MJ-M120SX
- 「部屋干しおまかせムーブアイ」を搭載したコンプレッサー式衣類乾燥除湿機。検知した乾き残りを「光ガイド」で知らせ、ピンポイント送風で徹底乾燥。
- 洗濯物の位置や量、状態を3つのセンサー(赤外線・温度・湿度)で広範囲にきめ細かく検知。「3次元広角狙えルーバー」でワイドに送風し素早く乾かす。
- 内部の湿気を乾燥させることで冷却器のカビ菌の成長を抑制する「内部クリーン運転」が可能。市販のホースをつなげば水捨て不要の連続除湿ができる。
よく投稿するカテゴリ
このレビューは参考になりましたか?![]()
プロフィール家電評論家。スマート家電グランプリ審査員。
主催する『生活家電.com』を通じ、家電の新製品情報、使いこなし情報他を発信中。
過去、某メーカーでAVメディアの商品企画を担当、オーディオ、光ディスクにも精通。
また米・食味鑑定士の…続きを読む
2021年6月27日 09:25 [1466237-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 除湿能力 | 5 |
| 使いやすさ | 5 |
| 静音性 | 3 |
| サイズ | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
![]() |
![]() |
![]() |
|---|---|---|
本体。際立った特徴はない。 |
コンソール。背面からコントロールするレイアウト。 |
ムーブアイと光ガイド。ムーブアイの動きを可視化する。 |
![]() |
![]() |
![]() |
洗濯物の端をスキャンしていく。 |
ルーバーが一番下まで下がったところ。 |
水タンクは、約3L入る。 |
除湿機は、「デシカント方式」と「コンプレッサー方式」、そしてこの2つの方式を組み合わせた「ハイブリット方式」の3つがあります。「デシカント方式」というのは、除湿剤に湿気を吸収させる方法です。当然湿度を吸うに連れ、除湿剤の能力は落ちます。そんな時、除湿機は除湿剤を熱し、除湿剤から水分を追い出します。その水を溜めて除去するのです。一方の「コンプレッサー方式」はエアコンと同じ原理です。気体は圧縮すると熱を出し、膨張するとき熱を奪う性質があります。熱を奪うということは、気化している空気中の水分が水に変わるということです。その水を溜めて除去します。「コンプレッサー方式」は夏場はいいのですが、冬は空気の温度自体が低いので、効率が落ちます。エアコンの除湿と同じです。逆に「デシカント方式」夏でも、加熱しますので、除湿機が熱くなります。夏には嫌な状態です。このため、その両方の良いところを取ったのが「ハイブリット方式」。確かに、効率を落とさずに済むのですが、2つのシステムを内蔵しているので、その分高価になります。このように除湿機に完全な方法ということを、お分かりいただければ、と思います。
しかし今、都会は部屋干しが当たり前。水洗いの場合、干しに長時間かかるとニオイ菌が増殖し、臭くなります。早く乾燥させるために、除湿機に風出し機能を加えたものが、衣類乾燥除湿機です。
しかし、2つの家電を合わせたような衣類乾燥除湿機ですから、問題もあります。一番は「風」を好きなところに当てられるのかです。衣類乾燥除湿機は、一番重くなる水タンクが下にきます。タンクの上に、除湿機能、その上に風送り機能を載せます。つまり、構造的に風を出す部分の位置が高いのです。
洗濯物の中の水は上から下へ移動します。上から下へと乾いていきます。そのため、洗濯物の下側をいかに速く乾かすのかがポイントになります。重要なのは「風」です。下部に除湿部分があるため、風は上部からでます。そのため洗濯物の下部に風を送るのは工夫が必要なのですが、それをしないモデルが多いのです。確かに、低湿度、上の方への風送りだけでも、通常よりは早く乾くのですが、あまりいいモデルとは言えません。
三菱は、今、なんでも製品化するメーカーから、十分吟味したモデルを出すメーカーへの変わりつつあります。また、その分、モデル数を減らさなければなりませんので、高級モデルにシフトして行っています。
そんな中、上市されたモデルが、衣類乾燥除湿機:MJ-PV250SXです。
サイズは、日本製の空気清浄機とほぼ同じ。ですが、13.5kgと実に重い。これは水を扱う家電の特徴でもあります。タンクに水が入っていない状態でも、安定していなければならないためです。このため底には車輪が付いています。が、自在ではなく横スライドのみですから、ちょっと使い勝手が悪いです。
部屋干し衣類の前に持ってきて、スィッチを入れると、モノアイ(ムーブアイ)が緑に光ります。上下左右に動きながら、洗濯物がある範囲をサーチします。実にかっこいい。ファースト・ガンダムの冒頭、モノアイを動かしながら出てくるジオン軍のザクを彷彿とさせます。まぁ、正確には、ムーブアイは赤外線センサーなので、この光は、ムーブアイの下にある「光ガイド」によるものですが・・・。
そして、ムーブアイが読み込んだデーターを元に、「3次元広角狙えルーバー」が大活躍します。可動角度は上下方向160°、そして左右方向は100°。すごく広範囲です。
風は、やや温かい。クーラーをかけてているとちょっとドッキリします。自動時の動作音は「シャー」という音で、少々大きいのですが、そんなに耳障りではありません。確実に洗濯物は乾いていきます。
三菱は、短時間で、効率の良い、そして状況の変化に対応できるシステムを作ったわけです。
