T1 3rd Generation レビュー・評価

2020年11月28日 発売

T1 3rd Generation

  • 第3世代の「テスラドライバー」を搭載した開放型有線ヘッドホン。一音一音をきめ細やかに再現するチューニングが施されている。
  • 「テスラドライバー」により、高い解像度、広いダイナミックレンジ、ひずみの低減を1テスラ(1万ガウス)を超える強力な磁力によって実現。
  • 着脱可能な専用ケーブルを備え、音響伝送における微細な信号をロスなく伝送する。ケーブルは簡単に取り換えることができる。
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価格帯:¥115,200¥168,660 (8店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:ヘッドホン 装着方式:オーバーヘッド 構造:開放型(オープンエアー) 駆動方式:ダイナミック型 ハイレゾ:○ T1 3rd Generationのスペック・仕様

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T1 3rd Generationbeyerdynamic

最安価格(税込):¥115,200 (前週比:±0 ) 発売日:2020年11月28日

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満足度:4.18
(カテゴリ平均:4.24
集計対象11件 / 総投稿数11
  1. 2 0%
  2. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.34 4.19 -位
高音の音質 高音部の音質の良さ 4.00 4.15 -位
低音の音質 低音部の音質の良さ 3.67 4.12 -位
フィット感 装着したときのフィット感など 4.69 4.08 -位
外音遮断性 外の音を遮断するか 3.01 3.79 -位
音漏れ防止 音漏れを防止するか 2.85 3.79 -位
携帯性 コンパクトさ 3.60 3.86 -位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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モンキー・D・GAAPさん

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イヤホン・ヘッドホン
33件
0件
プリメインアンプ
13件
8件
ヘッドホンアンプ・DAC
17件
0件
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満足度3
デザイン4
高音の音質3
低音の音質1
フィット感5
外音遮断性3
音漏れ防止3
携帯性3

 1st,2ndとT1を所有していたため、評価が芳しくない本機も悩みましたが、ものは試しと中古でトライしてみることに。

【環境】
DX170cox出力→UD-503→本機。
中古購入ですがエージングは念の為100h追加で行っています。

【音質】
全体の音傾向はニュートラル。
音のエッジは尖っていないものの、過度なウォーミング感もない。
とは言え、背景はややウェット気味で静寂感があります。
また低インピーダンス化のためか、若干背景がぼやける(ノイジーな感じ)ような感覚も覚えました。
これは過去のT1では感じなかったものです。

低音>>中音>高音のいわゆる「ピラミッド型」です。
今までのT1はフラットから高音寄りの傾向であったため、試聴1曲目からかなり戸惑いました。

空間表現については過去のT1と同系統な印象を受けました。
音場はやや広めで、ボーカルは前方定位気味です。
音の定位感がよく、楽器隊の位置を明瞭に把握することができます。

 高音はT1 2ndを更にまろやかな印象にしたイメージです。
きめ細かにスーっと伸びていきますが、線のか細さと中低音の量感が豊富なため、かき消されてじまっており個人的にはちょっと物足りないです。
 ざっくり言えば過去のT1を捨て去り、ちょうどゼンハイザーの600番シリーズのような聞こえ方です。

 中音は低音が下支えするため分厚く聞き応えがありますが、正直大した印象がありませんね…
 音があまり前に出てこないため、面白みに欠ける印象です。

 低音は芯がなく、ぼわわわーんとしています。
 低音が全域に渡って支配的なため、出音自体にモヤモヤとした不明瞭さが感じられ、音の躍動感やダイナミズムが欠如しています。
 特にポップスや打ち込みといった「音のスピード感とキレ」が重要な現代楽曲においては、このスピード感のなさは致命的です。
 原因としては音の響きが多すぎるため、例えばアニソンのような同じようなリズムで同じ音が鳴り続けるような楽曲だと、響きが連続で発生し不明瞭さが指数関数的に増加していくのではないかな、と考えています。
 ABメロはギリ許せますが、サビで音圧と音数が増えると、一気にまるでペンキのベタ塗りのように音像がベチャッと平坦に潰れてしまい、100均の イヤホンの籠ったあの感覚を想起しました。

