『本番に強いCPUかもしれません』 インテル Core i9 11900K BOX ariニャンさんのレビュー・評価

2021年 3月17日 登録

Core i9 11900K BOX

  • 8コア16スレッドで動作する、ソケットLGA1200対応のデスクトップ向けCPU。基本クロックは3.5GHz、最大クロックは5.3GHz、TDPは125W。
  • 「インテル UHD Graphics 750」を搭載。4K出力をサポートしている。
  • 「インテル Optane メモリー」に対応し、システムのパフォーマンスと応答性を向上させることができる。
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プロセッサ名:Core i9 11900K/(Rocket Lake) 世代:第11世代 Core iシリーズ クロック周波数:3.5GHz ソケット形状:LGA1200 Core i9 11900K BOXのスペック・仕様

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Core i9 11900K BOXインテル

最安価格(税込):¥57,979 (前週比:±0 ) 登録日:2021年 3月17日

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満足度5
処理速度5
安定性5
省電力性3
互換性5
本番に強いCPUかもしれません

時間があったので、実際にいろいろ試してみました。

Adobeのスーパー解像度:
EOS Ra 3000万画素の元画像にメニューから強化を選び、スーパー解像度を試してみました。
Core i9 11900K 完了まで1分13秒ほど
Core i7-8700K ほぼほぼ5分
GTX 1080の力を借りると、7秒ほどで完了



Nero AI Photo Tagger
160枚の写真をAIタグ付け
Core i9 11900Kで7秒一枚当たり0.05秒で完了
Core i7-8700Kだと49秒一枚当たり0.31秒で完了


Topaz DeNoise AI
EOS Ra 3000万画素の元画像にDeNoise AI処理を
Core i9 11900Kで16秒ほど
Core i7-8700Kだと96秒ほど
Quadro P620グラフィックカードで36秒ほどで完了となりました。


有料の画像、動画編集ソフトのすべてを触ったことはありませんが、ほぼほぼIntelのCPUまたはAppleに最適化されている感じなので、Core i9 11900Kは本番でかなり早いCPUでした。
発熱問題も上記のソフトウエアでのテストではIntel UHD Graphics 750がメインで働いていたので、CPUの温度上昇はありませんでした。

また、上記や下記の本番テスト中、記憶域のプールのソフトウエアRAIDから読み込み書き込みしながら複数のアプリを稼働させていましたが、クラッシュ一つない安定した動作でした。


以上



Z590-A PRO 空冷ファン
メモリー PC-3200 32GB
SSD トランセンド TS1TMTE240S
グラフィックカード GeForce GTX 1080
電源 Corsair 750W

主に写真の現像と簡単な動画編集で使っています。


古くなったパソコンを新調するためにCPUを探しているところ、Intelから11世代のCPUが春辺りに出ると言うことで、このタイミングで購入しています。
Core i9 11900Kは品薄らしく、販売当日に購入するのを半分諦めていましたが運良くネットショップにある在庫を購入できたのが幸いです。

最悪な評価に近いレビューが多そうなCPUなので、買って損したかな…と購入当初は少し後悔しながら昨日やっと組み立てて稼働できたので、実用レベルでどれだけ早くなったのか試した結果をレビューしたいと思います。



確かに消費電力が半端ないです。
マザーボードのBIOSをアップデートすることで、Intel ABT (Adaptive Boost Technology)なるものが使えるようになるらしく早速試してみましたが、ベンチマークソフトCinebench R23を実行すると、270Wまで消費電力が跳ね上がります。
空冷式CPUファンだと、室内温度23℃で4分も稼働すると100℃のリミット温度まで簡単に上がっていまいます。
それ以降は、上限100℃になるよう260W付近で稼働。
2回、マルチコアで計測したところ15800前後の評価だったので電力抑制させながらも意外と高評価のスコアに少々、驚きです。


実際の使用状況を見てみると、
キヤノン現像ソフトDPP、EOS Ra or Rの3000万画素RAW 40枚を一括でTiff16bitで現像テスト
Core i9 11900K 完了時間4分46秒 CPU温度60℃~78℃ おおよそ226W
比較にCore i7-8700K 完了時間9分ほど


Adobe Photoshop CC EOS Ra or Rの3000万画素RAW100枚を一括でTiff16bitで現像テスト
Core i9 11900K 完了時間2分20秒 CPU温度72℃~80℃ おおよそ232W
試しに1000枚のRAWを一括現像してもCPU温度は80℃以下を保持。

