NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
- 全長約90mm、質量約315gと小型・軽量を実現した約7.8倍高倍率ズームレンズ。ミラーレスカメラ対応「ニコン Z マウント」採用の「NIKKOR Z」シリーズ。
- 静止画・動画どちらの撮影にも適している。最短撮影距離は広角端で0.2mのためテーブルフォトなどの被写体に近づいた撮影も可能。
- 5.0段の高い手ブレ補正効果を発揮し、手ブレの起きやすい望遠撮影や光量の少ない屋内での撮影でも活躍する。
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VRニコン
最安価格(税込):¥68,900
(前週比:-480円↓)
発売日:2021年11月26日

よく投稿するカテゴリ
2021年11月30日 16:27 [1521544-2]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
写真を追加し、レビューを一部加筆しました。
【操作性】
〇ズームリング
絶妙なトルクで滑らかに回転します。
静止画には少し重く感じるかもしれませんが、動画撮影には最適かなと。
〇フォーカスリング
適度なトルクで滑らかに回転します。
回転速度に応じてピント移動距離が変化するものの、広角側ならばゆっくり回しても180°未満の回転角で操作できます。望遠側は操作量が増え、より正確な操作が可能となっています。
〇その他
手ぶれ補正やAF/MFスイッチなどはありません。
また、ズームリングを固定するスイッチもありません。
〇開放F値
F3.5:18mm~
F3.8:23mm~
F4.0:29mm~
F4.2:34mm~
F4.5:39mm~
F4.8:46mm~
F5.0:55mm~
F5.3:68mm~
F5.6:88mm~
F6.0:105mm~
F6.3:130mm~
【表現力】
〇解像性能
近距離では像面湾曲が残っているようですが、ピントを合わせた部分は絞り開放からとても良好です。
解像性能のピークは高倍率なりですが、広角から望遠まで極端な画質の落ち込みは無いように見えます。これと言って弱点と言うべき弱点は存在しないように見えます。
〇色収差
軸上色収差は良好に補正していますが、倍率色収差の影響が広角側で見られます。
〇歪曲収差
広角で大きな樽型です。陣笠状となっているので手動補正は難しい。
中間域以降は目立つ糸巻き型歪曲へと変化します。
ズーム全域でソフト補正に依存しています。
〇周辺減光
大きな問題はありませんが、絞り開放で目立ちます。
〇逆光耐性
太陽をフレームに入れるとゴーストが発生する場合があるものの、全体的に良好な性能です。
〇ボケ
色収差による色づきは無いものの、非球面レンズの影響と思われる輪線ボケが見に付きます。場合によって騒がしいボケと感じるかもしれません。
望遠側を使った際は滑らかなボケが得られます。
【携帯性】
このクラスとしては一般的です。
ニコン一眼レフの同クラスと比べると小型軽量化されています。
【機能性】
〇AFフォーカス
ステッピングモーター駆動のAFは静かで高速に動作します。
望遠側が「F6.3」と暗いので、低照度や屋内では苦戦するかもしれません。
〇マクロ
主に標準〜望遠側での撮影倍率が高く、ちょっとしたマクロ撮影が可能となっています。
高倍率ズームの汎用性をさらに高め、魅力的なレンズに仕上がっています。
〇フォーカス特性
フォーカスブリージングは良く抑えられています。
ズーム操作による焦点移動も少なく、動画撮影にとても適しているように見えます。
(おそらく、ズーム操作時に電子的なピント補正がかかっています)
〇手ぶれ補正
ざっと使った限りでは良く効きます。
140mmの望遠端で1/4秒での手持ち撮影が可能でした。
【総評】
第一印象としては良好な光学性能の高倍率ズーム。
特に解像性能が良好で、広角側の接写でも周辺まで極端な画質の低下がありません。Z DX 16-50mmと同じく良好なパフォーマンスを維持しています。望遠側でも周辺まで安定した性能を実現してるので、晴れた日の風景撮影が楽しみです。解像性能のピークは高倍率なりですが、過度に期待しなければ十分に満足のいく画質。
ズームリングやフォーカスリングの操作性も良く、フォーカス特性は動画撮影と相性が良いので、静止画と動画のハイブリッドユーザーに適していると思います。良質な撮影体験になるのかなと。
敢えて言えば輪線ボケやRAWの歪曲収差が気になるところですが、歪曲は自動補正が可能で、玉ボケが極端に目立つ機会はそう多くありません。
ブログにてレビューを連載予定です
https://asobinet.com/tag/nikkor-z-dx-18-140mm-f-3-5-6-3-vr-review/
Flickrにてオリジナルデータを公開
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72157720176955994
- レベル
- 初心者
- 主な被写体
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- その他
参考になった29人(再レビュー後:20人)
2021年11月26日 23:36 [1521544-1]
満足度 | 4 |
---|
操作性 | 4 |
---|---|
表現力 | 4 |
携帯性 | 3 |
機能性 | 4 |
後ボケ |