しかしながら、クラシックの交響曲はこの響きの多さと前述の定位感の良さが奏功し、重厚でリッチな音像を描くことができていたため、聞き応えがありました。


【総評】
何を狙ってこのチューニングにしたのか、その意図を色々考えてみたが答えを見出せない。
過去のT1ユーザーの買い替え需要狙いにしては余りにも音の傾向が違いすぎますし、新規ユーザーを取り込むにしてもこの音傾向ならば、わざわざT1でなくともゼンハイザーのHD650や660sを買えばそれで良いです。
その上値段は2倍近くあります。
また、何より現代楽曲にあまりにもマッチしないため若者にもウケないでしょう。

総合して、古い音源がお好みの爺×ポータブル環境といった、マニアックな層にしか刺さらない機種だと結論づけられます。
無情にもT1 の名を背負ってしまった悲しきヘッドホンです。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

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nBanjoさん

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ヘッドホンアンプ・DAC
11件
34件
イヤホン・ヘッドホン
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0件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
12件
0件
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満足度3
デザイン4
高音の音質3
低音の音質3
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

■私的な比較評価
私が使用したハイエンドヘッドホンモデルたちの使用感の比較評価(10点満点)です。
・本機:評価7点 →手放した
・AKG/K812:評価6点 →音質が優しいので残存
・SONY/MDR-Z1R:評価8点 →手放した
・FOCAL/CLEAR MG:評価9点 ←音質はイチオシだが重すぎて手放した

■本機の使用感
beyerdynamicの従来モデルではモニター系サウンドを得意とするモデルばかりなのだが、この「T1 3rd」では低音から高音まで全体をマイルドにし、リスニング用途を意識した音作りに変えてきたような印象である。
オープンエア型でありながら他比較モデルよりも低音側の量感を充実させ迫力を出している点については、beyerdynamicらしい他社との差別化的特長として捉えて異論はないが、従来の高解像モニター系モデルをマイナーなチューニングだけで無理矢理マイルド傾向に仕立てたようなところに違和感が感じられる。
例えば、ピアノや弦楽器の低音域の音が非常に不明瞭で、本来綺麗であるあるべきメロディが雑多な汚い音の塊になって聞こえてくるという違和感がある。
音の残響が減衰せずに刻々変化するメロディを汚すように邪魔をしているといった感じでもある。
写真で例えると、フォーカスが甘くなったり手ブレ撮影したような解像感のない失敗写真のイメージとなる。
この「T1 3rd」のチューニングは、中高音域では解像感をなんとか許容できそうだが、低音域の解像感については明らかに悪化しているという印象が強い。
前モデルの「T1 2nd」のインピーダンスが600Ωだったのを「T1 3rd」では32Ωとしたのも、その音質改悪チューニングのひとつになっている気がする。
ただし、この違和感は音源や音楽ジャンルによって目立つ/目立たないがあって、すべてが悪くなるというわけでなく、「T1 3rd」のチューニングが良く感じられる場合もあるので、言わば他モデルよりも使いこなしが必要な個性派モデルと言えそうな気がする。
この点については、「Sandal Audio」さんのブログのレビューを拝見すれば、同じような指摘が詳細になされているので参考になるだろう。
また、「T1 2nd」のユーザーからもこのモデルチェンジは不評になっているようでもあり、「T1 3rd」の売れ行きはあまりよくなかったようで、発売(2020/11月)から早くも廃番で市場在庫のみとなり、ハイエンドながらミドルクラス並みの価格に下落してしまった理由が上述の点にあるのかもしれない。
「T1 3rd」に音作りに対して、beyerdynamicのハイエンドモデルだからもう少しサウンドチューニングを大事に吟味する余地はあったような気がするし、メーカー(beyerdynamic)のモデルチェンジの思惑とは裏腹の結果(市場評価/売れ行き)になってしまったような気がする。
重量360gで比較モデルの中で一番軽く装着感も良好。
イヤーパッドがベロア調なので蒸れを気にすることはない。
補足として、上記悪評になった音質の改善のために、「Sandal Audio」さんのレビューを参考にイヤーパッドを同社の「DT1990PRO」用のもの(EDT1990VA)に交換(低音がやや大人しくなる)し、さらにリケーブル(下記参照)の合わせ技で音質は増しになり、オリジナルの状態よりも評価は上げられそうだった。

