonata]

2025年1月16日 22:02 [1925970-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
ノイズの低減	5
ケーブルの強度	4
プラグの品質	5

音質も取り回しもクセがなくて良好

Meze Audio 109 Proとの組み合わせで使用しています。HIFIMAN Aryaでも試してみています。ケーブルはやや細めですが、その分取り回しは良く、密閉型ヘッドホンで使ってもタッチノイズは比較的気にならないものと思います。

高額なケーブルほど太くなる傾向がありますが、太さと音質が比例するとは限りません。見た目のインパクトためだけに太くしているケーブルも、世の中には随分あるように思われます。このケーブルは、価格設定も含めて、良心的なものだと感じます。

音質的には、やや引き締まったシャープさが感じられ、解像度が上がる傾向になります。逆にまったりとした雰囲気やウォーム感は薄れます。これはバランス接続の特徴でもありますので、好みに合わせて選ぶ部分かと思います。バランス接続が絶対正義というわけではありませんので。

プラグ部も良質です。4.4mm端子は歴史が浅いゆえに、質の低いプラグ／ジャックも出回っていますが、このケーブルではまったく問題を感じません。

[宮乃介]

2024年6月2日 02:00 [1849291-1]

満足度	4

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	4
ノイズの低減	5
ケーブルの強度	4
プラグの品質	5

FIO-FT5での使用

SMSLAO300からFIO-FT5につないでの感想です。純正ケーブルが少し短く感じたのでより長いケーブルのこちらを購入してみました。
【デザイン】【ケーブルの強度】
編み込みなのに長くて柔らかく取り回しが良いケーブルです。強度も特に問題ないかと。
【高音の音質】
純正ケーブルとあまり差異は感じませんでした。高い音がしっかりと出ています。それでいて変に刺してこない良い音です。
【低音の音質】
純正ケーブルに比べて、ボワつきが減って音が固くなったように感じました。良く言えば締まった低音になりました。音量としては、微減したように感じます。
【ノイズの低減】【プラグの品質】
どちらも特には問題ないかと。
【総評】
全般的に解像度が上がってクリアになったイメージを受けました。ただ、元の純正ケーブルの違いからか、私の環境だとこのケーブルに変えると若干高音寄りになったと感じました。
どちらが上で良いとは一概には言えず、好みの範疇だと思います。
MDR1Aを長らく使って毒されたせいか、SONY的なボワついて大きめな低音が自分の中でのスタンダードになってしまい、ワイヤレスでもその傾向があるWF1000XM5やWH1000XM4を愛用してます。そちらを選択するなら純正ケーブル、開放型・平面駆動というヘッドホンの特性をより楽しみたいなら霧降と気分に応じて使い分けていこうかと思います。

[だんてっしゅ]

2022年7月22日 19:07 [1602321-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	4
低音の音質	5
ノイズの低減	5
ケーブルの強度	4
プラグの品質	5

とても良いケーブル

【デザイン】
デザインは黒シンプルで好きです。
細くて編み込んである黒ってカッコいいですね。手触りも良くて好きです。長さは家の中なら100点。
最初ヘッドホン側に繋げる際に、奥まで入れられるのかとかなり押し込んでしまいました。
少し金属部分が出る形になるんですね。


【高音の音質】
繊細なのが出てくれてますね。満足。聴き疲れしない高音。


【低音の音質】
こちらの方がメインかと。締まりのある低音が出てます。


【ノイズの低減】
特になし。


【ケーブルの強度】
この柔らかな感じが気に入りました。


【総評】
とても品質の高いケーブルだと感じました。使ってて満足。ケーブルにもエージングがあるのか分かりませんが、使用して40時間ほどですが最初より音の馴染みがいい気がします。
買って良かったです。

[無理難題にお手上げ]

2022年3月20日 17:48 [1562900-1]

満足度	5

デザイン	5
高音の音質	5
低音の音質	5
ノイズの低減	5
ケーブルの強度	3
プラグの品質	5

TAGO STUDIO T3-01での使用

TAGO STUDIO T3-01の純正4.4mmバランスケーブルを使っていたのですが、こちらの商品がT3-01で使用できるということなので購入しました。

【デザイン】
いかにもNOBUNAGA Labsのケーブルですって感じです。
黒で落ち着いた感じで私は好きです。
純正と違い、ケーブル取回しがしやすく非常に楽です。

【高音の音質】
TAGO STUDIOの記事によるとT3-01を一番良く鳴らしてくれるように純正ケーブルを設計されているという事ですが、こちらも同じく気持ち良い高音を聴かせてくれます。全然刺さりません。

【低音の音質】
T3-01が低音弱めに作られている（ボワ付かない所を攻めている）事もあり、霧降は低音に厚みが出て全体的に締まります。
決して低音強調なわけではなくT3-01の良さを壊さず（ボワつかせず）、低音アップします。

【ノイズの低減】
これはとくに純正と変わらないというか、ノイズは気にならないです。
要するにケーブル品質が高いって事ですよね。

【ケーブルの強度】
強度に関しては純正がかなりしっかりした作りなので、こちらは細いこともあり断線しないように気をつける必要あるかな、と。
ただ最初に書いた通り、取回しがしやすくなったのが一番助かりました。

【プラグの品質】
しっかりした作りで良いです。

【総評】
純正の4.4mmバランスケーブル購入したばかりで、こちらのケーブル買うかをかなり迷いましたが結果は満足です。
ただ、二本買う必要は無かったなと後悔しており純正買う前にこちらを買っておけば良かったなと思いました。
もし同じ様にT3-01をお持ちの方でバランスケーブル購入前ならば、低音もそれなりに求める人はこちらを候補にされると良いかと思います。
私はゴリゴリの低音は好きではないのですが霧降の出す低音位がちょうど良く買って良かったです。