一方除湿機をして使う場合は、「部屋サラリ」モードが自動になります。こちらも、短期決戦型なので、やはり風はそれなりの暖かさとそれなりの動作音がします。単純に除湿機として使う場合も、付けっぱなしではなく、集中的に使う感じです。
湿度は40〜60%の範囲にあれば良しとされています。60%を超えるとカビなどが発生しやすくなりますし、40%を切ると、インフルエンザウイルスなどの活動が活発化します。そして、この間には割と短時間で達することができます。最も水源となる人間がいるとまた上昇するのですが・・・。
湿度は、自動で使えるからよりも、自分で確認しながら対応するのがいいと思います。また、換気で入れ替える空気の状態によっても、湿度は変わってきます。実は、加湿、除湿機はかなり使いこなしにくい家電なのです。このため、局地的に、例えば部屋干しで湿度が上がってしまう時に除湿機を、部屋全体を長時間サポートするときは、エアコンという使い分けがベターです。
ムーブアイを持ったMJ-M120SXは、そんな局地戦の名手。上手に使えばとっても便利な家電と言えます。
参考になった38人
このレビューは参考になりましたか?![]()
プロフィールライター・編集者。家電評論家。ウェルビーイング研究家/プランナー/プロデューサー。
書籍編集者、雑誌記者・編集者を経て、2004年にセミリタイアと称して渡仏。以降、現地にて言語を学ぶ傍ら、フリーランスで日本のメディア向けの取材活動、…続きを読む
2021年6月15日 14:54 [1463267-1]
| 満足度 | 4 |
|---|
| デザイン | 3 |
|---|---|
| 除湿能力 | 4 |
| 使いやすさ | 4 |
| 静音性 | 4 |
| サイズ | 4 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
![]() |
![]() |
![]() |
|---|---|---|
送風口とルーバー。吹き出す風の量は多めで、ルーバーの動きで広角に風を届けられる |
上下のスイング範囲は160°。前方、真上はもちろんちょっと後ろまで風が届く |
洗濯物をセンシングする様子を光ガイドで確認できるのがユニーク(緑色の丸い部分) |
![]() |
![]() |
![]() |
天面の操作部。運転時を想定したレイアウトなので、本体正面からだと向きが反対になる |
背面。ホースをつなぐことができ、連続排水にも対応 |
排水タンクの内側 |
三菱電機の衣類乾燥除湿機「サラリ」シリーズの2021年モデル。メーカーから実機をお借りして試用。
三菱電機の衣類乾燥除湿機はハイパワータイプの「ズバ乾」シリーズと2シリーズ展開されているが、本シリーズは"おまかせムーブアイ"機能を搭載。洗濯物の位置や量、状態を赤外線・温度・湿度の3つのセンサーで、広範囲にきめ細かく検知し、3次元広角狙えルーバーでワイドに送風し、効率よく乾かすことができる。光ガイド機能をオンにすると、その様子を視覚化できるのが面白い。
コンプレッサー式で、定格除湿能力は1日当たり11/12L(50/60Hz)と、ハイパワータイプより劣るものの、一般的には高水準。除湿面積(50/60Hz)の目安は、集合住宅(コンクリート、軽量コンクリート)洋室が28畳/30畳、一戸建住宅(木造)和室が14畳/15畳までと十分な能力を持つ。
運転音は、除湿 強/弱が47/39dB、衣類乾燥 標準が49dBと平均的だが、風が吹く音が中心で、振動音があまりしないため、スペックから想像していたよりも静かに感じた。
運転モードとしては、衣類乾燥モードが標準/エコ/ズバッと乾燥(少量衣類・ふとんサラリ)、除湿モードが部屋サラリ/浴室カビガード/強運転/弱運転。オーソドックスなようでいて、ふとんサラリモードと、浴室カビガードモードがありそうであまりない機能。
実際に試用してみると、"おまかせムーブアイ"機能の優秀さを実感。確かに乾きの速度が速く、乾きムラの少なさに感心した。仕様上の1時間あたりの電気代の目安は8.8/10.4円(50/60Hz)と若干高めの印象があったが、乾くのが早いため、1回あたりのランニングコストは意外にリーズナブルかもしれない。
昨今は、リビングなどの生活空間での利用を意識したデザイン性に優れた衣類乾燥除湿機が増えている中で、デザイン性に関してはあくまで質実剛健、地味な印象ではあるものの、衣類乾燥・除湿という目的に対しては信頼感のある実力。操作部がもう少しわかりやすいとより使いやすくなるとは思うが、慣れれば問題なし。性能に対して、本体サイズも比較的コンパクトなので、デザイン性は求めず、確かな能力を求めるのであれば、大きな不満を感じることのない一台だろう。
参考になった17人
このレビューは参考になりましたか?![]()
除湿機
(最近3年以内の発売・登録)
新着ピックアップリスト
-
【欲しいものリスト】Abc
-
【欲しいものリスト】パソコン
-
【欲しいものリスト】エアコン
-
【Myコレクション】2026良コスパゲーミングPC(AMD)
-
【Myコレクション】2026良コスパゲーミングPC(インテル)
(除湿機)
- コミュニティ規定の内容をご確認の上、ご利用ください
- 評価は投票された方の主観による目安であり、絶対的な評価を保証するものではありません
- 点数はリアルタイム更新です
- ユーザーレビューの使い方、よくある質問 FAQもご参照ください
価格.comマガジン
注目トピックス
