■リケーブルについて
「beyerdynamic/T1 3rd」と「AKG/K812」にはアンバランス接続タイプのケーブルしか付属していないが、「SONY/MDR-Z1R」と「FOCAL/CLEAR MG」にはアンバランス以外にバランス接続タイプのケーブルも付属する。
そして、「AKG/K812」以外の3モデルはほぼ似たようなケーブル接続仕様(各ハウジングからの両出しタイプ/プラグ3.5mm径)になっているので、共通にリケーブルできそうなメリットがある。
ただし、「beyerdynamic/T1 3rd」だけはプラグボディが細身でないと挿入できない構造になっているので適合するリケーブルの選択肢は少ないだろう。
私が所有するリケーブルのなかで両出しタイプのものは以下、

1)SONY/MUC-B20SB1
本体接続側のプラグボディ形状が太目になっているので「beyerdynamic/T1 3rd」と「FOCAL/CLEAR MG」のボディには接続できない。

2)ORB/Clear Force
製品名通りの明るくクリアな音質傾向になるが、中高音よりのバランスにシフトする(音全体の重心が上がる)ような傾向でもあるので、先述の音質の悪点がさらに強調する印象になった。

3)MEZE AUDIO純正の「99Classics/99Neo」モデル用のケーブル(製品同梱と同一タイプ)
どの音源/音楽もクセの無い素直且つフォーカスの合った音像となる音質傾向で改善効果アリという印象だった。
ただし、細身で長さ3mという点では華奢に見えるので断線などの注意を払う必要がありそう。

4)Bispa/玲(プラグ:4.4mm径5極バランス接続仕様)←★私のオススメ★
上記3使用時の音質に近くなる。
付属ケーブル使用時には若干音に硬さがあり耳への負担が気になったが、こちらの方はバランス接続タイプで解像感がアップしているのにも関わらず、軟調(マイルド)でしなやかな印象となり聴きやすくなる。
それ故に、イヤーパッドは付属品のままでこのリケーブルだけでも先述の音質不満点は解消しそうである。
しかも、ケーブルの長さが短め(1.4m)なので扱いやすくなっている。

■私のつぶやき
食べ物の「食わず嫌い」というのがあるように、オーディオ趣味の世界でもそうなるケースが多く、結局使ってみないとわからない世界である。
だからと言って、手当たり次第に手を出しているとギャンブルのように泥沼に填まってしまいそうだが。
特に私的な経験上では、リケーブルをあまりやり出すとそうなる羽目になり、最終的に付属か純正のケーブルが最適という結論に落ち着くという無駄骨に終わる。
上記3、4のリケーブルはたまたま運良く成功したと見なした方がよい。
このようにオーディオ趣味はギャンブルに近いところがあるので、その一線を越えないよう他のオーディオファンたちのための人柱となって、このレビューが役立ってくれればと思っている。

参考になった15人(再レビュー後:6人)

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イ西木各さん

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液晶テレビ・有機ELテレビ
5件
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ヒーター・ストーブ
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マウス
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満足度5
デザイン4
高音の音質4
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性2
音漏れ防止2
携帯性4

【デザイン】
デザインで購入した訳ではないが、がっかりする事なく良い感じ。
【高音の音質】
他のヘッドホンやスピーカーと比べ癖がある訳でなく自然で良い。
【低音の音質】
同上。
【フィット感】
これはとても良い。それもあってか他のヘッドホンよりも使用頻度が高い。
【外音遮断性】
開放型の為、インターホンや呼びかけにも対応出来る。
【音漏れ防止】
気にしたことがないのですが、再生したまま耳から外しても余り聴こえない様な気がする。ボリューム次第なのかも知れない。
【携帯性】
立派なケースが付属している。大きいが。
【総評】
代々このシリーズを使用しているユーザーからの評価が芳しくないおかげか安価に購入できた。音質や装着感含めて大満足。ヘッドホンアンプ、DAPともにバランス接続で聴いています。リケーブルの効果は正直分かりませんが自己満足です。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった1