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前ボケ |
初日にざっとチェックしてみた第一印象です。後日レビューを更新予定
【操作性】
〇ズームリング
絶妙なトルクで滑らかに回転します。
静止画には少し重く感じるかもしれませんが、動画撮影には最適かなと。
〇フォーカスリング
適度なトルクで滑らかに回転します。
回転速度に応じてピント移動距離が変化するものの、広角側ならばゆっくり回しても180°未満の回転角で操作できます。望遠側は操作量が増え、より正確な操作が可能となっています。
〇その他
手ぶれ補正やAF/MFスイッチなどはありません。
また、ズームリングを固定するスイッチもありません。
〇開放F値
F3.5:18mm~
F3.8:23mm~
F4.0:29mm~
F4.2:34mm~
F4.5:39mm~
F4.8:46mm~
F5.0:55mm~
F5.3:68mm~
F5.6:88mm~
F6.0:105mm~
F6.3:130mm~
【表現力】
〇解像性能
近距離では像面湾曲が残っているようですが、ピントを合わせた部分は絞り開放からとても良好です。広角から望遠まで極端な画質の落ち込みは無いように見えます。
〇色収差
軸上色収差は良好に補正していますが、倍率色収差の影響が広角側で見られます。
〇歪曲収差
これからチェック予定ですが、「ゆがみ補正」が強制適用なので、おそらく広角側に大きな樽型が残っているものと思われます。
〇周辺減光
大きな問題はありませんが、絞り開放で少し目に付きます。
〇逆光耐性
これからチェック予定です。
〇ボケ
色収差による色づきは無いものの、非球面レンズの影響と思われる輪線ボケが見に付きます。場合によって騒がしいボケと感じるかもしれません。実写テストは今後実施予定です。
【携帯性】
このクラスとしては一般的です。
ニコン一眼レフの同クラスと比べると小型軽量化されています。
【機能性】
〇AFフォーカス
ステッピングモーター駆動のAFは静かで高速に動作します。
望遠側が「F6.3」と暗いので、低照度や屋内では苦戦するかもしれません。
〇フォーカス特性
フォーカスブリージングは良く抑えられています。
ズーム操作による焦点移動も少なく、動画撮影にとても適しているように見えます。
〇手ぶれ補正
ざっと使った限りでは良く効きます。
140mmの望遠端で1/4秒での手持ち撮影が可能でした。
【総評】
第一印象としては良好な光学性能の高倍率ズーム。
特に解像性能が良好で、広角側の接写でも周辺まで極端な画質の低下がありません。Z DX 16-50mmと同じく良好なパフォーマンスを維持しています。望遠側でも周辺まで安定した性能を実現してるので、晴れた日の風景撮影が楽しみです。
ズームリングやフォーカスリングの操作性も良く、フォーカス特性は動画撮影と相性が良いので、静止画と動画のハイブリッドユーザーに適していると思います。良質な撮影体験になるのかなと。
敢えて言えば輪線ボケやRAWの歪曲収差が気になるところですが、これは実写でじっくりテスト予定です。
ブログにてレビューを連載予定です
https://asobinet.com/tag/nikkor-z-dx-18-140mm-f-3-5-6-3-vr-review/
Flickrにてオリジナルデータを公開
https://www.flickr.com/photos/145268771@N04/albums/72157720176955994
- レベル
- 初心者
- 主な被写体
- 風景
- 子供・動物
- 夜景
- その他
参考になった9人
「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」の新着レビュー
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2023年5月3日 19:40 |
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2023年2月25日 09:31 |
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2022年10月31日 10:11 |
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2022年8月20日 19:09 |
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2022年4月30日 20:33 |
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2022年1月24日 22:47 |
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2021年12月21日 14:22 |
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2021年12月19日 23:04 |
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2021年12月13日 16:12 |
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2021年12月5日 21:48 |
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