『超ミニでハイエンドなiPhone、ただしバッテリー持ちは最悪』 Apple iPhone 12 mini 64GB SIMフリー [ホワイト] Mitchey.さんのレビュー・評価

iPhone 12 mini 64GB SIMフリー [ホワイト]

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キャリア:SIMフリー OS種類:iOS 14 販売時期:2020年秋モデル 画面サイズ:5.4インチ 内蔵メモリ:64GB iPhone 12 mini 64GB SIMフリー [ホワイト]のスペック・仕様

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『超ミニでハイエンドなiPhone、ただしバッテリー持ちは最悪』 Mitchey.さん のレビュー・評価

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満足度2
デザイン5
携帯性5
レスポンス5
画面表示5
バッテリー1
カメラ4
超ミニでハイエンドなiPhone、ただしバッテリー持ちは最悪

2025.5.28 再レビュー

半年ほどGalaxy S24を愛用しており、特に不満もなく使い続けてきたのだが、ふと中古スマホショップを通り掛かった時に本機種が視界に入り込んできた。
そういえばminiシリーズは触ったことがないよな…と思った瞬間には意識が飛んでおり、ふと目を覚ますと自宅でiPhone12miniの初期設定を済ませていたのである。

ガジェットオタクの悪い癖だ、本当に

【デザイン】
iPhoneらしいシンプルでシックなデザイン。本機種発売時の2020年においては、既にスマホの巨大化が際限なく進んでいた頃ではあるが、その流れに逆行するようにミニミニハイエンド端末を出してくるというところに、かつての挑戦的で革命的なAppleの片鱗を見た。なんの面白みもない80点の優等生で無味無臭なスマホしか出してこなかったAppleとは思えない、素晴らしい切り口であると言える。
ただ、まあ日本以外での売れ行きが壊滅的だったせいか、後継たる13miniで打ち切りとなってしまったのは…まあ仕方の無いことだろうか。
デザインとしては背面がツヤのあるガラス、側面がマット仕上げである。Proシリーズとは真反対である。
右サイドに電源ボタン、左サイドに音量ボタンのシンプルな構成は分かりやすく、また握った時のスクリーンショットもしやすく、総じて良好だ

【携帯性】
無印12/12Proが6.1インチの一般的なサイズである(とはいえこのご時世だと、もはや6.1インチですら若干小柄ではある)のに対して、本機種はまこと小さな5.4インチ。本当に小さく、薄く、なにより信じられないほど軽い。iPhoneシリーズで133gという超軽量級端末は、今後二度とでてこないだろう。
実は後発の13miniよりも薄く軽いのである。故に、とにかく軽量な端末が欲しいのであれば、12miniが優位となるだろう

【レスポンス】
流石にA14 BionicのパワーとiOSの抜群な安定性、どんなアプリを使っていても困ることはまず無い。よほど重い3Dゲームをすれば、若干の発熱とともにやや動作が落ち込むが、それでも並大抵のゲームアプリは難なくこなしてしまった。ゲームをするならiPhoneとはよく言ったものである。ひとえに優秀なSoCと優秀なOSの安定したコンビネーションの賜物だ

【画面表示】
上質な有機ELディスプレイ故に、全く不満のない発色。毎回のことながら、初期設定の段階で心躍るほど綺麗な画面表示であるとつくづく思わされる。画面自体はサムスン製らしいが、Galaxyシリーズよりもよほど綺麗だと思わされるのは何故だろうか。
また、5.4インチというずば抜けたコンパクト筐体であるにも関わらず、不思議と文字が小さくて目が疲れると言ったようなこともないのが本当に素晴らしい。このサイズ感は考えに考え抜かれて割り出された、快適に使えるギリギリのサイズということなのだろう