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ハイエンドオーディオさん

  • レビュー投稿数:11件
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イヤホン・ヘッドホン
5件
92件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
1件
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ヘッドホンアンプ・DAC
1件
10件
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満足度3
デザイン4
高音の音質4
低音の音質2
フィット感4
外音遮断性2
音漏れ防止1
携帯性3

過去モデルのようなタイトな音質を期待するとガッカリかもしれませんが、柔らかめの音としてはなかなか良いのではないかと思います。
700Hzあたりの音が妙に強調され過ぎているせいで、低音がボワついているように感じます。
テスラドライバーといえば抜けの良い硬めの音質のイメージがありますが、この機種の音質は正反対です。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった5

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new3さん

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ヘッドホンアンプ・DAC
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満足度4
デザイン4
高音の音質4
低音の音質4
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性4

あまりに3rdの評判が悪くあっという間に廃盤になってしまったため、確認という意味でアウトレット品を入手した。3日ほどエージングし「SONY WM1Z」直挿し(バランス)で聴いてみた。一聴していつものテスラサウンドであり、中高音のクリアさはマイルドになったものの欠点的な違和感は無かった。私はT1初代、2nd、AK T5p 2ndを保有しているが、低音が強いと言われていたAK T5pよりも、かなり低音の量感が多いと感じた。タイトではなく緩さを感じる低音域だ。ややSONYのMDR-Z7に近いと感じた。 T1の特徴である高音域の突き抜け感は薄れ、近代音楽に合ったぶ厚い低音が全面に出ている。ただ、これはこれで私は有りだと思った。T1の正統的モニターサウンドとしての流れとして評価するから、厳しくなってしまうのだ。本機は別系統の新作とすれば逆におすすめ出来る。今は在庫セールで6-7万で本機が購入出来るので素晴らしいコスパであろう。不運な本機ではあるが、T1の進化というよりも「尖った不自由さ」の継承をファンは求めたのだろう。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

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anakurooyajiさん

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デジタル一眼カメラ
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デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
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イヤホン・ヘッドホン
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

もうちょっと価格が下がってからと様子見していたら、気づけば一年も経っていないのに既に市場から撤退同然の状態に。改めて人気の無さ、メーカーの思惑外れを実感しています。
販売当初から目にしていた低評価は、前バージョンと異なる路線の音造りに対する従前ユーザーからの拒否反応が主だったように感じますが、それもこのシリーズへの期待の高さ故なのでしょう。
一方で、ここで目にするその後の評価は意外に好評で、その多くはこのモデルに対する固まった先入観や価値観を持たない方々の素直な評価のように思われ、先代を含めた実際の試聴環境が身近に無い私にとっては、それらの率先した人柱情報にシンパシーを感じながらこの度の購入に至りました。生来のへそ曲がりにとって、ここまで評価が分かれる製品は、むしろなかなか興味と期待をくすぐられてしまう訳で。

既に所有しているのは、T5p2nd、Aventho Wireless JP、AMIRON Wireless、XELENTO REMOTE、HD650、K702などなど。
ヘッドフォンアンプとして、Brooklyn DAC+、DAPはNW-WM1A、AK320などなど。
主たるソースはMac miniにため込んだAACやApple losslessといったところで、クラシックとジャズの全般が殆どです。
T5p2ndで、beyerdynamicの神髄を見た、あいや、聴いたつもりの人間として、高い解像度感、繊細なニュアンス表現、正確な音場感には、成る程の信者の多さを納得したのですが、聴き続けている中で、密閉故の閉塞感や、ハウジング内での微妙な籠もり感や反響音などがに気になり出し、この解放型に行き着いたところです。箱出し直ぐは、高域がややザラついて、低域は団子にになって耳に当たってくる印象で、おやっ?と思ったのですがそれでも音域全体に渡る軸の据わった活きの良い鳴りっぷりは、潜在的なポテンシャルの高さを感じることができ、鳴らし続けてさほどの時間も要せずに改善しています。

