iFi ZEN CAN

プロフィールヘッドホンからホームシアター、音楽、クルマ関連などの記事を手がけるライター。専門誌やWEBサイトに寄稿するほか、TBSテレビ開運音楽堂やレインボータウンFMなどにもレギュラー出演させていただいてます。音元出版VGP、CDジャーナル・ヘッド…続きを読む
2021年1月31日 18:10 [1415377-1]
満足度 | 4 |
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デザイン | 5 |
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音質 | 5 |
操作性 | 4 |
機能性 | 3 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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既存のシリーズとは全くコンセプトが異なる独自デザインを採用する金属筐体。 |
ヘッドホン出力は6.3mmと4.4mmバランスの2つ。 |
3入力を持ち、ゲインは4ポジションで調整できる。 |
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初回特典としてiPower5V同梱のスペシャルパッケージが用意されたがすでに完売。 |
ZEN DACを導入したので、試しに同じZENシリーズのヘッドホンアンプ、ZEN CANを借用して、音質がどう変わるのか比較試聴してみました。ZEN DACとは純正オプションのケーブルを使い、バランス接続しています。プレーヤーはWindowsパソコンLG「Gram」、テスト用のヘッドホンにはオーディオテクニカ「ADX5000」を使用しました。
【デザイン】
ZEN DACと全く同じブラック+シルバーカラーの金属筐体です。デザイン的にも結構凝っているので、価格以上の上質さを感じます。設置面積も少なく、ZEN DACと重ねて置いても収まりがよく、デスクの上でも全くといっていいほど邪魔になりません。
【音質】
格段に音質が向上します。ZEN DACに比べて立体的な音になり、特に奥行き方向への広がりがグッと増しました。メリハリの良さも向上し、演奏がより躍動的に感じられるようになりました。
【操作性】
3系統の入力切替、4つのゲイン調整、XBassと3D Holographicのオンオフを切り替えられるボタン、そしてボリュームノブと、シンプルで分かりやすい操作内容となっているので、とても扱い易く、説明書をほとんど読まなくても使いこなすことが可能です。
【機能性】
とてもシンプルな機能性のヘッドホンアンプですが、かなりゲインを上げることができるので、鳴りにくいヘッドホンにも充分マッチしてくれます。
【総評】
かなりのハイパワー出力と、良質なサウンドを併せ持つヘッドホンアンプです。あらゆるヘッドホンが充分になりきってくれる、実力の高さを持ち合わせています。少なくとも、ヘッドホンリスニングがメインのZEN DACユーザーには、必須のアイテムといえます。また、ZEN DACと重ねて設置しても全然邪魔にならない秀逸なデザインも素晴らしいと思います。
いっぽうで、多少の弱点もありました。ヘッドホンを上手く鳴らすのがメインであり、当然ながらソースの音質が向上するわけではないので、ZEN DACとの接続ケーブルはあまり品質の悪いモノはオススメできません。今回の試聴でメインに使った純正オプションの4.4mmバランスケーブルが無難です。
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ヘッドホンアンプ・DAC
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(ヘッドホンアンプ・DAC)
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