【バッテリー】
他レビューでも度々指摘されてきた当該問題。個人的で偏見的な判断方法として、TwitterやYouTubeの連続使用で消費が10%/hを切る端末は優秀なバッテリー性能を持ち、20%/hを超えるような端末はちょっと使用に耐えない…というものがある。
バッテリーを純正品100%に交換して検証したところ、おおよそ15%/hという結果が得られた。
確かに全くもってバッテリー持ちがいい訳では無いが、かといって致命的に減りまくるわけでもない。12シリーズに搭載されるA14 Bionicは、確かに他のApple製SoCと比べ発熱やバッテリー消費にやや問題がある「ハズレ」SoCであるのには間違いないし、筐体自体が小さいゆえにバッテリーサイズが制限されるのも仕方ないことだ。しかし、レビューで散々酷評されるほどのものでもないのでは?というのが個人的な見解だ。
確かに1日10時間もスマホをつつくような中毒者にとっては全く足りないのかもしれないが、そもそもそういうタイプの人間は本機種を買うべきではないだろう

【2025.5.28 再レビュー】
最適化が終わってもバッテリー持ちが改善しないどころか、さらに悪化してしまった。特にGPSを使っている時の減り具合が半端ではなく、2時間もすれば100%あったバッテリーがほぼ半分以下まで減ってしまう。バックグラウンドで音楽を再生していてもモリモリ減っていく。とにかく「何をしていても」猛烈に減る。
ちょっとこれはあまりにも致命的すぎる…少なくとも2020年のスマホとして有り得て良いレベルではない

【カメラ】
iPhoneシリーズ全体に言えることだが、素直で自然な色合いの実直な写真映りといった印象。GalaxyやHuaweiなどの中韓スマホのようなパキッとしたハイコントラスト・高彩度な写りにはならない。しかしカメラそのものの性能はそれなりに高く、価格に見合ったものであると言える。
流石にAndroidハイエンドのような超精細な写真という訳にはいかないが、素人の撮って出しには不満ないレベルの写真が出せるのはiPhoneの強み。AIの補正も賢く利いている。また、夜の暗さに強いのもiPhoneを選ぶファクターだ

【総評】
2025年現在においては、最新のOSサポートによる安心感、またホームボタンが必要でなく、とにかく軽くて薄い筐体のiPhoneがある程度安価で欲しいなら、このiPhone12miniを選ぶに限るだろう。
後発の13miniはそれほど価格に対するパフォーマンスの優位性がなく、SE2/3は画面サイズが小さくて古臭くてバッテリー持ちも当機種とトントン、16eはなんかでっかくなっちゃった…ともなれば、コンパクト系のiPhoneにおいて当12mini以外の選択肢がおのずと消えてくるのは、自明の理である。
よほどスマホを一日中触るようなヘビーユーザーでなければ、今更ながらでも、一度試してみるのも大いにありだろう

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満足度5
デザイン5
携帯性5
レスポンス5
画面表示5
バッテリー3
カメラ4
Appleの革新的挑戦を垣間見た。超ミニでハイエンドなiPhone
別機種初代SE(2016)との比較。
別機種筐体サイズはほぼ一緒にもかかわらず、画面自体のサイズと綺麗さは圧倒的な差である。
 

初代SE(2016)との比較。

筐体サイズはほぼ一緒にもかかわらず、画面自体のサイズと綺麗さは圧倒的な差である。

 

半年ほどGalaxy S24を愛用しており、特に不満もなく使い続けてきたのだが、ふと中古スマホショップを通り掛かった時に本機種が視界に入り込んできた。
そういえばminiシリーズは触ったことがないよな…と思った瞬間には意識が飛んでおり、ふと目を覚ますと自宅でiPhone12miniの初期設定を済ませていたのである。

ガジェットオタクの悪い癖だ、本当に

【デザイン】
iPhoneらしいシンプルでシックなデザイン。本機種発売時の2020年においては、既にスマホの巨大化が際限なく進んでいた頃ではあるが、その流れに逆行するようにミニミニハイエンド端末を出してくるというところに、かつての挑戦的で革命的なAppleの片鱗を見た。なんの面白みもない80点の優等生で無味無臭なスマホしか出してこなかったAppleとは思えない、素晴らしい切り口であると言える。
ただ、まあ日本以外での売れ行きが壊滅的だったせいか、後継たる13miniで打ち切りとなってしまったのは…まあ仕方の無いことだろうか。
デザインとしては背面がツヤのあるガラス、側面がマット仕上げである。Proシリーズとは真反対である。
右サイドに電源ボタン、左サイドに音量ボタンのシンプルな構成は分かりやすく、また握った時のスクリーンショットもしやすく、総じて良好だ