音域全体としてしっかりと重心が座り、立ち上がりの速さが他と一線を画す明瞭な解像感やメリハリの良さにも寄与しているように思います。
低域は籠って団子になることなく、構成する細かな音源ごとにほどけて明晰さを保ちながら広がり、十分な深みと質感を備えて沈み込んで響きます。
中域は緻密でエネルギッシュ、高域は濁りなく誇張無く自然に伸びきって、弦の音は艶めき過ぎず荒さもなく緻密。持っているソースの今まで引き出せていなかった細かな音のニュアンス情報の多様さに気づかされています。ただし、ボーカルのサシスセソがやや刺さります。人によっては気になるかも知れませんが、一方でそれでも前の代より丸くなったとの指摘もあり、つくづく好みの音には色々あるようです。
音場感は、極端な広さは感じませんが奥行き感を伴う明確な定位が感じ取れ、何より、オープンエアー型故の閉塞感からの解放は、ホールトーンとハウジング内反響の違いを気にすることもなく、その代償としての低域の不足感も全くなく、音楽に浸りながら心地よくいつまでも装着を続けることができます。

Brooklyn DAC+と繋いだ音は、ヘッドホンの再生能力の頂点を聴く思いです、あくまで個人的印象ですけれど。そして、ポータブルのNW-WM1Aでも十分満足して音楽が楽しめ、AK320でもそこそこに。ただこちらはさすがに今となってのDAP性能の限界も見えてしまいます。
好評を博した先代、先々代との音の路線の違いの原因に揚げられているのがインピーダンス設定の変更のようです。
相応の再生環境とのセットでしか実現できなかっ600Ωの音が、たかがDAPに繋がせるため32Ωにしてしまったことで、ストイックな音質向上を捨てて商売に走ったと捉えての不満も有るのかも知れませんが、一方で、1st、2ndの音を知らず、手持ちの機器としか比べられない私にとっては、それでも決して凡庸でない音を今回の路線の変更のおかげで身近で楽しめ、大変満足させて頂いております。おそらく、600Ωのままであれば、手を出さなかったかも。
なので、インピーダンス変更による音に対する影響は確かに想像されるものの、beyerdynamicの優れた音を楽しめる利用環境の裾野を広げるという意味で、32Ωがもたらした貢献も否定できないと思います。いっそT1という名前を名乗らなければ、これほどの風当たりは無かったのかも知れません。

さて、この音でもご不満な方々が納得できる音とはいったいどんなレベルなのか、今の私には知るよしも無く、当然上には上があるのでしょうけれど、少なくとも今回手に入れた価格でのこの音は、十分すぎるほど納得できる音の品質レベルではないかと思います。この音を聴いてしまった後で他の手持ちの機器を聴くと、妥協無しでは使い続けられないというのが正直な気持ちとなってしまいました。
ちなみに、今回はAmazonの出品業者が扱う並行輸入品を購入。購入価格は並行輸入品ということで85,000円でした。運悪くこの先のサポートが必要になった時にはちょっと不安ですけれど、その安心を得るために正規の国内代理店価格で購入したとしても、十分納得できるパフォーマンスを備えていると思います。
次作4thでのさらなる進歩はもちろん期待しますが、現状これだけの性能の商品がこのまま市場から消えていくのは、なんだかとても寂しく残念に思うところです。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

参考になった20人(再レビュー後:19人)

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プレーリーウェーブさん

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イヤホン・ヘッドホン
10件
0件
ヘッドホンアンプ・DAC
3件
0件
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満足度5
デザイン5
高音の音質4
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

箱出し直後は、低音の量が非常に多く、その中に中高音が埋もれてしまった様な、モヤモヤした雲の中、又は、水中で聴いている感じでした。しかし、鳴らしていくうちに、低音がやや少なくなり締まってきた様で、それにつれて中高音が明瞭になってきました。その様なエージングの感じは、HD650とそっくりだと思います。鳴らしていくうちにまだまだ変わっていくか楽しみです。
パッと聴いた感じは、DT1990PROやAMIRONの方が、解像感が良くスッキリと見通しが良いですが、じっくりと聴くと、さすがT1を名乗るだけあり、音楽の厚み、芳醇さ、楽器の生々しさが違います。解像感もあります。オーケストラも良いですが、ジャズのサックスの音が生々しく鳥肌が立ちました。T1- 2ndは、試聴した時の記憶だけですが、その様な感じは無かったです。
一般には、不評の様ですが、私には、これだけ音楽を芳醇に生々しく聴かせてくれるヘッドホンは初めてです。
ケーブルは、ORBのバランス接続の物に変えています。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった23人(再レビュー後:23人)