[bou_t]

2022年2月26日 01:43 [1550235-2]

満足度	5

デザイン	4
高音の音質	5
低音の音質	5
ノイズの低減	5
ケーブルの強度	3
プラグの品質	5

ｆｉｎａｌ　ＳＯＮＯＲＯＵＳシリーズでの使用レビュー

final SONOROUS VIをもう一台用意しましたので、じっくりと聴き比べてみました。
イヤーパッドは、純正のタイプAです。
少しキンキンするかなと思いましたが、直ぐに慣れ元々持っていた空間表現が更に強化されたようです。

霧降そのものの影響はやや低音強めで高音に偏りがちなSONOROUS VIとの相性は非常に良いです。

廃盤になってからのまさかの対応リケーブル登場でしたが、買う価値アリです。

---以下旧レビュー

final SONOROUS IIIのリケーブル・バランス接続化のために、本品を使用しました。
DAC側は、iFi ZEN DAC V2です。フロント側の4.4mmバランス端子に接続しています。
奇麗な音を奏でる代わりに少し線が細く感じるSONOROUS IIIがどう変わるか？

ちなみに、finalのSONOROUSシリーズに対応するリケーブルキットは、この商品以外はすべて高額（８万、１０万など）か、ワンオフ制作（３万程度）、あるいは自作するかという選択肢しかありませんでしたが、本品の登場で気軽にバランス化ができるようになります。

【デザイン】
ヘッドホン側のLR各端子は、モノラル2.5φの細長いコネクタです。ロックコネクタを採用しているfinal SONOROUSシリーズでは、爪が生えているコネクタでしたが、こちらはストレートなコネクタなので、抜け防止機構はなくなりますが、通常の
扱いの範囲なら勝手に抜けたりしない程度の刺さり具合です。
ケーブル本体は、ヘッドホン端子左右から１本にまとまるところに、絡まり防止の円筒状の物がついており、その先で１本にまとめています。だいたいその位置まで35cmくらいでしょうか。そこからは、三つ編み状のケーブルが4.4mm５極バランス端子まで続いています。

【高音の音質】
元のSONOROUS IIIの音質を１ランクはっきりさせるような強化が図られてると思います。これが、バランス化の恩恵なのか、ケーブルの良さなのかはわかりません。すこし輪郭がクッキリしたが、ほかの激変に対しては影響は少なめです。

【中音・ボーカルの音質】
女性ボーカルの声は、はっきり前に出てくるようになりました。聞きやすくなったと思います。6.3φアンバランスから、いきなり4.4φバランスでリケーブルなので、どれが一番影響しているのかはわかりません。

【低音の音質】
ちょっと驚くほど変化しました。音圧もあり、キレもある低音あ突然やってきました。バランスだからなのか、ケーブルの影響なのか、そもそもSONOROUS IIIの本性だったのか、わかりませんがクッキリとして腰のある低音がモリモリと増えました。
ＤＳＰのエフェクトと、イコライザー設定間違ってないか確認したほどです。
あまりに低音が強くなったので、中音域や高音域が聞こえなくなったのかと思って聞き直しましたが、それぞれはちゃんと以前よりもきれいに鳴っていました。
低音があまりにも強力に変化したので、埋没しがちというだけです。SONYっぽい感じ？　SONOROUSらしさはぶっ飛んでいきます。
ちなみにこのケーブルで、SONOROUS VIとSONOROUS IIIの差はほとんど感じられなくなりました。上位がちゃんとすればもう少し変わるかな？
SONOROUSシリーズ特有の変化かもしれません。

【ノイズの低減】
ZEN DACのフロント4.4φバランス端子は、ホワイトノイズが乗るという話でしたが、このNobunaga 霧降ケーブルを使用している限りではホワイトノイズは聞こえません。当方が、ノイズに鈍感ということはないと思います。
音割れなどはなく、力強いソリッドな低音が鳴り、その他の音域も歪みはありません。

【ケーブルの強度】
２本のねじれ又は３本のねじれケーブルですので、物理的な強度は、しっかりとした太い被服をもったケーブルと同じようには扱えません。断線には、十分注意が必要です。

【プラグの品質】
接続した感じでは、しっかり刺さり挿抜も自然で問題ありません。バランス端子側は、ZEN DAC（初代・V2共に）あまり刺さり具合が良くないので、ちゃんと刺さるように回しながら刺す必要があります。（二台ある、ZEN DAC V2（初期・最近で別ロット）で、片方はバキバキ言いながら差し込んでいきます）

【総評】
１万円中盤という低価格で、幅広い機種に対応してヘッドホンのバランス化図れるという点で、まずすごく価値のある商品だと思います。
リケーブルの第一歩として、変化を少し強調しすぎなくらい変化するので、接続するヘッドホンによっては、期待通りにならないかもしれません。
付属ケーブルにコストが掛かっていない３万程度のヘッドホンでリケーブルしてみたいみたいな方にはピッタリだと思います。
他のヘッドホンでも、SONOROUS IIIのように、高中音重視機から低音バキバきへの変化がおきるのかはわかりませんが・・・

ちなみに、同じタイミングで、SONOROUS VIの方も4.4φバランス接続化に、Nobunaga 霧降を使用しまして、同じような音の変化が起きました。元から持っている高音域を壊さずに、ゴリゴリの低音ヘッドホンに化けたので、このケーブルの効果なのかもしれません。