『日本人の、日本人のための、ダイソンによる掃除機。』 ダイソン Dyson Micro 1.5kg SV21 FF N 多賀一晃さんのレビュー・評価

2022年 2月 1日 発売

Dyson Micro 1.5kg SV21 FF N

  • 標準質量1.5kgの軽量なコードレススティッククリーナー。微細なホコリを99.99%閉じ込め、部屋の空気よりもきれいな空気を排出。
  • 8つのサイクロンが96,000Gの遠心力を生み出し、微細なホコリを空気から分離、変わらない吸引力を維持する。従来機と比べ45%小型化を実現。
  • 布団クリーナーやハンディクリーナーとしても使える。フィルターとブラシバーは水洗い可能で、クリアビンはゴミやホコリに触れずにゴミ捨てができる。
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タイプ:ハンディ/スティック 集じん方式:サイクロン 最長運転時間/連続使用時間:最長25分(エコモードでモーター駆動のないツール使用時) Dyson Micro 1.5kg SV21 FF Nのスペック・仕様

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Dyson Micro 1.5kg SV21 FF Nダイソン

最安価格(税込):¥44,000 (前週比:+1,201円↑) 発売日:2022年 2月 1日

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多賀一晃さん

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プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。

主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む

満足度5
デザイン5
使いやすさ5
吸引力・パワー5
静音性3
サイズ5
手入れのしやすさ5
取り回し5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

日本人の、日本人のための、ダイソンによる掃除機。

本体。横幅が少ない、端正なスレンダー型。

ヘッド。フィラフィー型だが、幅がない。ちょっとした隙間にも入り易い。

コンソール。スィッチは2つのみ。

ダストボックス、ゴミ捨てモード。スライドパーツは全部外れ、水洗い可能。

排気フィルター。水洗いできることがわかる様に蛇口マーク入り。

ミニモーターヘッドを装着。ふとん、ソファ、絨毯などをきれいにできる。

ダイソンはグローバル企業。そしてコードレス、スティック型掃除機は、その顔。いろいろな国の顧客を満足させるため、当然、いろいろなモデルをラインナップする。その時、スティック型掃除機の場合は、吸引力(モーター他)と重さ(バッテリー他)が大きく変わってくる。ダイソンの場合、搭載モーターは、「V+XX」(XXには数字が入る)で表示される。これは数字が大きいほど、新しいことを意味する。軽くて、効率がいい、ハイパワー型だ。効率がいいというのは、同じ電気量なら長く起動できる。同じ起動時間でいいなら、バッテリーのセルを減らせる。つまり軽いバッテリーを搭載できるなどのメリットが出てくる。現在、最新のモーターはV15。今ならダイソンの掃除機も値がこなれてきておき、V10以上なら勧められる。少なくとも吸引力に関しては推せる。

そしてもう一つの問題の、重さ。極端な言い方をすると軽ければ軽いほど使い易い。しかし、掃除機は長時間使えることが理想。目安は自動モードで60分。こうなると、バッテリーは巨大になる。重くなり扱いづらい。しかし、使う人に力があれば問題はない。イギリスはアングロサクソン系であり、背も高く、力強い人が多い。とは言え、男性はまだ差が少ない。しかし女性のパワー差は、かなりある様に思う。欧米では、マネキンですら腕が太いのだ。このため、彼らが全技術を詰め込んだモデル『Dyson V15 Detect』は、重い。2.61kgある。これは筆者でも10分もすると、腕がだれてくる。掃除機は日常品。日常品は、その人と、生活スタイルにフィットすることが重要だ。ダイソンもそこの部分は承知しており、スリムモデルを作っている。それが『Dyson Digital Slim』『Dyson V12 Detect Slim』だ。格上モデルの特徴を残しつつ、軽くしたモデル。しかし、これでも2kg近い。いろいろなメーカーの掃除機で確認したが、1.3から1.6kgを切ると、格段に使い易くなる。1.2kgを切るようなモデルは、孫悟空の如意棒のごとく自在に扱える。ダイソンも、十分わかっており、そのモデルが、『Dyson Micro 1.5kg』。ダイソンは、フル(2.5kg以上)、スリム(2kg)、マイクロ(1.5kg)で、どんな人に対しても満足してもらえるラインナップを構成する。

マイクロ化するために一番削ったのは、バッテリー。自動モードで20分。短いように感じる人もいるかもしれないが、駆動時間が20分を超えた時、スティック型掃除機は認められ始めた歴史もある。正直、大掃除以外はなんとかなる。

今回、その2022年モデル『Dyson Micro 1.5kg SV21 FF N』を借り、テストしてみた。
軽いので、当然、ダイソンのフル技術を詰め込んでいる訳ではない。逆な言い方をするとダイソンが最低必要と考える技術で出来上がっている、最もシンプルな形の掃除機と言える。世界的な掃除機メーカーが作った、これ以上削ぎ落とすことができないモデル。不便はないかを主眼に、テストしてみた。

