PURE LOOP 360mm BW008 [black]
- 水冷ヘッドと分離構造の独自ポンプを採用したオールインワン水冷式360mmCPUクーラー。メイン基板側の振動を抑える効果がある。
- 3基の「PURE WINGS 2 120mmファン」を搭載。気流に最適化した9枚のファンブレードはアルミニウムラジエーターの冷却に適している。
- メンテナンスハッチへのアクセスが簡単にできるため、クーラントの補充やメンテナンスを手軽に行うことができる。
PURE LOOP 360mm BW008 [black]be quiet!
最安価格(税込):¥22,800
(前週比:±0
)
登録日:2021年 8月16日
プロフィールテクニカルジャーナリストの西川善司です。
パソコン、IT全般、半導体技術、グラフィックス技術、ゲーム開発技術、ゲームそのもの、映像技術、映画コンテンツ、自動車とその関連技術、家電製品など、幅広く取材して各メディアに記事を寄稿しています。…続きを読む
2023年11月26日 17:22 [1784308-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 冷却性能 | 5 |
| 静音性 | 5 |
| 取付やすさ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
商品箱 |
開梱後の様子 |
付属品一覧 |
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全長360mmのラジエーター。ウォーターポンプはラジエーター付近に搭載されている |
同一メーカーのPCケース「PURE BASE 500DX」のフロントにラジエータを組み付けた様子 |
PCケース内側から12cm電動ファンをラジエーターに組み付けた状態 |
AMD Ryzen 9 5950Xベースで構築していた ゲーミングPCを、今回、Intel Core i9-13900Kの導入をきっかけに大改装。
もともと簡易水冷CPUクーラーとしてはMasterLiquid 240をRyzen 9 5950Xに組み合わせていたが、自分が所持していたMasterLiquidはRyzen 9 3590X時代に導入したやや古めの製品だったので、比較的新しいCore i9-13900KのLGA1700ソケットに適合するブラケットが非同梱だったので買い換えを余儀なくされた格好である。
せっかく買い替えるのであれば大型化を狙おうとラジエターター長の拡大を画策。ということで280mm、360mmを検索した。
ただ、240mmを超えた大型ラジエータータイプは、取り付けにケースを選ぶ。取り付けられるかどうかの、相性問題がきつくなる傾向にある。
筆者の愛用しているPCケースは、自分が自作PCの組み立てライブで放送したこともあるこちら「be quiet! ATXミドルタワーPCケース PURE BASE 500DX」で
https://www.youtube.com/watch?v=Qut3PLXClCQ
適合が心配だったのだが、メーカーサイト(https://direct.owltech.co.jp/shopdetail/000000001750/)で確認したところ、「前面に組み付けられるラジエターの最大サイズは360mmまで」とあったので、本機「PURE LOOP 360mm BW008」の購入を決断した。ちなみに、同ケースは「天板に組み付けられるラジエターの最大サイズは240mmまで」となっている。
今回、この「PURE LOOP 360mm BW008」を選んだのは、筆者が愛用しているPCケースと同じメーカーだったということも理由の1つになっている。
360mmの大型ラジエーターは、PCケース側で"適合"を明言していても、内装側のフレームなどが干渉して付けられないこともあるため、ケースメーカーとあえて同じにしたのだ。
ある意味、純正同士の組み合わせなので「そうした干渉問題は避けられるだろう」と踏んだわけだ。
ところが、全長360mmのラジエーターの組み付けはまあまあ大変だった(笑)
ケース「PURE BASE 500DX」は、360mmのラジエーターは前面組み付けのみに対応しているとのことだったのであてがってみたところ上部がつっかえてハマらない。
これはやばい
一瞬絶望したが、ケース上部にネジ留めされているプラスチック製のスイッチパネルを一度外せば、360mmのラジエーターをなんとか押し込むことができたのだ(写真参照)。一度、このラジエーターを押し込めてしまえばスイッチパネルの再組み付けも問題なし。
たしかに公式サイトの「前面に組み付けられるラジエターの最大サイズは360mmまで」のコメントに偽りはなかったが、実際の組み付け作業は一筋縄ではいかないぞ…とだけは述べておこう。
360mmのラジエーターを組み付けたあと、今度は別の問題に気が付く。
このラジエーターをケース前面に組み付けた状態で、PCケースのフロントパネルをはめ込むことはできるが、今回の簡易水冷キット「PURE LOOP 360mm BW008」に付属する電動ファンをラジエターに組み付けると、電動ファンの厚みに干渉して、PCケースのフロントパネルを閉じることはできなくなるのだ。
弱った。
仕方がないので、電動ファンは、ケース内側からラジエーターに組み付ける形で取り付けた。電動ファンの送風方向は冷えた外気をラジエーターに当てたいという思惑から「ケース前面からケース内側に風を引き込む方向」とした。
ただ、ケース内側のフレーム構造の関係で、12cm電動ファンはケース内側からだと2基までしかラジエーターに取付ができないのだ。そう、心配事だった干渉問題が純正製品同士の組み合わせで起きてしまったわけである
結局、3つ目の電動ファンの組み付けはあきらめて、これはケースファンとして流用することに。
さて、PCケース前面のフロントパネルは、内張のフィルタープレートを取り付けなければ、ラジエーターの最下部には薄型の電動ファンであれば取り付けられそうなことに気が付く。
ラジエーターの最下部は、ちょうどケース内側から3つ目の電動ファンを実装できなかったところなので、ここに薄型の電動ファンを組み付けるのはナイスアイディアと判断。薄型の12cm電動ファンとしてはSCYTHE製「KAZE FLEXU 120 PWM SLIM」(https://www.scythe.co.jp/product/fan/kazeflex2-120ps/)を購入。
無事、想定通りに取り付けることができた。
水冷ヘッドやウォーターポンプの組み付けについては全くトラブルなし。
本機「PURE LOOP 360mm BW008」では、CPU上面に組み付ける水冷ヘッドに加えて、パイプ側にも電動ユニットが組み付けられているが、パイプ側にある伝統ユニットがウォーターポンプになる。
本機は長期運用に配慮して振動源になりうるウォーターポンプは、あえて水冷ヘッドから分離した設計になっているのだ。これはユニーク!
ということで、水冷ヘッドとウォーターポンプの両方から電源ケーブルが伸びているが、これらは、商品に付属する二股タイプのSATA電源ケーブルに接続すればOK。
無理にマザーボード側から電源を取る必要はなし。
付属のブラケットは、ちゃんとLGA1700に適合した。
付属のケーブル類、ネジ類、各種アタッチメント部品も高品質であった。
メタル系のグリスまで付属しているとは思わなかった。
また、簡易水冷クーラーにもかかわらず、ラジエーターにメンテナンスハッチがあり、冷却水(クーラント)の補充ができるようになっているのが面白い。替えのクーラント入りのボトルまで付いてくるのも心憎い
取付に関しては一波乱あったが、さすがは大型360mm長ラジエーター、冷却性能はすこぶる安定している。
Topaz Video AIなどを使ってCore i9 13900Kをフル回転させても、安定して、いつまでもCPU負荷率100%のまま動いてくれている。
そうそう、購入の際には、最新のAM5やLGA1700に対応しているバージョンのパッケージかの確認を忘れずに。
ごく希に最新プラットフォーム対応用のブラケットが封入されていない古いパッケージの場合があるので確認を忘れずに!
- 比較製品
- COOLER MASTER > MasterLiquid 240 MLX-D24M-A20PW-R1
- サイズ > KAZE FLEXII 120 PWM SLIM KFS1215FD18-P
- be quiet! > PURE BASE 500DX
参考になった6人
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