『音質以外の出来映えの悪さが目立つので注意』 カイン N3Pro nBanjoさんのレビュー・評価

2020年 9月 4日 発売

N3Pro

  • 3.2型IPSタッチスクリーンを採用したフルバランスポータブルオーディオプレーヤー。ソリッドステートと真空管の2つの音色を持つ。
  • 2つのDACチップセットがネイティブで最大DSD256・32bit/384kHzに対応。よりよいダイナミックレンジと解像度を実現する。
  • Bluetooth5.0対応で、ヘッドホンやスピーカーと接続して高音質を楽しめる。また、「HiByLink」でスマホとの接続も可能。
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N3Proカイン

最安価格(税込):¥52,855 (前週比:±0 ) 発売日:2020年 9月 4日

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音質以外の出来映えの悪さが目立つので注意

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熱き大人のギターサウンドが蘇る!![斬鬼]

   

■音質について(良い点)
本機はヘッドホンアンプ部にソリッドステート(半導体)回路と真空管回路の2系統を搭載して、それをユーザーが好みで切り換えて音を楽しめるのが特徴。真空管回路には、「トライオードモード」「ウルトラリニアモード」の2つが用意され、計3つの音色が楽しめるようになっている。
私的にはこれに興味を持ち期待して購入したところ、それを裏切らないものだった実感している。
昨今のDAPが搭載DACの性能や高解像を追求し、ややデジタル臭さが目立ち無機質でクールな音調でリスナー側も神経質になりがちな傾向であるのに対して、本機の音質は対照的にマイルド且つウォーム傾向で私のような古きオーディオファンにとっては音楽を優雅に楽しませてくれるアナログオーディオ時代の音作りを思い出させてくれた。

●トライオードモードの音質(私的に一番好み)
真空管らしく全体的に滑らかで汚れ(歪み)感の一切無い非常に上品で繊細な美音。
やや太めで厚みのある中音を主体に、適度なしなやかなさと弾力感をもった低音、そこに高音の伸びやかさが加わって優雅さを醸しだし、私が好むジャズ/フュージョン/クラシックといったジャンルでは、ゆったり/うっとり気分で和やかにいつまでも音楽を聴いていたいと感じさせてくれる。

●ウルトラリニアモードの音質
こちらもトライオードモードと同傾向な音色だが、サウンドステージ(音場)が横方向に広がる感覚がある。
逆に、音域レンジが狭く凝縮されたようで伸びやかさをやや失ったような印象。
ボーカルや個々の楽器の音に着目しながらじっくり味わうよりも音楽全体の雰囲気やライブ感を楽しむという使い方に合う気がする。
音にスピード感が出てくるのでロックやポップスなどの派手目な曲でのノリが良くなりそう。

●ソリッドステートの音質
上記真空管モードの音質に比べ、ソリッド感(音の締まり具合/堅さ)が若干強くなり、デジタルらしい明瞭さ/精悍さ/力強さみたいなものが現れるのだが、本機の基調となるマイルド且つウォーム傾向は保持しているので、高解像を追求し過ぎで聴き疲れしそうになる昨今の他DAPモデルとはひと味違う印象。

★注意点★
・イヤホン/ヘッドホンを4.4mmバランス出力に接続時には「真空管モード」を選択できない。
・真空管モードは、楽曲再生開始時に「真空管ウォームアップ」のウェイト(5秒程度の待ち時間)動作(ソフトウェアによる制御)が入って操作に対する音出しが遅れる。
また、再生中に本機に衝撃を与えると真空管内部のフィラメントに振動が生じて「マイクロフォニックノイズ」という独特の「キーン」というノイズが発生する。

■悪い点
1)一応日本語対応しているが、メニュー画面の表記におけるローカライズ(日本語翻訳)におかしな点(意味/解釈不明)がある。

2)選曲メニューにおけるアーティスト名/アルバム名/タイトル名のリスト画面で、英語名のものはきちんとアルファベット順に並ぶが、日本語名のものは不規則に並ぶので選曲が煩わしい。

3)選曲操作の途中でフリーズ(操作不能状態)や一時的なフリーズ(プチフリーズ)が時々発生する。
完全フリーズ時は、システム再起動して自動復帰するが、無視できないほどの頻度で発生するので少々嫌気がさす。
SDカードに約3000曲を入れていて、再生中にMP3の楽曲ファイルのリスト表示させ選曲するときにフリーズが発生しやすい。