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らら7458さん

  • レビュー投稿数:1件
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イヤホン・ヘッドホン
1件
3件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

普段レビュー書きませんが、評価あまりよくないようで、、気に入った人もいるということを伝えたいので最初で最後のレビュー書きます

持ち物はT1全部、t5p、dt1770.dt990E600と32.t90.t70.dt880.dt250.dt770Eとpro.t51pとか
ギアA2 sonica dac


元々T1のフルオープンが聞いてみたい思いがあってあの有名な魔改造を再現しようとか色々準備してたところフルオープンT1が発売されたので、32Ωなのが嫌な予感しかなかったけど、鼻息荒く買いました。写真で見ると安っぽいですが、実際手に取ると全然印象が違い質感がいいです。

音は、めっちゃ気に入りました。
最初の印象は低音の深さとキレにびっくりしました。そして音場どこ?て感じました。全体的に音が近い。乾いた音で解像度高いキレキレのDT1770に似てると感じました。
dt1770のはるか上位版という印象です。越えられない壁があります。
オープンなのに1770に似てるってどういうことって感じですが。。dt1990を持っていないので同じオープンのそっちのほうが似てるのか気になります。

全部聞こえる。レスポンスが早いです。
全体にマスキングされてるとか、よくいわれてる中高音引っ込んでるという印象ないです。全部出てますしクリアです。バランスよく出てる。

残念ながらT1初代、2代目とは血色が違うから比べたくないですが、音場は初代2代目の方が広い。両者みたいな美しいツヤツヤしたスルンと伸びる高音ではなく、パリパリしたドライな高音です。ちょっと刺さります。ここなんですが、初代たちは刺さると思ったことなくて、3rdが自分には刺さりました。
低域は粒があり解像度めちゃくちゃ高い。こんな質のいい低音聞いたことない。とにかく反応早い。全然ボワつかないので趣味のサウンドデザインはこれでやってます。

聞くところによると、フォームダンプナーを取り招くとナイトホークカーボンと2ndを合わせた音になるようです



参考になった33

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Saidai3941さん

  • レビュー投稿数:3件
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イヤホン・ヘッドホン
3件
0件
AVアンプ
0件
2件
ヘッドホンアンプ・DAC
0件
1件
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満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

■環境
【音源】Mac(AIM電子 UA3 で接続)-Audirvana、AppleMusic
【DAC・アンプ】ADI-2 DAC FS(電源にエーワイ電子エルサウンドのトランス式電源を使用)
【よく聴くジャンル】電子音楽全般、ポップ・ロック、チルアウト

以前はUD-505でT1 2ndを使用していましたが、(自分にとっては)高音域がちょいちょい刺さってしょっちゅう聴き疲れしていました。
数ヶ月前身の回りの環境の変化に応じて機材をコンパクトなものに変更することになり、UD-505を売ってADI-2 DAC FSを購入したのですがその際にT1 3rdも一緒に購入しました。
巷では3rdは高域が削られて低域が豊かになったとかで既存のユーザーからは不評の黒歴史扱いされていますが、高域が刺さりがちだった私の耳には3rdの音はちょうどよかったです。


■高域
手持ちの音源だと高域が刺さりがちなのがヨルシカの「八月、某、月明かり」やAnamanaguchiの「On My Own」なのですが、刺さる一歩手前のとこまでちょうどよく鳴らしてくれて気持ちよく聴けます。
高域が出ていないわけではなく、しっかり出した音に少しフィルターを通して刺さらないようにしている感じです。
音がボケているという評価をたまに見ますが、そんな印象は感じられないです。


