中古車価格: 72〜169 万円 (833物件) アルト 2021年モデルの中古車を見る

2022年1月24日 23:34 [1542675-1]
満足度 | 5 |
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エクステリア | 4 |
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インテリア | 4 |
エンジン性能 | 3 |
走行性能 | 3 |
乗り心地 | 4 |
燃費 | 無評価 |
価格 | 5 |
安物? 造りがボロい?
そんな先入観だけで語られる、ワークスなどは別として「自称クルマ好き」な方々には見向きもされないクルマ。
だが前世代のターボRSに乗っていた身としてはなにやらただならぬものを感じて、展示車入庫当日に飛び込み、実質的エントリーグレードのLを前に唸りました。
見た目先代の上位グレード並じゃねえか…
先代の上のグレードも高級とはいいがたいが、下位グレードは更に安っぽくして上のグレードに誘導させる意図が見え見え。(爆)
今回は全グレード基本的には同じ仕上げ。デニムブルーを多用して工夫で安物感を感じさせないようにしてあり、昔ポルテの衝撃的なプラ感満載激安感倍増内装の前に トヨタですらこれでOK出してしまうのか!とトラウマレベルのショック(これとゼロクラのそれまでのゴージャス感を霧散させた内装も凄かったが…)を受けた身としては、アルトも立派になって…と感慨。
前のモデルでたびたび不満の種だった収納もインパネにドリンクホルダーが移動してフロアコンソールトレーが設置できてティッシュボックスやバックも置けるようになりましたし、たびたび乗るときにぶつけていた頭も窓が立ってぶつけることも少なく成りましたし、隔世の感です。(大げさ)
結局 試乗車が来るのを指折り待っていたのですが、やっとのことでHYBRID S 試乗できました。
ナンバー、保険が付いて最初の試乗者がわいとは何ともかわいそうな…
慣らしもろくにできていないだろうし、下ろしたてってあまりいいことにはならないんだよなあ…
で、お店から路上に出た一言目。
なにこれ。
先入観なく乗ってみたらなんということだ
路面のコンディションの微妙な国道も快適に走る。
すばらしい。
程よくやわらかい足回りよし。
エコタイヤ装着車にありがちな やかましいロードノイズがよく抑えられていてよし。
ボンネットがぎりぎり見えるので車幅感覚がわかりやすくてよし。
低い車高でふらつきも抑えられていてよし。
60q/Hくらいまでならエンジン音もそこまで唸らない。
思わず「パーフェクトだ、ウォルター」とかつぶやいたが、
セールスさんから「感謝の極み」とか返されなくてよかった。
ダメ車ならそのままくるりと旋回して即刻返却なんだが、このクルマのポテンシャルをみるため、トラックで道を削られた不整地路、緩い坂、ちょっときつめの下り坂+コーナーを一気に抜けるルートを行きたいとセールスさんに要請、OKでたのでそのまま突撃。
不整地路
まだサスもあたりが付いていないはずだがよく動き、突き上げ感も少ない。
ロードノイズも少なく、快適。
お前は本当にアルトなのか?
つか、現行のソリオより静かな気がするんですけどおぬし…
緩めの坂
さすがにエンジン音は大きくなるがNAのハスラーでも同様の音なのでさほど差はない。軽い分だけ有利か。
少しきつめの下り坂+コーナー
スタビライザーが装着されてないので無理は禁物。
だが、先代のエントリーグレードのようなバタついたりリアの跳ねる感じもなく素直で安心感がある。
帰りの少しきつめ上り坂
エンジンうるせえ。
やっぱ非力感はある。
たぶん、高速道路なども同様と思われる。
当たり前といえば当たり前。何事にも得手不得手がある。
さて、完走しての感想ですが
街乗り用のパーソナルカーとしてたいへん上出来。
です。
正直 パッソやマーチなどの基本設計の古くやみくもにコストダウンだけに躍起なやっつけコンパクトカーを買うくらいなら、アルトに一度乗ってみなさいと言いたいです。
先代のモデルは良くも悪くも結構なアヴァンギャルドなモデルで人を選ぶという側面はありましたが、今回のモデルチェンジでその角を削って削って削り落とし、それでも削っちゃいけないところはしっかり残しています。
全車ともCVT、内装、デュアルカメラブレーキサポート、6エアバック、NAのみという共通の仕様にしたのも作り分けによる差別化のメリットよりも共通化して価格を抑えるメリットのための決断でしょう。
5MTや商用仕様、ターボ搭載を削ったのはそのあおりだったと思いますが、ここいらにも強い意志が見え隠れします。
LED、プッシュボタンスタート、アルミホイール、オートエアコンを装備したHYBRID Xにディスプレイオーディオ(全方位モニター付)まで行ってしまうと総額150万円くらいになりほかのモデルにも目移りしてしまうことになるのが悩ましいところですが、ここらへんは痛しかゆしということでしょうね。
アルトを選ぶならとことんコスパを狙うのが吉だとは思いますが、ちょっぴり贅沢な機能がHYBRID Xに集約されてるのが、ここまで頑張ってるんだからちょっとは儲けさせてよ!といわんばかりのスズキの心の叫びが垣間見えて微笑ましいですね。(爆)
一応断っておきますが、前述のように高速走行やら坂道多いとか他人数で乗るとか、メッキマシマシのハリボテ高級感が欲しいとかなら全く不向きです。
スペーシアとかN-BOXを見に行ってください。
個人的には1990−2000年あたりのフランス車的なにおいを感じてたいへんよろしいです。
このころのフランス車はチープで非力。でもサスはしなやかでおっとりとした味付けで飽きの来ない使い心地の良さは絶品だった。
あのころのフラ車と比べたらアルトなんて格安!静か!壊れない!(おのれ憎きAL4!)で安心して乗れますね。
さて、世の中には訳の分からん名前を冠した店の高級?パンがあったり、これいくらで作ってんのやねん!と言いたくなるようなディスカウントスーパーのパンがあったり、車と同じでいろんなパンがありますよね。
私は毎日食べるのなら これみよがしにSNSで袋を見せびらかしてあふれ出る承認欲求を見せつけるようなパンも、味もなくただ腹が膨れるだけのパンも要らんから、小麦の味のする毎日食べても飽きの来ないパンがいいです。
このアルトもそんな飽きの来ないパンのような味がしました。
- レビュー対象車
- 試乗
参考になった159人
「アルト 2021年モデル」の新着レビュー
レビュータイトル | 満足度 | 投稿日時 |
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2022年12月6日 22:09 |
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2022年11月19日 16:40 |
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2022年10月31日 00:22 |
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2022年10月4日 17:10 |
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2022年7月20日 11:06 |
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2022年7月18日 18:45 |
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2022年6月2日 15:36 |
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2022年4月25日 21:00 |
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2022年4月11日 22:01 |
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2022年1月25日 16:36 |
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