Sound Blaster Play! 4 SB-PLAY4CREATIVE
最安価格(税込):¥2,780
(前週比:±0 )
発売日:2021年 2月中旬

プロフィールライター / コラムニスト。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。映像、音楽を軸に、AV機器から放送機器、メディア論、著作権論まで幅広く執筆活動を行なう。WEBではAV Watch、ITmedia、PRONEWSにて…続きを読む
2021年4月1日 10:12 [1436498-2]
満足度 | 4 |
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安定性 | 5 |
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音質 | 5 |
機能性 | 4 |
入出力端子 | 5 |
付属ソフト | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
PC向けオーディオ周辺機器メーカーとしては老舗のCreativeから2021年2月に発売になった、SoundBlaster Play! 4です。メーカー様からお貸し出しいただきました。
パソコンのUSBポートへ接続する簡易DACですが、これまでの製品はゲーム向けという傾向が強かったように思います。しかしゲームそのものも今はボイスコミュニケーションありきになってきたことから、Play! 3あたりからリモート会議も視野に入れてきています。
Play! 4はゲーム色を下げて、オンライン通話むけを前面に押し出した製品ということになります。コネクタ形状もUSB-AからUSB-Cに変更され、A向けには変換コネクタで対応になりました。
特徴としては、オンライン会議中のノイズリダクション、エコーキャンセル、オートミュートということになります。設定にはPC向けソフトウェアが必須ですが、現在Windows用しか提供されておらず、昨今ユーザーが増えているMac対応のソフトウェアがありません。
ソフトウェアにはAcostic Engine、SmartComms Kit、CrystalVoice、ミキサーといった機能があり、サウンドモードは各設定のプリセットという構成になっています。
リモート会議に関係するところとしては、SmartComms Kitをいじっていくことになります。注目は、こちら側の声をノイズリダクションするNoiseClean-outと、相手の声をノイズリダクションするNoiceClean-inです。相手の声は話しながら調整すればいいんですが、こちらの声は自分ではモニターできないので、相手に様子を聞きながら調整するしかないというのが難点でしょうか。
試しに「自動調整」でやってみたんですが、リダクションがキツすぎて声がシュワシュワでした。
原因はCrystalVoiceのところにあるAcoustic Echo Cansellationで、ここがキツすぎて他の効果が上手く調整できないようです。こちら側がイヤホンでモニターしていればエコーキャンセルはいらないと思いますので、ここはOFFの方がいいでしょう。
コミュニケーションに使わない場合は、ハイレゾ対応DACとして機能します。パソコンからハイレゾ音源を再生してヘッドホンで聴くみたいな用途には安くていいかと思います。現在Macではソフトウェアがないので、こうした使い方をメインにするしかありません。もっとも本体にミュートボタンがあるので、手動でミュートやEQの切り替えを行うことはできます。
面白いところとしては、PC・Macだけでなく、Android、iPad、PS4、ニンテンドーSwitchにも対応しています。試しにウォークマンA100シリーズに繋いでみましたが、ちゃんとDACとして認識しました。ゲームプラットフォームには専用ソフトウェアは提供されていないと思いますので、使い方としてはMacと同じようなことかなと思います。
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プロフィール東京都練馬区在住。小学生の時に読んだ科学雑誌に触発され電子工作を始める。学生時代は自動車整備に明け暮れ、その後はサーバー/ネットワークエンジニアを生業としながら、2002年よりPC自作、改造、電子工作の記事を執筆。近年はLEDや電子回路を…続きを読む
2021年3月31日 12:29 [1438039-1]
満足度 | 4 |
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安定性 | 5 |
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音質 | 5 |
機能性 | 4 |
入出力端子 | 4 |
付属ソフト | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
2021年3月、メーカーより貸与。
【安定性】
非常に良い
Windows10pro、Android9/11では自動的にドライバがインストールされ、そのまま使えるカンタン仕様。
ユーティリティをインストールした際にドライバのアップデートを促されたが、更新前/後も動作は極めて安定していた。
【音質】
非常に良い
サウンドデバイスの老舗らしく音楽用としても高音質、最大24bit/192KHzまで対応できるのでハイレゾDACと考えると非常にお買い得。
Type-Cコネクタはスマホとの接続を考えてのことだろう、設計的にはUSB2.0なので、付属のアダプタを介してType-Aコネクタに接続しても音質が下がることはない。
イコライザ機能はハードウェア的に用意されているので専用ユーティリティをインストールしなくても利用可能。
低音を強調したバスブースト、さらに中音域にもハリを持たせたダイナミックが選べ、ジャズやロック、ボーカルなどほとんどのジャンルで違和感のない設定。
好みがわかれるところだが、多くのひとが聴きやすいと感じる音質だろう。
【機能性】
良い
NoiseCleanと名付けられた背景音の抑制機能、しゃべらないときはミュートするVoiceDetect機能は秀逸。
ビデオ会議に特化した製品だけに多機能とは言い難いが、全長約5cmと小型化されているので、スマホにつないで普段使いにも便利なサイズ感。
【入出力端子】
良い
3.5mmジャック1つが入出力を兼ねたシンプル装備で、マイクなし・3極ヘッドホンもそのまま接続可能。
マイク端子が独立したヘッドセットの場合、合流させる変換アダプタが必要なので事前に確認していただきたい。
【付属ソフト】
普通
ユーティリティ内にはエコーキャンセルやボイスモーファーも用意されているので、好みに合った設定も可能。
ただし、一度インストールするとWindowsとともに自動起動し、デバイスが接続されていないなど表示されるのは、個人的には少々うっとうしく感じた。
【総評】
ビデオ会議用としては過剰なスペックかもしれないが、音楽鑑賞を視野に入れるとハイレゾ仕様、サイズ/価格ともに魅力的。
会議で聞き取りにくい/やりづらい方はもちろん、ゲームや音楽も楽しみたいひとには一押しの製品だ。
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