『前機種のEP-812Aからスマホ連携は強化、その他機能は同一』 EPSON カラリオ EP-813A sumi_hobbyさんのレビュー・評価

[sumi_hobby]

2021年1月10日 16:41 [1408412-1]

満足度	3

デザイン	3
印刷速度	3
解像度	4
静音性	3
ドライバ	4
付属ソフト	4
印刷コスト	2
サイズ	3

前機種のEP-812Aからスマホ連携は強化、その他機能は同一

EP-813Aのスキャン開始から印刷終了まで

EP-883A、EP-813A、EP-713A機能比較	EP-813A、EP-812A、EP-811A機能比較

エプソンの場合、ライトインク2色を含む染料6色機がEP-883A、EP-813A、EP-713Aの3機種あり、どれがどれだか分かりにくいが対応印刷用紙、前段カセットの構成、大容量インクタンク対応か、自動両面印刷可能か、手差し印刷可能か、オート排紙トレイかどうかなどが機能として異なっている。

また、タッチパネルなのはEP-883AのみでEP-813Aはタッチボタン式となるがそのテカテカ感と相まって操作にやや違和感はある。現状(2021/1/10 16:30)では前機種のEP-812Aはまだ安く在庫があるようなのでスマホ連携に拘りが無いならEP-813Aは割高である。

【デザイン】
2018年モデルのEP-811Aや2019年モデルのEP-812Aと見た目は殆ど差がない。筐体カラーは前モデルのEP-812Aと同様のホワイトのみ1色展開となる。収納時の大きさは390×339×141（mm）で上位機種のEP-883Aは349×340×142（mm）なので幅は40mm程度大きい事になる。下位機種のEP-713Aは390×338×163（mm）と見た目通りに更にゴツくなる。

【印字速度】【静音性】
印刷スピードはL版写真用紙が13秒でEP-883Aと同一である。A4普通紙カラーはデータ無しだがビデオを見比べた感じではEP-883Aと同等以上でありキヤノンのTS8430よりも速い。給紙時や印刷時は結構カチャカチャ音がするがうるさいと言う程ではない。

【解像度】
過去製品と同様の染料6色のため、このクラスでの粒状感は最も少ない。ただ、普通紙に印刷した場合のブラックの薄さはやっぱり気になる所。この辺りが選択ポイントになるならキヤノンのTS8430やブラザーのDCP-J987Nの方が好結果は得られる。

【インクカートリッジ】
インクカートリッジは2018年モデルのEP-812Aからサツマイモに変わってEP-813Aでも2年続いている。言い換えればインクコストはEP-883Aと比べて割高であり、A4カラー文書はEP-813Aが17.1円に対してEP-883Aが12.0円、L版写真用紙はEP-813Aが29.5円に対しEP-883Aが20.6円となる。

【ドライバ】
エプソン公式ページによればWindowsは10、8.1/8、7、Vista、XP、MacOSは10.6.8からと古いOSのユーザーでも安心感がある。
https://www.epson.jp/products/colorio/ep813a/spec.htm#driverCompatibleOsList

【機能性など】
Epson Smart Panelと言うアプリに対応しているが前機種のEP-812Aに比べて電源オン・オフの機能に追加対応していると言う事である。EP-811AはEpson Smart Panelの対応リスト自体から外れている。QRコードの読み込みによる接続の簡略化はiOSにしか対応していない。
https://www.epson.jp/products/colorio/app/smartpanel.htm

比較製品

EPSON > カラリオ EP-713A

CANON > PIXUS TS8430

EPSON > カラリオ EP-883A