写真現像でしたら、空冷式ファンでも動作に問題は見られず。


EDIUS 9で動画のエンコード
4K 14分 46Mbps 47GBの動画をH.264 4K 100MbpsへQSVエンコード
Core i9 11900K QSV 完了時間7分 温度70℃~80℃ おおよそ192W
比較にCore i7-8700K QSV 完了時間10分ほど

4K 14分 46Mbps 47GBの動画をH.265 4K 65Mbpsへエンコード 
Core i9 11900K QSV 完了時間16分 温度50℃~60℃ おおよそ120W
比較にCore i7-8700K QSV 完了時間23分ほど

GeForce GTX 1080のハードウエアエンコードだと約7分で完了します。


EDIUS 9を使って素人が適当に編集エンコードする程度ならCPU温度の上昇の心配はなさそうです。


ゲームベンチマークテストのFF XIVを動かしていても、CPU温度は70℃前後だったのでネットレビューで騒がれるほどの温度上昇は、実用レベルでの動作では見られずに。



Cinebench R23でテストしてみるとヤバイ温度まで上昇するので、早急に水冷式ファンを買わなくては…と思っておりましたが実用レベルでの動作では現状の空冷式ファンでも大丈夫そうな感じです。




最新式のIntelのCPUだけあって、遅いと評判のDPPの現像行程もスルスルと進みます。QSVエンコードもより早くなったので、EDIUS 9を使い続ける限り最新のグラフィックカードは必要なさそうです。

唯一残念なのが、Intel UHD Graphics 750からのパソコン用のモニターへ10bit出力に2021/04/10現時点で対応していないのが痛いところです。
写真や動画などの編集に使うカラーマネジメントモニターへの10bit入力が現状不可能なので、Quadro系または一部のGeForce系のグラフィックカードを使わないとPhotoshop CCで言うところの30bit(RGB各10bitの総和?)ディスプレイ表示ができないところが唯一の欠点でしょうか。

そこさえ将来のバージョンアップで対応してくれたら、写真や動画編集パソコンで最もお得なCPUになれそうな感じがします。



ディープラーニング、AI?というのか専用の命令セットIntel Deep Learning Boost(AVX512/VNNI)も搭載してきたので、将来的にはPhotoshopやDPPなどでディープラーニング式のノイズ除去や自動選択、EDIUSの動画編集でも力を発揮しそうなので将来性が楽しみです。


ベンチマークテストではあまり良い評判を見ませんが、実務レベルだと普通に早いのとグラフィック内蔵なので10bit出力さえ諦めれば、写真と動画編集用にグラフィックカードが要らないまたは、低スペックで十分なのでトータル出費でみたらお得なCPUかもしれません。
※写真現像だけならグラフィックカードの力は1%も使ってくれません。



レベル
自作経験あり

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満足度5
処理速度5
安定性5
省電力性1
互換性5
写真現像も動画エンコードも早くなりました
 

 

Z590-A PRO 空冷ファン
メモリー PC-3200 32GB
SSD トランセンド TS1TMTE240S
グラフィックカード GeForce GTX 1080
電源 Corsair 750W

主に写真の現像と簡単な動画編集で使っています。


古くなったパソコンを新調するためにCPUを探しているところ、Intelから11世代のCPUが春辺りに出ると言うことで、このタイミングで購入しています。
Core i9 11900Kは品薄らしく、販売当日に購入するのを半分諦めていましたが運良くネットショップにある在庫を購入できたのが幸いです。

最悪な評価に近いレビューが多そうなCPUなので、買って損したかな…と購入当初は少し後悔しながら昨日やっと組み立てて稼働できたので、実用レベルでどれだけ早くなったのか試した結果をレビューしたいと思います。



確かに消費電力が半端ないです。
マザーボードのBIOSをアップデートすることで、Intel ABT (Adaptive Boost Technology)なるものが使えるようになるらしく早速試してみましたが、ベンチマークソフトCinebench R23を実行すると、270Wまで消費電力が跳ね上がります。
空冷式CPUファンだと、室内温度23℃で4分も稼働すると100℃のリミット温度まで簡単に上がっていまいます。
それ以降は、上限100℃になるよう260W付近で稼働。
2回、マルチコアで計測したところ15800前後の評価だったので電力抑制させながらも意外と高評価のスコアに少々、驚きです。


実際の使用状況を見てみると、
キヤノン現像ソフトDPP、EOS Ra or Rの3000万画素RAW 40枚を一括でTiff16bitで現像テスト
Core i9 11900K 完了時間4分46秒 CPU温度60℃~78℃ おおよそ226W
比較にCore i7-8700K 完了時間9分ほど


