HUAWEI MateView [28.2インチ]
- 4K+ウルトラHD解像度でリアルな色を表示する28.2型ディスプレイ。トップとサイドのベゼルを6mmに抑え、約94%の画面占有率を実現。
- 3:2のアスペクト比を採用することで、標準の16:9と比較して縦方向に最大18.5%多くのコンテンツを表示できる。
- VESAによるDisplayHDR 400認証の取得により、豊かな明るさと暗さを細部まで表現でき、人の視覚に近い表示効果を実現する。
HUAWEI MateView [28.2インチ]HUAWEI
最安価格(税込):¥74,218
(前週比:+4,038円↑)
発売日:2021年 8月20日

- 2 0%
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評価項目 | 投票平均 | カテゴリ平均 | 項目別ランキング |
---|---|---|---|
デザイン![]() ![]() |
4.88 | 4.22 | 1位 |
発色・明るさ![]() ![]() |
4.61 | 4.30 | 2位 |
シャープさ![]() ![]() |
4.73 | 4.29 | 1位 |
調整機能![]() ![]() |
2.95 | 3.75 | 6位 |
応答性能![]() ![]() |
3.97 | 4.19 | 5位 |
視野角![]() ![]() |
4.32 | 4.13 | 5位 |
サイズ![]() ![]() |
4.85 | 4.42 | 1位 |
- ※「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」は、全投票の単純平均ではなく、独自の集計方法で算出しております
- ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目は、黄色に塗られております
よく投稿するカテゴリ
2021年9月13日 11:28 [1492734-2]
満足度 | 3 |
---|
デザイン | 5 |
---|---|
発色・明るさ | 4 |
シャープさ | 5 |
調整機能 | 2 |
応答性能 | 4 |
視野角 | 4 |
サイズ | 5 |
SW270Cを使っていたのですが、アスペクト比が16:9で使いづらいと思っていたところ、本機が出たので置き換え前提で購入しました。
またサブ機はSW240を使っています。
【デザイン】
四辺狭ベゼル、内部の黒い非表示部分も狭いので没入感は高い…と思いきや、非表示部の黒と表示部の黒レベルに差があり過ぎて割と境界が目立ちます。
【発色・明るさ】
発色自体は悪くないです。
ちなみに公式サイトに記述はありませんが、メーカーに念の為問い合わせたところ何と3D LUTを搭載しているとのこと。
ただ広色域パネルあるあるで赤方向の発色が過発色で表示される場合があるので、人の肌等が異様に赤っぽく見える事があります。sRGBモードに切り替えると過発色ではなくなるのですが、今度は色域が露骨に狭くなります。
本機の前のメイン液晶や現在のサブ液晶が広色域と正確さを両立しているBenQのカラーマネージメントモニターという事もあり、この辺はかなり違いが目立ってしまう事があります。
【シャープさ】
4Kを100%で使うのはさすがに厳しく、150%〜200%で使っていますが、24型WUXGAや27型WQXGAに比べてちょっとフォントが綺麗になったかな、ぐらいの感覚です。
正直グラボが高騰している現在ではWQUXGA+に相応しい処理能力のグラボはこの液晶の価格を余裕で上回るので、等倍で使えて処理が軽いWQXGA+の方が使い勝手は良かったと思います。
【調整機能】
下部にあるバーをタップかスライドして使うのですが、ある程度の機能は一通り付いています。
ただ色域の調整がsRGB/DCI-P3/ネイティブの3種しか無くてsRGB以外の2つはほぼ同じなのと、色温度などの細かい設定はしたいですね。
【応答性能】
特に問題ありません。
【視野角】
発色部は問題ありません。
ただ黒があまり綺麗ではありません。バックライト漏れというより、表面処理が十分に外光を拡散出来ていない割に画面が大きいので、周辺光を反射してしまい、結果的に綺麗な黒から遠い状態になっています。
【サイズ】
画面サイズの割にはかなりコンパクトです。電源別なのが懸念でしたが、アダプタも割とコンパクトでした。
【接続性】
まず規格に詳しい人が公式サイトをよく読めば分からなくはないのですが、最近のモニターで常識化しつつあるUSBハブ機能に制限があり、DP/HDMI入力時用のポートが無いためType-C入力時しか使えません。
キーボードやマウスをモニターに接続して入力先を切り替えて使っている人も多いと思いますが、そういう使い方は出来ません。
また人によってはかなり引っ掛かりそうなのですが、このモニターは3840x2560@60Hz、10bitを謳っていますが、どの接続経路でもフルスペックでは使えません。
公式ページに記載があるように、HDMI2.0ポートは帯域の制限のため3840 x 2560@50Hz (8bit)でしか表示出来ません。
そしてこちらは記載がありませんが、DPも1.2と相当古いため3840 x 2560@60Hz (8bit)でしか入力出来ません。
10bitにすると帯域を倍使うので、リフレッシュレートを半分にするしかありません。
原理上は解像度を落としてもいいのですが、ADボードが対応していないのか1920x1280で出力すると妙にぼやけて表示されますし、端を切って1920x1200等にしても同様です。
DSC対応ならフルスペックが使えるDP1.4ですら5年前の規格なので、DPならこのぐらい入力出来ると思っているとそうはいきません。
どうしてDP1.2という古い規格をこの解像度のモニターに使ったのかは謎です。
Type-C は今はGPUで搭載しているのは見かけませんし、ノートは殆どが8bit出力しか対応しません。
DP Altのみ対応なのでHDMIからの入力は認識しませんし、DP→Type-Cという変換ケーブルはアリババですら手に入りません。
多分ゲーミングノートあたりの10bit対応機で接続してもADボード内でDP1.2に繋ぐだけなので、恐らくフルスペックでは使えないのでは。
【総評】
パネルは概ね文句はありませんが、インターフェースはイマイチです。
また価格帯が他社のカラーマネージメントモニターと同レベルなので、色域の調整や発色の正確さといったファームウェアで調整出来る部分も頑張ってほしいところ。
需要に関係無く16:9ばかり出してくる液晶ベンダーが多い中では一石を投じた製品ではあるのですが、経験が浅い部分が出てしまっている感が否めません。
2021/9/13 発色と調整機能の評価を追加修正しました。
- 比較製品
- BenQ > AQCOLOR SW240 [24.1インチ ダークグレー]
- BenQ > AQCOLOR SW270C [27インチ ダークグレイ]
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