【携帯性】
無印12/12Proが6.1インチの一般的なサイズである(とはいえこのご時世だと、もはや6.1インチですら若干小柄ではある)のに対して、本機種はまこと小さな5.4インチ。本当に小さく、薄く、なにより信じられないほど軽い。iPhoneシリーズで133gという超軽量級端末は、今後二度とでてこないだろう。
実は後発の13miniよりも薄く軽いのである。故に、とにかく軽量な端末が欲しいのであれば、12miniが優位となるだろう

【レスポンス】
流石にA14 BionicのパワーとiOSの抜群な安定性、どんなアプリを使っていても困ることはまず無い。よほど重い3Dゲームをすれば、若干の発熱とともにやや動作が落ち込むが、それでも並大抵のゲームアプリは難なくこなしてしまった。ゲームをするならiPhoneとはよく言ったものである。ひとえに優秀なSoCと優秀なOSの安定したコンビネーションの賜物だ

【画面表示】
上質な有機ELディスプレイ故に、全く不満のない発色。毎回のことながら、初期設定の段階で心躍るほど綺麗な画面表示であるとつくづく思わされる。画面自体はサムスン製らしいが、Galaxyシリーズよりもよほど綺麗だと思わされるのは何故だろうか。
また、5.4インチというずば抜けたコンパクト筐体であるにも関わらず、不思議と文字が小さくて目が疲れると言ったようなこともないのが本当に素晴らしい。このサイズ感は考えに考え抜かれて割り出された、快適に使えるギリギリのサイズということなのだろう

【バッテリー】
他レビューでも度々指摘されてきた当該問題。個人的で偏見的な判断方法として、TwitterやYouTubeの連続使用で消費が10%/hを切る端末は優秀なバッテリー性能を持ち、20%/hを超えるような端末はちょっと使用に耐えない…というものがある。
バッテリーを純正品100%に交換して検証したところ、おおよそ15%/hという結果が得られた。
確かに全くもってバッテリー持ちがいい訳では無いが、かといって致命的に減りまくるわけでもない。12シリーズに搭載されるA14 Bionicは、確かに他のApple製SoCと比べ発熱やバッテリー消費にやや問題がある「ハズレ」SoCであるのには間違いないし、筐体自体が小さいゆえにバッテリーサイズが制限されるのも仕方ないことだ。しかし、レビューで散々酷評されるほどのものでもないのでは?というのが個人的な見解だ。
確かに1日10時間もスマホをつつくような中毒者にとっては全く足りないのかもしれないが、そもそもそういうタイプの人間は本機種を買うべきではないだろう

【カメラ】
iPhoneシリーズ全体に言えることだが、素直で自然な色合いの実直な写真映りといった印象。GalaxyやHuaweiなどの中韓スマホのようなパキッとしたハイコントラスト・高彩度な写りにはならない。しかしカメラそのものの性能はそれなりに高く、価格に見合ったものであると言える。
流石にAndroidハイエンドのような超精細な写真という訳にはいかないが、素人の撮って出しには不満ないレベルの写真が出せるのはiPhoneの強み。AIの補正も賢く利いている。また、夜の暗さに強いのもiPhoneを選ぶファクターだ

【総評】
2025年現在においては、最新のOSサポートによる安心感、またホームボタンが必要でなく、とにかく軽くて薄い筐体のiPhoneがある程度安価で欲しいなら、このiPhone12miniを選ぶに限るだろう。
後発の13miniはそれほど価格に対するパフォーマンスの優位性がなく、SE2/3は画面サイズが小さくて古臭くてバッテリー持ちも当機種とトントン、16eはなんかでっかくなっちゃった…ともなれば、コンパクト系のiPhoneにおいて当12mini以外の選択肢がおのずと消えてくるのは、自明の理である。
よほどスマホを一日中触るようなヘビーユーザーでなければ、今更ながらでも、一度試してみるのも大いにありだろう

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Apple

iPhone 12 mini 64GB SIMフリー [ホワイト]

発売日:2020年11月13日

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