4)サンプリングレート88.2kHz以上のハイレゾ音源及びMP3などの圧縮音源の再生途中で時々異音(瞬間的ノイズ)が発生する。
ギャップレス(曲間無し)再生有効状態で現在曲から次曲へ再生がまたがるときにも異音が発生しやすい。

※補足コメント
●上記1と2について
海外メーカー製にありがちなところだが、ソフトウェアの作り方しだいでなんとかなるもので、明らかにソフトウェアの出来の悪さによるものと言っても過言ではない。
同社のN6ii、他社「FiiO」「Astell&Kern」製品では上手くやっており、その比較差は大きく目立つ。
ユーザー側の改善要求が多ければメーカーもなんとか対処してくれるだろう。
●上記3について
ソフトウェア処理上のメモリーリークによる例外(エラー)が発生しシステムが異常終了している模様。
メーカーがこれに気づいたとしても対処には時間がかかりそう。
●上記4について
・ソリッドステートでは異音発生なし。
・真空管アンプは、無線機器の発する電波を真空管が受信検波して増幅することで断続的ノイズとして信号系に混入する事例あり。
・本機にスマホを近づけることで同様な現象が発生することも確認できた。ただしスマホを離しても異音発生頻度は減るだけで皆無とはならないので、本機のWiFi/Bluetoothも影響を及ぼしていると思われる。
故に、スマホ等とは距離をとりWiFi/BluetoothをOFFにしておけば異音発生は回避できそう。

■まとめ
本機の特徴である3つの音色モードは、デジタル時代にありながらアナログオーディオ時代の音作りを追求しているようなところで、他社とは一線を画す存在を目指しているようでもあり、古きオーディオファンである私には好ましく思えた。
価格面でも納得できそうな設定で私的に賞賛すべきレベルにあるかと思う反面、「悪い点」に記したような出来映えの悪さが他社製品よりも劣るところとして目立ってしまっているのが非常に残念に思う。
私は他に別のDAPも所有していることもあり、本機の差別化的な音質面での評価を重視して悪い点は割り切ってもいいかと思っている。
機器のハードウェアは、人間の性質/性格に相当
機器のソフトウェアは、人間の行為/行動に相当
人間ならば、多少性格が悪くても行いがまともなら許せるが、性格良くても素行が悪いのは手に負えなくなる。
でも「出来の悪い子ほど可愛い」と思う親心のごとく愛着が出てくる!
ただし、この割り切りは一般的ではなく、後で後悔する無駄な消費にもなり得る。
売れ筋だとかの良い評判だけにつられて安易に購入しないよう注意。

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ファームウェアの出来映えの悪さが目立つので注意
   

熱き大人のギターサウンドが蘇る!![斬鬼]

   

■音質について(良い点)
本機はヘッドホンアンプ部にソリッドステート(半導体)回路と真空管回路の2系統を搭載して、それをユーザーが好みで切り換えて音を楽しめるのが特徴。真空管回路には、「トライオードモード」「ウルトラリニアモード」の2つが用意され、計3つの音色が楽しめるようになっている。
私的にはこれに興味を持ち期待して購入したところ、それを裏切らないものだった実感している。
昨今のDAPが搭載DACの性能や高解像を追求し、ややデジタル臭さが目立ち無機質でクールな音調でリスナー側も神経質になりがちな傾向であるのに対して、本機の音質は対照的にマイルド且つウォーム傾向で私のような古きオーディオファンにとっては音楽を優雅に楽しませてくれるアナログオーディオ時代の音作りを思い出させてくれた。

●トライオードモードの音質(私的に一番好み)
真空管らしく全体的に滑らかで汚れ(歪み)感の一切無い非常に上品で繊細な美音。
やや太めで厚みのある中音を主体に、適度なしなやかなさと弾力感をもった低音、そこに高音の伸びやかさが加わって優雅さを醸しだし、私が好むジャズ/フュージョン/クラシックといったジャンルでは、ゆったり/うっとり気分で和やかにいつまでも音楽を聴いていたいと感じさせてくれる。

