『メディア消化用のツールとしてはベター』 ASUS Vivobook 13 Slate OLED T3300KA T3300KA-LQ049W OwOsさんのレビュー・評価

[OwOs]

2022年8月3日 00:30 [1606771-1]

満足度	5

デザイン	4
処理速度	2
入力機能	4
携帯性	4
バッテリ	3
画面	5
付属ソフト	3
コストパフォーマンス	3

メディア消化用のツールとしてはベター

ハイスペックのゲーミングPCやiPadなども所持しているものの、紙芝居系のゲームも愛好する都合上、やはりPCをベッドやソファで手軽に使いたい！という思いから本機を選びました。Surfaceやmatebook eなども候補に挙がりましたが、性能に対して価格が安いこと、ASUSというブランドを個人的に好いていることが決め手になりました。

さて、10万円を切る価格でタブレット、有機EL、メモリ8GB、SSD256と中々に属性盛りだくさんな本機ですが、ネックになるのがCPUがcoreシリーズではなく、pentiumであること。
実際、起動してから一通り初期設定（不要ソフトの削除、必要ソフトの追加、OSアップデートなど）を済ませるまでは、エクスプローラーや設定画面、ブラウザの動作等々あらゆる動作がもっさりしており、正直最悪な買い物をしてしまったかと絶望しました。
しかし、初期設定が終わってある程度時間が経つと、快適とまでは言わずとも、不思議ともっさりとした動作が減り、当初期待していた程度かそれ以上にはキビキビ動いてくれ、主眼であった紙芝居ゲームについても、新作で比較的必要スペックが高い場合でも問題なく動いてくれました。
今では、メインPCとするには役者不足が過ぎるものの、有機ELであるおかげでサブとして軽いゲームやメディアを消化するには最高の機体となってくれています。

その他キーボードがペラペラかつペタッとデスクに接地する都合上底打ち感が半端ではなく、打ち心地が悪いこと、PCを自立させるのに使う背面パーツを手に持って調節しようとすると滑って簡単に外れてしまうことなど、細かな不満点はありますが、やはりタブレットPCは快適で、その点はとても素晴らしく、不満点を帳消しにしてくれそうです。

総評としては、あくまでコンテンツを消化するツールとして購入するには非常におすすめです。
一方で、クリエイティブな用途やその他事務作業に使用するにはそのレスポンスの悪さが気になり、大きな不満となってしまうかと思います。