■低域
3rdは開放型になりましたが低域が不足するようなことはなくしっかり出ています。腹に残るような鈍い低音ではなく、ドンと鳴ってすっと消えていきます。電子音楽や最近のバンドサウンドを聴くのが楽しいです。
しかし、古い音源だとやや団子に聞こえることがあります。
the band apartやACID MANの2003〜2005年の音は少し違和感を感じました。


■装着感
箱出し直後は側圧が強めでしたがティッシュ箱をしばらく挟んでいたらちょうどよくなりました。
耳をすっぽり覆う形で重さも感じません。


T1 1st 2ndの既存のユーザーからは3rdは不評で人気がなかったからか、早々に生産が終了してしまったようです。(又聞きなので違ったらすみません)
個人的には気に入った音作りだっただけに残念です。

主な用途
音楽
接続対象
オーディオ

参考になった20人(再レビュー後:20人)

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うなごろうさん

  • レビュー投稿数:11件
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イヤホン・ヘッドホン
6件
13件
デジタルオーディオプレーヤー(DAP)
2件
2件
ヘッドホンアンプ・DAC
2件
0件
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満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

T1 1st 2nd も長く愛用しましたが、私はこの 3rd が一番の好みです。
確かに高音域の尖った感じや低音域がややタイトではなくなったようです。しかし、音楽を聴いていてこれまでのT1にないような、暖かさと奥行きが出てきており、クラシック音楽中心に聴いている方にはとても良いと思います。
NW-WM1ZやKANN CUBE など高出力のDAP中心に聴いています。
T1 1st 2nd 3rd今でも手元にありますが、1st から2ndへの変化より、2nd から3rdへの変化が大きいと思いますね。
60代になってしまっているので、聴力の不安はありますが、他メーカーのハイエンド機と違いが少しなくなりつつあるのかもしれませんが、暖かくなった音は魅力的ですね。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

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組紐屋の竜.さん

  • レビュー投稿数:236件
  • 累計支持数:775人
  • ファン数:7人
満足度3
デザイン4
高音の音質2
低音の音質2
フィット感5
外音遮断性無評価
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

【デザイン】
ハウジングは、ステンレスに穴が数か所空いたデザインに、ヘッドバンドもBLACKになり、T1 の肉抜きされた文字が無くなり簡素化されたデザインに変更になっています。
よりシンプルなデザインにしてコストカットを図ったんだと思いますが、簡素化されたデザインも格好良いと思います。
【高音の音質】
問題は、デザインなんかより音質なんですが、高音域がT1 2ndより出なくなっていますね。

初代T1は、高音域がちょっと尖った感じで作ったみたいな高音域が賛否両論をよび、改良機のT1 2ndでは尖った感じの高音域では無く必要十分な自然な高音域となり、低音域もちょっとだけ補強されたモデルになり、改良機テスタードライバーでノイズも減り、制動性も良くなりましたが、今回のT1 3rdは、高音域はかなり控えめな感じになり、スネアの音にキレが無くなった様に思います。
【低音の音質】
低音域も改良機のT1 2ndは、ちょっと補強された程度でクチコミにもアンバランスでは低音域が物足りないと言う書き込みは有りますが、バランス駆動させるとハードロックでも必要十分に出ていましたが、T1 3rdは、ちょっとモコモコするくらい低音域がアンバランス駆動でも出ますね。
【フィット感】
フィット感は、T1 2ndと殆ど変わらない印象で良い部類だと思います。
【総評】
試聴環境…
AK380MT+ドッキングポタアンAK380MT AMP(アンバランス駆動のみでの試聴)

上記の試聴環境のみの試聴でしたが、あれっベイヤーさん、どうしちゃったの?と耳を疑う感じの音でした。

但し、上述した限られた試聴環境なので正確性にはかけると思いたいです。

恐らくですが、日本の販売代理のTEACのUD505(DAC)→LINE OUT→ベイヤーダイナミックの純正のヘッドホンアンプ ベイヤーA2のアンバランス駆動では、ある程度良い感じの出音になるんじゃないかな?とは思いたいですね。
一応、ベイヤーの純正のアンバランス駆動のヘッドホンアンプなので…

