『FD5からの買い替え。FD5の特徴は引き継ぎつつ、全帯域が充実。』 FiiO FD7 FIO-IEM-FD7 SeaCrowさんのレビュー・評価

2021年10月15日 発売

FD7 FIO-IEM-FD7

  • ピュア・ベリリウム振動板を採用したダイナミック型有線イヤホン。12mmシングル・ダイナミックドライバーを搭載している。
  • 理想的な音響特性を実現する「アコースティック・プリズム・システム」を採用。3種類の音道管をユーザーが交換可能。
  • 「ボルカニック・フィールド機構」と「セミオープン型構造」により、定在波コントロールを行う。ハイレゾ認証を取得。
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価格帯:¥―〜¥― (―店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:カナル型 装着方式:両耳 構造:半開放型(セミオープン) 駆動方式:ダイナミック型 ハイレゾ:○ FD7 FIO-IEM-FD7のスペック・仕様

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FD7 FIO-IEM-FD7FiiO

最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2021年10月15日

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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性4
FD5からの買い替え。FD5の特徴は引き継ぎつつ、全帯域が充実。

FD5を非常に気に入って、数ヶ月使ってきましたが、気に入れば気に入るほど、この上位機種、FD7が欲しくなってしまい、ついに購入に至りました。

音質評価に際しては、FiiO M11 Plus ESSを使用。ポップス、ジャズ、クラシックなど一通り、4.4mmバランス接続で聴いています。エージングは100時間程度行いました。

【デザイン】
形状はFD5とほぼ共通。色はブラック+ゴールドですが、ゴールドは過剰に主張しておらず、渋い高級感があります。付属ケーブルは、スペック的にはFiiOが単品で発売している「LC-RD」と共通で、本体に合わせたダークグレー系統のカラーリングです。

【高音の音質】
高域にFD5との差が大きく出ています。スーッと抜ける感じがあり、AKGやゼンハイザーなどの開放型ヘッドホンを思わせるような自然な広がりがあります。セミオープン型であることの良さは、FD5よりFD7の方が強く感じられます。

ヴァイオリン合奏のほぐれ感、抜けの良さなど、イヤホンとは思えない水準に達しており、金管、木管など、生楽器すべてが自然な音で鳴ってくれます。シンバル、ハイハットなどの切れ味もFD5を上回ります。全帯域がよく鳴っている割に、ボーカルが引っ込んでしまうこともなく、明るい艶っぽさを伴って美しく響きます。

【低音の音質】
こちらはFD5譲りの、たっぷりした量感のあるFiiOらしい低音です。バスドラムやスネアドラムの低域成分のアタック感が心地よく、ポップス系を迫力ある音で楽しく聴けます。

根底にあるのは軽ドンシャリのキャラクターなのですが、全帯域の質を高めていった結果、ドンシャリの気持ちよさと、リファレンス的なフラット感を絶妙に融合させることに成功しているイヤホンだと思います。

【エージングについて】
硬質なベリリウム振動板、純銀素材のケーブルと、長時間のエージングを要する材質が同居しています。箱出し直後は、分離が悪く、高域に変なシャリ付きのあるひどい音でしたが、15時間くらいでほぐれてきて、100時間経った今は、十分に本領が発揮できていると思います。

【フィット感】
やや重めではあるものの、コンパクトなため重心が耳穴側に近く、十分安定した装着感を得られています。イヤーピースについては、音質、フィット感の両面で、付属のバランス重視型のLサイズが自分にはベストでした。SpinFitなども含め豊富に付属しているのはありがたいです。

ただ、この形状と重さはやや人を選ぶようです。試用してみる場合、この価格帯だと店頭に試聴機が出ていない場合がありますので、形状も重さもほぼ同一のFD5で試されるのが良いかと思います。

【外音遮断性】
【音漏れ防止】
自分は屋外でこの製品を使うつもりはないですが、セミオープン型の割にはさほど悪くないです。新幹線で隣席に人がいない状況などであれば、問題なく使えるものと思います。

【携帯性】
このクラスとしては標準的かと思います。セミハードのポーチが付属します。

【総評/FD5との比較】
オーディオ製品は、価格が上がるほど、価格差に対する音質の差は少なくなっていき、より趣味性の高い領域に入っていきます。この製品も、FD5の2倍の価格だから2倍音がいいかというと、さすがにそんなことはないです。

