『パズル系ギミックの粗削りなところに魅力を感じるが、単調な印象』 賈船 フォワード・トゥ・ザ・スカイ [通常版] [Nintendo Switch] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2022年5月23日 04:22 [1584403-1]

満足度	4

操作性	4
グラフィック	3
サウンド	4
熱中度	3
継続性	4
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

パズル系ギミックの粗削りなところに魅力を感じるが、単調な印象

パッケージ表面	パッケージ中身

【概要】
・ワガママ気ままなお嬢様が、パズルみたいな仕掛けがいっぱいの魔女が住む天空の塔を攻略するアクションゲーム。

・操作方法
　Ｌスティック・方向ボタン　移動
　Ｒスティック　カメラ
　Ａボタン　斬る
　Ｂボタン　ジャンプ
　Ｘボタン　刺す
　Ｙボタン　回避
　Ｌボタン　オートロック
　Ｒボタン　カメラリセット

・タイトルメニューから選べる項目は６種類。
「ストーリー」本編のプレイ
「チュートリアル」操作方法の表示
「ギャラリー」ゲームに登場したＣＧの閲覧
「設定」各種設定
「モンスターウェーブ」
「タワーラン」
※「モンスターウェーブ」と「タワーラン」は「ストーリー」のステージ１をプレイするとアンロックされる。


【評価】
・ステージクリアタイプの３Ｄアクションゲーム。気球に乗ってアクションマップに辿り着いたら、敵を倒して、ギミックを乗り越え、気球が置いてあるゴールを目指す。３Ｄアクションゲームだけど、３Ｄマップのそれぞれのギミックを見極め、スイッチをＯＮ／ＯＦＦしたり、箱を押して移動したりして、パズルを解いて、先に進んでいくような作りはとてもゲーム的でよいが、全体的に荒い印象。普通のアクションゲームに、そのアクションで出来る範囲のギミックを無理やり入れ込んだ感じで、それぞれのギミックの活用が荒削り過ぎる。

・「ストーリー」のテキストがとにかく小さく、テキストウインドウが左右に広めに用意されていて、1行が左右に広く表示されるため、大変見にくい。改行位置も調整されていない印象。

・「ストーリー」以外に、ひたすら敵を倒していく「モンスターウェーブ」と、強制移動させられる中で、ダメージを喰らわないようにしながらひたすら宝石を取っていく「タワーラン」が収録されているため、それぞれ挑戦しがいはある。但し、どれも単調な印象が強い。


【まとめ】
・操作方法とキャラクターのモーションが、ギミックに合わせてスムーズに作られていれば、もっと面白くなるのに、と思ってしまうのですが、インディータイトルゆえに、その粗削りを魅力と感じる人はプレイしてみていいタイトルだと思います。