
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2021年12月31日 17:26 [1534088-1]
満足度 | 5 |
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デザイン | 5 |
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使いやすさ | 4 |
機能性 | 5 |
手入れのしやすさ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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本体。家電というよりスチームマシンという趣き。 |
電気圧力なべらしく、フタは完全に取れる。 |
シンプルで使いやすいコンソール。圧力設定はここで行う。 |
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触ったら確実に火傷するピンは剥き出し。アピールはしているが・・・ |
フタは嵌合するので畝っている。エッジ剥き出し。丸められており安全。 |
東芝の電気圧力なべ:RCP-30Rの最大の特徴は、それまで各メーカーが8割以上の人が満足できるとメーカーが考える「最大公約数的な1るの圧力設定」を使うのではなく、食材、料理により、2つの圧力(1.8気圧、1.4気圧)を分けていることだ。0.4気圧、海中だと深さ:約4m で何が違うのいか? 違うのは調理温度。
1気圧 100℃が通常の世界なら、1.4気圧では約110℃、1.8気圧では約117℃ と調理温度が全く違ってくるのだ。では、温度が高くなるとどうなるのか? より時短になる。しかし、味も、食感も異なってくる。特に食感は、別の食材を口に入れたのではと思うほども違う。また、崩れやすくなるので、ビジュアル的に不利な方向となる。
とは言うものの、これは圧力なべでは元々ある機能。「1」「2」、もしくは「低」「高」とあるのがそうだ。逆にいうと東芝は圧力なべを完全に電気化したわけだ。しかし、今、電気圧力なべを支持している人の中には、圧力を考えなくていいから楽と考える人もいる。ここは個人個人の考え方ですからね。良いも悪いもありません。ただ、時短にこだわる東芝の矜持が示されたモデルと言える。
使い勝手に関しては、難しくない。ただし、コンソールは黒の上、文字も細め。ちょっと視認し難いところがある。70℃調理とあるのは、「低温調理」で温度変更させないため。これ以下の低温調理は、傷みやすいため、採用しなかったものと思われる。
性能自体は、他のモデルと変わらない。
フタの上にある圧力機構は、シンプルで剥き出し。不用意にピンを触ると火傷する可能性がある。ここは辺はまだまだ改良してほしい。逆に感心したのは、フタの作り。圧力なべのフタは嵌合させるため金属エッジが剥き出しのところがあり、そのエッジが尖っていたりすると切れ出血の可能性があるが、ここは上手く丸められている。ちょっとした安全性は、色々な製品を作れば作るほど上がるのだが、こういうところは、やはり老舗。手堅い作りと言える。
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