【デザイン】ポップアートを思わせるダイソン特有のカラーリングが施されたボディは、極めてオーソドックス。しかし、それを何百モデルと繰り返してきた今、確かな存在感と、作り続けられてきた故の洗練さが加わっている。残念なのは、スタンドが壁に取り付けるタイプであること。日本の家屋は、欧米のように壁に釘を打つのは当たり前のとはいかない。山崎実業をはじめとするサードパーティがいい製品を出しているので、それらを使ってスマートに置き収納したい。

【使いやすさ】ダイソンは、ここ数年トリガースィッチからの脱却を図っており、当モデルもトリガースィッチはついていない。トリガースィッチは、攻撃的な気持ちになれるところがあり、ゴミをやっつけるという意味では、決して悪くないのだが、長時間使うと指が疲れてくる。またほとんどの扱いで迷うところはない。一つ一つのパーツの動きは、シャキシャキしており、とてもいい。使っていて、安心できる。

【吸引力・パワー】モーターは、ダイソンの一般呼称(V+数字)から外れる。採用されたDyson Hyperdymium(ハイパー ディミアム)モーターは、105000回転/分の超高回転型モーター。実にパワフル。他のメーカーなら「強」モードを使うことも多いが、当モデルは「オート(自動)モード」で十分。必要十分なパワーを持っていると言える。

【静音性】その昔、ダイソンは、隣の人が話しかけても声が通じないほど五月蝿いのが特徴だった。しかし、今はオートモードで抑制された音。強モードでターボをぶん回したような高音の回転が加わる。抑制されたと言っても、それなりにうるさくはある。しかし、このモデルは、少なくとも、隣の人の声は聞こえる。同じ音でも、動作終了時の「キュオン、ポン」という感じの音は面白い。イギリスの設計らしく、ユーモアも持ち合わせている。

【サイズ】基本的に、どこの部分も小さいが、ヘッドの小ささが特徴的と言える。横幅が70%近く圧縮されたスレンダーモデル。

【手入れのしやすさ】ほぼ水洗いが可能であり、個人的には、不満に思うところはほぼない。

【取り回し】ヘッドの小ささと、軽さが相まって、思ったところをどんどん掃除することができる。

【アタッチメント】正直、販売価格の割に、アタッチメントは充実している。「ミニモーターヘッド」「コンビネーション隙間ノズル」「卓上ツール」が付属する。特にふとん掃除に使うことができる「ミニモーターヘッド」は、あるとないとで便利さが格段に異なる。

【総評】極々普通の掃除機なのだが、ゴミを吸い込む、分離する、溜める、捨てると言った基本動作が、大いに洗練されている。しかも、軽いので使い手を選ばない。特に、非力な女性には扱い易く仕上がっている。ダイソン スティック型掃除機の入門モデルにして、最も満足度の高いモデルかも知れない。当然、私の推しモデルでもある。

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使いやすさ5
吸引力・パワー5
静音性3
サイズ5
手入れのしやすさ5
取り回し5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

日本人の、日本人のための、ダイソンによる掃除機。

本体。横幅が少ない、端正なスレンダー型。

ヘッド。フィラフィー型だが、幅がない。ちょっとした隙間にも入り易い。

コンソール。スィッチは2つのみ。

ダストボックス、ゴミ捨てモード。スライドパーツは全部外れ、水洗い可能。

排気フィルター。水洗いできることがわかる様に蛇口マーク入り。

ミニモーターヘッドを装着。ふとん、ソファ、絨毯などをきれいにできる。

ダイソンはグローバル企業。そしてコードレス、スティック型掃除機は、その顔。いろいろな国の顧客を満足させるため、当然、いろいろなモデルをラインナップする。その時、スティック型掃除機の場合は、吸引力(モーター他)と重さ(バッテリー他)が大きく変わってくる。ダイソンの場合、搭載モーターは、「V+XX」(XXには数字が入る)で表示される。これは数字が大きいほど、新しいことを意味する。軽くて、効率がいい、ハイパワー型だ。効率がいいというのは、同じ電気量なら長く起動できる。同じ起動時間でいいなら、バッテリーのセルを減らせる。つまり軽いバッテリーを搭載できるなどのメリットが出てくる。現在、最新のモーターはV15。今ならダイソンの掃除機も値がこなれてきておき、V10以上なら勧められる。少なくとも吸引力に関しては推せる。