Adobe Photoshop CC EOS Ra or Rの3000万画素RAW100枚を一括でTiff16bitで現像テスト
Core i9 11900K 完了時間2分20秒 CPU温度72℃~80℃ おおよそ232W
試しに1000枚のRAWを一括現像してもCPU温度は80℃以下を保持。

写真現像でしたら、空冷式ファンでも動作に問題は見られず。


EDIUS 9で動画のエンコード
4K 14分 46Mbps 47GBの動画をH.264 4K 25Mbpsへエンコード
Core i9 11900K QSVエンコード 完了時間7分 温度70℃~80℃ おおよそ192W
比較にCore i7-8700K QSVエンコード 完了時間10分ほど

4K 14分 46Mbps 47GBの動画をH.265 4K 25Mbpsへエンコード 
Core i9 11900K QSVエンコード?? 完了時間13分 温度50℃~60℃ おおよそ120W
比較にCore i7-8700K QSVエンコード?? 完了時間18分ほど

※EDIUS 9を使ってH.265 QSVエンコードに対応していますが、動作している表示が見当たらないのでいまいち怪しいので??マークを付けています。
GeForce GTX 1080のハードウエアエンコードだと約7分で完了します。


EDIUS 9を使って素人が適当に編集エンコードする程度ならCPU温度の上昇の心配はなさそうです。


ゲームベンチマークテストのFF XIVを動かしていても、CPU温度は70℃前後だったのでネットレビューで騒がれるほどの温度上昇は、実用レベルでの動作では見られずに。



Cinebench R23でテストしてみるとヤバイ温度まで上昇するので、早急に水冷式ファンを買わなくては…と思っておりましたが実用レベルでの動作では現状の空冷式ファンでも大丈夫そうな感じなので、夏場まで様子を見ようかなと。



IntelのCPUの良いところがグラフィックチップを内蔵しているので、激しいゲームをやらない限りグラフィックカードを購入する必要が無いのが高ポイントです。
内蔵グラフィックもIntel UHD Graphics 750へバージョンアップしたおけげかQSVエンコードもより早くなったので、動画エンコードのためにグラフィックカードの追加購入が必要なくなったのも嬉しいです。


Windows10Proを使った記憶域のプールによるソフトウエアRAIDをHDD3台で運用していますが、Core i9 11900Kになってから読み込み速度が280MB/秒で安定して出せるように。
外付けHDDから4K47GBのデータをコピーすると、20MB/秒で記憶域のプールへ書き込んでいたので書き込み速度自体は、それほどの進歩はなかった感じです。
普通のデータの書き込み速度は50MB/秒前後で推移しています。

※ソフトウエアの記憶域のプールなので、CPUもですがHDDなどの基礎スペックも重要になるかと思うので、数値は参考程度に。



最新式のIntelのCPUだけあって、遅いと評判のDPPの現像行程もスルスルと進みます。QSVエンコードもより早くなったので、EDIUS 9を使い続ける限り最新のグラフィックカードは必要なさそうです。

唯一残念なのが、Intel UHD Graphics 750からのパソコン用のモニターへ10bit出力に2021/04/10現時点で対応していないのが痛いところです。
写真や動画などの編集に使うカラーマネジメントモニターへの10bit入力が現状不可能なので、Quadro系または一部のGeForce系のグラフィックカードを使わないとPhotoshop CCで言うところの30bit(RGB各10bitの総和?)ディスプレイ表示ができないところが唯一の欠点でしょうか。

そこさえ将来のバージョンアップで対応してくれたら、写真や動画編集パソコンで最もお得なCPUになれそうな感じがします。



ディープラーニング、AI?というのか専用の命令セットIntel Deep Learning Boost(AVX512/VNNI)も搭載してきたので、将来的にはPhotoshopやDPPなどでディープラーニング式のノイズ除去や自動選択、EDIUSの動画編集でも力を発揮しそうなので将来性が楽しみです。


ベンチマークテストではあまり良い評判を見ませんが、実務レベルだと普通に早いのとグラフィック内蔵なので10bit出力さえ諦めれば、写真と動画編集用にグラフィックカードが要らないまたは、低スペックで十分なのでトータル出費でみたらお得なCPUかもしれません。
※写真現像だけならグラフィックカードの力は使ってくれません。


でもやっぱりCPUファンは水冷式が精神的に落ち着くかも。

レベル
自作経験あり

参考になった12

 
 
 
 
 
 

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最安価格(税込):¥57,979登録日:2021年 3月17日 価格.comの安さの理由は?

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