TS-HX900PRS レビュー・評価

満足度：4.00

（カテゴリ平均：4.41）

満足度ランキング—位

集計対象1件 / 総投稿数2件

1. 5 0%
2. 4 100%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	5.00	4.25	-位
音質 音のきれいさ、臨場感	5.00	4.28	-位
設置しやすさ 取付けのしやすさ、車内での配置のしやすさ	4.00	4.19	-位
音のバランス 低・中・高音域のバランスのよさ	4.00	4.19	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[ez-034]

2024年9月21日 13:50 [1885963-1]

満足度	4

デザイン	5
音質	5
設置しやすさ	4
音のバランス	4

1ランク上の音場へ

【デザイン】
音質とサイズのバランスを上手く調和している
【音質】
飾りのない原音に忠実な音
【設置しやすさ】
ダッシュボード上に置くには大きめであるが、音の良さを考えると致し方無しかと
【音のバランス】
中間の心地よい音が聞き取りやすくなる
【総評】
値段と据え置き場所が確保できるならお勧めです

車タイプ

ミニバン・ワゴン

[石田 功]

2022年1月25日 18:16 [1542822-1]

満足度	5

デザイン	4
音質	5
設置しやすさ	3
音のバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

中高域の解像度は抜群。低域用ユニットをうまく組み合わせたい

位相特性を重視しミッドレンジの中央にツイーターを配置	スバルR2の純正スピーカーはフォスター製のフルレンジ	グリルの上に置くことも考えたが前方視界が遮られてしまう…
考えた結果グリルに穴を開けて半分埋め込むことに	助手席の足元にはコンパクトなサブウーファーを追加

マイカーに取り付けました。今、父親の介護のために秋田の実家にいるんですが、雪深い秋田だと4WDが必須というわけで、安いスバルR2の4WDを入手したんです。ところが、このクルマ、フロントスピーカーはダッシュボード上にあるだけでドアにはスピーカーがないんですね。大加工すれば、ドアにウーファーを付けることも可能でしょうが、そこまではする気もなかったので、ダッシュボード上にカロッツェリアのCSTドライバー、TS-HX900PRSを設置したわけです。

このCSTドライバーの良さは、2ユニット3ウェイ・システムのTS-Z900PRSで実感していましたから何の躊躇もなく選んだわけですが、心配なのは低音。73mmのミッドレンジ部の再生周波数帯域は173Hzから上ですから、どうしても低域不足は免れません。そこで、助手席足元に置けるコンパクトなサブウーファー、TS-WX010Aを追加して低音不足を補っています。

その音ですが、分解能の高さには大満足です。本来なら振動板がリスナーの正面を向くように設置したいところなんですが、R2の場合はそうしようと思うと前方視界を妨げる部分ができてしまうため、なるべく視界を妨げないように純正グリルに穴を開けて埋め込んだんです。そのため音軸の中心はルームミラーかそれよりも前方を向いているため、リスニングポジションではかなり性能が落ちたいわゆる端っこの音を聴いているわけですが、それでも優れた分解能で細かい音までクリアに聴かせます。ボーカルを始め、それぞれの音のヌケの良さも大満足。このスピーカーを選んで正解だったと思います。

確かにサブウーファーを鳴らさない状態だと、低音が寂しく物足りない音になってしまいます。が、サブウーファーを加えると、ローエンドまでは出ないもののベースラインがしっかりと加わり、音楽に安定感と楽しさを与えてくれます。しかも、ラゲッジルームなどの後方に置いたサブウーファーと違って、違和感を感じないんですね。ベースがはっきりと、前方の中央でリズムを支えているんです。この、サブウーファーを前方に置くことの優位性は大きく、心地よく音楽を楽しめます。

これまで何度も大規模なシステムを組んできましたが、調整にはかなり苦労しました。ところが、このシステムではタイムアライメントを簡単に設定しただけで、イコライザーなどはまったく調整せずに満足いく音が得られています。この調整の簡単さも、CSTドライバー＋TS-WX010Aの優位性と言えるでしょう。欠点を一つ挙げると、TS-WX010Aのローパスフィルターがカットできないこと。もっとも高い周波数に設定しても125Hzでフィルターがかかってしまうため、抜けてしまう帯域ができてしまうんですよね。これを改善できないかというのが目下の課題です。