そしてもう一つの問題の、重さ。極端な言い方をすると軽ければ軽いほど使い易い。しかし、掃除機は長時間使えることが理想。目安は自動モードで60分。こうなると、バッテリーは巨大になる。重くなり扱いづらい。しかし、使う人に力があれば問題はない。イギリスはアングロサクソン系であり、背も高く、力強い人が多い。とは言え、男性はまだ差が少ない。しかし女性のパワー差は、かなりある様に思う。欧米では、マネキンですら腕が太いのだ。このため、彼らが全技術を詰め込んだモデル『Dyson V15 Detect』は、重い。2.61kgある。これは筆者でも10分もすると、腕がだれてくる。掃除機は日常品。日常品は、その人と、生活スタイルにフィットすることが重要だ。ダイソンもそこの部分は承知しており、スリムモデルを作っている。それが『Dyson Digital Slim』『Dyson V12 Detect Slim』だ。格上モデルの特徴を残しつつ、軽くしたモデル。しかし、これでも2kg近い。いろいろなメーカーの掃除機で確認したが、1.3から1.6kgを切ると、格段に使い易くなる。1.2kgを切るようなモデルは、孫悟空の如意棒のごとく自在に扱える。ダイソンも、十分わかっていおり、そのモデルが、『Dyson Micro 1.5kg』。ダイソンは、フル(2.5kg以上)、スリム(2kg)、マイクロ(1.5kg)で、どんな人に対しても満足してもらえるラインナップを構成する。

マイクロ化するために一番削ったのは、バッテリー。自動モードで20分。短いように感じる人もいるかもしれないが、駆動時間が20分を超えた時、スティック型掃除機は認められ始めた歴史もある。正直、大掃除以外はなんとかなる。

今回、その2022年モデル『Dyson Micro 1.5kg SV21 FF N』を借り、テストしてみた。
軽いので、当然、ダイソンのフル技術を詰め込んでいる訳ではない。逆な言い方をするとダイソンが最低必要と考える技術で出来上がっている、最もシンプルな形の掃除機と言える。世界的な掃除機メーカーが作った、これ以上削ぎ落とすことができないモデル。不便はないかを主眼に、テストしてみた。

【デザイン】ポップアートを思わせるダイソン特有のカラーリングが施されたボディは、極めてオーソドックス。しかし、それを何百モデルと繰り返してきた今、確かな存在感と、作り続けられてきた故の洗練さが加わっている。残念なのは、スタンドが壁に取り付けるタイプであること。日本の家屋は、欧米のように壁に釘を打つのは当たり前のとはいかない。山崎実業をはじめとするサードパーティがいい製品を出しているので、それらを使ってスマートに置き収納したい。

【使いやすさ】ダイソンは、ここ数年トリガースィッチからの脱却を図っていおり、当モデルもトリガースィッチはついていない。トリガースィッチは、攻撃的な気持ちになれるところがあり、ゴミをやっつけるという意味では、決して悪くないのだが、長時間使うと指が疲れてくる。またほとんどの扱いで迷うところはない。一つ一つのパーツの動きは、シャキシャキしており、とてもいい。使っていて、安心できる。

【吸引力・パワー】モーターは、ダイソンの一般呼称(V+数字)から外れる。採用されたDyson Hyperdymium(ハイパー ディミアム)モーターは、105000回転/分の超高回転型モーター。実にパワフル。他のメーカーなら「強」モードを使うことも多いが、当モデルは「オート(自動)モード」で十分。必要十分なパワーを持っていると言える。

【静音性】その昔、ダイソンは、隣の人が話しかけても声が通じないほど五月蝿いのが特徴だった。しかし、今はオートモードで抑制された音。強モードでターボをぶん回したような高音の回転が加わる。抑制されたと言っても、それなりにうるさくはある。しかし、このモデルは、少なくとも、隣の人の声は聞こえる。同じ音でも、動作終了時の「キュオン、ポン」という感じの音は面白い。イギリスの設計らしく、ユーモアも持ち合わせている。

【サイズ】基本的に、どこの部分も小さいが、ヘッドの小ささが特徴的と言える。横幅が70%近く圧縮されたスレンダーモデル。

【手入れのしやすさ】ほぼ水洗いが可能であり、個人的には、不満に思うところはほぼない。

【取り回し】ヘッドの小ささと、軽さが相まって、思ったところをどんどん掃除することができる。

【アタッチメント】正直、販売価格の割に、アタッチメントは充実している。「ミニモーターヘッド」「コンビネーション隙間ノズル」「卓上ツール」が付属する。特にふとん掃除に使うことができる「ミニモーターヘッド」は、あるとないとで便利さが格段に異なる。

【総評】極々普通の掃除機なのだが、ゴミを吸い込む、分離する、溜める、捨てると言った基本動作が、大いに洗練されている。しかも、軽いので使い手を選ばない。特に、非力な女性には扱い易く仕上がっている。ダイソン スティック型掃除機の入門モデルにして、最も満足度の高いモデルかも知れない。当然、私の推しモデルでもある。

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