そもそもFD5も非常に魅力的な音を持った製品であり、ポップス・ロック系を、弾力ある豊かな低音とともに聴きたい、ということなら、FD7との差異はさほど感じられないのではないかと思います。

上述した通り、あらゆるジャンルに関して、より自然な音を求めたい場合に、FD7の真価が現れます。自分はクラシック(オーケストラ、器楽、合唱曲など全般)、ジャズ(ピアノトリオ、管楽器アンサンブル、ボーカル)なども聴く人間ですので、FD7の万能選手ぶりに大いに満足しています。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

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高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性4
FD5からの買い替え。FD5の特徴は引き継ぎつつ、全帯域が充実。

FD5を非常に気に入って、数ヶ月使ってきましたが、気に入れば気に入るほど、この上位機種、FD7が欲しくなってしまい、ついに購入に至りました。

音質評価に際しては、FiiO M11 Plus ESSを使用。ポップス、ジャズ、クラシックなど一通り、4.4mmバランス接続で聴いています。エージングは100時間程度行いました。

【デザイン】
形状はFD5とほぼ共通。色はブラック+ゴールドですが、ゴールドは過剰に主張しておらず、渋い高級感があります。付属ケーブルは、スペック的にはFiiOが単品で発売している「LC-RD」と共通で、本体に合わせたダークグレー系統のカラーリングです。

【高音の音質】
高域にFD5との差が大きく出ています。スーッと抜ける感じがあり、AKGやゼンハイザーなどの開放型ヘッドホンを思わせるような自然な広がりがあります。セミオープン型であることの良さは、FD5よりFD7の方が強く感じられます。

ヴァイオリン合奏のほぐれ感、抜けの良さなど、イヤホンとは思えない水準に達しており、金管、木管など、生楽器すべてが自然な音で鳴ってくれます。シンバル、ハイハットなどの切れ味もFD5を上回ります。全帯域がよく鳴っている割に、ボーカルが引っ込んでしまうこともなく、明るい艶っぽさを伴って美しく響きます。

【低音の音質】
こちらはFD5譲りの、たっぷりした量感のあるFiiOらしい低音です。バスドラムやスネアドラムの低域成分のアタック感が心地よく、ポップス系を迫力ある音で楽しく聴けます。

根底にあるのは軽ドンシャリのキャラクターなのですが、全帯域の質を高めていった結果、ドンシャリの気持ちよさと、リファレンス的なフラット感を絶妙に融合させることに成功しているイヤホンだと思います。

【エージングについて】
硬質なベリリウム振動板、純銀素材のケーブルと、長時間のエージングを要する材質が同居しています。箱出し直後は、分離が悪く、高域に変なシャリ付きのあるひどい音でしたが、15時間くらいでほぐれてきて、100時間経った今は、十分に本領が発揮てきていると思います。

【フィット感】
やや重めではあるものの、コンパクトなため重心が耳穴側に近く、十分安定した装着感を得られています。イヤーピースについては、音質、フィット感の両面で、付属のバランス重視型のLサイズが自分にはベストでした。SpinFitなども含め豊富に付属しているのはありがたいです。

ただ、この形状と重さはやや人を選ぶようです。試用してみる場合、この価格帯だと店頭に試聴機が出ていない場合がありますので、形状も重さもほぼ同一のFD5で試されるのが良いかと思います。

【外音遮断性】
【音漏れ防止】
自分は屋外でこの製品を使うつもりはないですが、セミオープン型の割にはさほど悪くないです。新幹線で隣席に人がいない状況などであれば、問題なく使えるものと思います。

【携帯性】
このクラスとしては標準的かと思います。セミハードのポーチが付属します。

【総評/FD5との比較】
オーディオ製品は、価格が上がるほど、価格差に対する音質の差は少なくなっていき、より趣味性の高い領域に入っていきます。この製品も、FD5の2倍の価格だから2倍音がいいかというと、さすがにそんなことはないです。

そもそもFD5も非常に魅力的な音を持った製品であり、ポップス・ロック系を、弾力ある豊かな低音とともに聴きたい、ということなら、FD7との差異はさほど感じられないのではないかと思います。

上述した通り、あらゆるジャンルに関して、より自然な音を求めたい場合に、FD7の真価が現れます。自分はクラシック(オーケストラ、器楽、合唱曲など全般)、ジャズ(ピアノトリオ、管楽器アンサンブル、ボーカル)なども聴く人間ですので、FD7の万能選手ぶりに大いに満足しています。

主な用途
音楽
接続対象
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