『名機種の予感』 サムスン Galaxy Watch4 44mm SM-R870NZKAXJP [ブラック] forest-Volksさんのレビュー・評価

[forest-Volks]

2021年9月29日 09:45 [1500266-1]

満足度	5

デザイン	5
操作性	5
機能性	5
サイズ・装着感	5
バッテリー	4

名機種の予感

【デザイン】
飽きの来ないシンプルなデザインで、洗練されています。
裏の腕側のデザインもかっこいいですね。
物理操作系をボタン2つにしているのは、壊れにくさ/アプデでの改善可能性を考えると好印象です。

【操作性】
タッチベゼルで複数タイルを一気にスクロールできます。素晴らしい。
レスポンスもアプリ起動速度も良好で、サムスンの最新ウェアラブル用SoCの恩恵を感じます。
腕を上げて画面をONとかもいい感じに動作します。

【機能性】
運動分析、睡眠分析、ストレス分析をリアルタイムで行ってくれます。設定をしておけば、腕につけておくだけで全て分析されています。結果を見るにはS healthアプリが必要です。
Google fitにもデータを流したい場合は、Google Fitアプリを時計にインストールするといいです。(がなぜか心拍数はfitには流されていない感じがします)

付けて過ごすことで健康を意識させられます。便利な機能を享受しつつ将来の医療費を節約できるかも

GoogleMapもレスポンスが早く、徒歩のナビゲーションのUXはスマホよりもはるかに良いと感じます。

【サイズ・装着感】
そんなに手首が太いほうではないですが、最も細くなる穴で標準のバンドを装着していて、付けていて合わない感じはないです。
スマートウォッチは画面が大きいほうが視認性も操作性もいいので、40mmより44mmを推奨します。

【バッテリー】
使い方と設定にもよるのでしょうが、心拍数、ストレス、睡眠時血中酸素濃度を継続的に測定をONにし、ざっと30~40時間はもつようです。目安としては1日1回充電しましょう。将来のWearOSスマートウォッチは3~4日もってくれると嬉しいです。
40mmよりバッテリー容量が大きいので44mmにしました。
ほんとはPixel5なんかのバッテリーシェアでも充電できると専用充電ドックを出先に持っていかなくて済むのですが、何とかならないでしょうかね。

また、時計専用モード(設定 > バッテリー)で2週間以上もつ(本機の予測値による)ようなので、非常災害時などで充電しづらい時はこちらでしょう。

【総評】
Googleとサムスン電子が力を合わせたスマートウォッチです。
非常に完成度は高く、WearOSのスマートウォッチが好きな方には一度触れてみてほしい製品です。
Googleのソフトウェア開発力、サムスンの半導体技術でできるところは精一杯やったという感じが伝わってきます。
特にウェアラブル端末向けに開発された新型SoC「Exynos W920」は従来のウェアラブル向けSoCと比較して、プロセス微細化で5nm化してパフォーマンスと省電力性を大きく向上させたようです。

ちなみにですが、時計裏面にMIL-STD-810Gの記載があり、詳細は不明ですがある程度の耐衝撃性なんかもあったりするんじゃないかと思います。

比較製品

サムスン > Galaxy Watch4 40mm SM-R860NZ