ただ、ちょっとビックリしましたね。 先日、専門店で試聴して来ましたが…
もう販売開始され店頭に試聴機を出してだいぶ経っていると思うので、ヘッドホンもだいぶこなれていると思うので。

ネットの幾つかのレビューは見てましたが、そのまんまのちょっと変わったサウンドチューニングのオープンエアーになっているとは…
正直、星2つの評価でも良いかな!?
それくらい違和感の有るちょっと変わったサウンドチューニングの新フラッグシップモデルでちょっと驚きましたが、星2 つの評価では限られた試聴環境だったので、再生環境がベイヤーの日本の販売代理のTEACのヘッドホンアンプなら良い感じでなっりするかもと思い期待度も含め取り敢えず星3つの評価とさせて頂きます。

また、今回のフラッグシップモデルのT1 3rdから、いままでのインピーダンス600Ωのセミオープンの初代T1、改良機のT1 2ndからオープンエアータイプに変更になりインピーダンスも32Ωに大幅に下がったモデルになっています。

ヘッドホンの場合は、インピーダンスが高ければ高いほとノイズが乗り難くなるんですが(あくまでもノイジーなPCオーディオでは無く、プレーヤーも音質的に最適化された据え置き環境のTEAC PDー501HR等とそれに準ずる据え置きプレーヤー→LINE OUT→UD505→バランス駆動、アクティブグランド駆動)、インピーダンスも大幅に32Ωに下げられた為にS/N比がちょっと悪くなり、特徴の無いテスラドライバーのヘッドホンに成り下がった気もしました。

PCオーディオの場合は、今までの初代T1、改良機のT1 2ndの機種の様にインピーダンスが600Ωと鳴らしにくく、音の音像が取りにくく、音の粗が出やすいセミオープンの場合、ノイズ対策されたオーディオグレードUSBケーブルのAIM電子の例えば UA3を使うなり、USBノイズアイソレーターのifi ipurifier 2等を噛ますなり、S/Nの高いUD505をDACに使うなり、DAC性能を生かす為には良いクロック性能が必要と言われていますが、TEACのマスタークロックジェネレーター CGー10Mを電源ケーブル、BNC同軸ケーブルもオーディオグレードの良い物に変更して噛ますなり、コンセントノイズ対策でノイズ対策されたオーディオグレードの電源タップを噛ますなり、ベイヤーの今までのハイエンドのセミオープンのヘッドホン自体は、そんなに高くなくても密閉型のハイエンドクラスの解像度と音の分離能クラスまで達せさせる為には、再生環境には、かなりお金が掛かっていました。他、ノイジーなPCオーディオではなく、ほぼノイズレスな優秀な再生環境に合うデジタルトランスポートを使うとか…(私のCGー10Mのレビューを参考にして貰えると分かりやすいです。)

ベイヤーのハイエンドのセミオープンは、インピーダンス600Ωと鳴らしにくいヘッドホンの代表とは言われていましたが、上述した感じの環境で鳴らしてあげれば唯一無二の存在だったんですけどね。

せめてインピーダンスは、ベイヤーダイナミックのオープンエアータイプ アミロンホームのインピーダンスの250Ωくらいでも良かったんじゃないかと思います。 
音の音像が捉え難く音の粗の出やすいセミオープンとかオープンエアータイプは、ノイズが乗り難い様にインピーダンスは、ある程度高い方が良いと思うので。

それとテスラドライバーで低音域をT1 3rdの様に盛ったヘッドホンは、私は見た事ないですが、あまりテスラドライバーのヘッドホンは低音域を盛らずに高音域も極端に引っ込んだ感じのチューニングにしない方が良いと思いました。

正直、セミオープンの改良機のT1 2ndの製造と販売を再開して併売した方が良いと思いました。

自分の好み、御自身の再生環境で試聴して気に入る方もいらっしゃるとは思いますが、初代T1、改良機のT1 2ndと私は使って来ましたが、今回のT1 3rdには全く購買意欲がわかなかったので、スルーさせて頂こうかと思います。

購入検討の方は、御自身の再生環境で試聴してから気に入れば購入された方が宜しいかと思います。

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最安価格(税込):¥115,200発売日:2020年11月28日 価格.comの安さの理由は?

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