●ウルトラリニアモードの音質
こちらもトライオードモードと同傾向な音色だが、サウンドステージ(音場)が横方向に広がる感覚がある。
逆に、音域レンジが狭く凝縮されたようで伸びやかさをやや失ったような印象。
ボーカルや個々の楽器の音に着目しながらじっくり味わうよりも音楽全体の雰囲気やライブ感を楽しむという使い方に合う気がする。
音にスピード感が出てくるのでロックやポップスなどの派手目な曲でのノリが良くなりそう。

●ソリッドステートの音質
上記真空管モードの音質に比べ、ソリッド感(音の締まり具合/堅さ)が若干強くなり、デジタルらしい明瞭さ/精悍さ/力強さみたいなものが現れるのだが、本機の基調となるマイルド且つウォーム傾向は保持しているので、高解像を追求し過ぎで聴き疲れしそうになる昨今の他DAPモデルとはひと味違う印象。

★注意点★
・イヤホン/ヘッドホンを4.4mmバランス出力に接続時には「真空管モード」を選択できない。
・真空管モードは、楽曲再生開始時に「真空管ウォームアップ」のウェイト(5秒程度の待ち時間)動作(ソフトウェアによる制御)が入って操作に対する音出しが遅れる。
また、再生中に本機に衝撃を与えると真空管内部のフィラメントに振動が生じて「マイクロフォニックノイズ」という独特の「キーン」というノイズが発生する。

■悪い点
1)一応日本語対応しているが、メニュー画面の表記におけるローカライズ(日本語翻訳)におかしな点(意味/解釈不明)がある。

2)選曲メニューにおけるアーティスト名/アルバム名/タイトル名のリスト画面で、英語名のものはきちんとアルファベット順に並ぶが、日本語名のものは不規則に並ぶので選曲が煩わしい。

3)選曲操作の途中でフリーズ(操作不能状態)や一時的なフリーズ(プチフリーズ)が時々発生する。
無視できないほどの頻度で発生するので少々嫌気がさす。

4)サンプリングレート88.2kHz以上のハイレゾ音源及びMP3などの圧縮音源の再生途中で時々異音(瞬間的ノイズ)が発生する。
ギャップレス(曲間無し)再生有効状態で現在曲から次曲へ再生がまたがるときにも異音が発生しやすい。

※補足コメント
●上記1と2について
海外メーカー製にありがちなところだが、ソフトウェアの作り方しだいでなんとかなるもので、明らかにソフトウェアの出来の悪さによるものと言っても過言ではない。
ユーザー側の改善要求が多ければメーカーもなんとか対処してくれるだろう。
●上記3について
ソフトウェア処理上のメモリーリークによる例外(エラー)が発生し、システムが異常終了しているかと思われる。
これもソフトウェアの出来の悪さに通じる。
メーカーがこの不具合に気づいたとしても対処には時間がかかりそう。
●上記4について
・ソリッドステートモードでは異音発生はなし。
・真空管アンプは、無線機器の発する電波を真空管が受信検波して増幅することで断続的ノイズとして信号系に混入する事例あり。
・本機でも同様な現象が発生することも確認できた。ただし無線機器を離しても異音発生頻度は減るだけで皆無とはならない。
以上から、
本機のように内部に高周波デジタル回路がある場合、それも電磁波の発信源となり得るので、ソフトウェア処理でCPU含むデジタル回路全体に負荷がかかるときに、真空管が内部発生電磁波を受信検波する状態が瞬発的/断続的に発生しているのではなかろうか?

■まとめ
本機の特徴である3つの音色モードは、デジタル時代にありながらアナログオーディオ時代の音作りを追求しているようなところで、他社とは一線を画す存在を目指しているようでもあり、古きオーディオファンである私には好ましく思えた。
価格面でも納得できそうな設定で私的に賞賛すべきレベルにあるかと思う反面、「悪い点」(4以外)に記したようなソフトウェア関係の出来映えの悪さが他社製品よりも劣るところとして目立ってしまっているのが非常に残念に思う。
それに付け加えて、ハードも関係しそうな4番目の「悪い点」も気になる。
私は他に別のDAPも所有していることもあり、本機の差別化的な音質面での評価を重視して悪い点は割り切ってもいいかと思っている。
機器のハードウェアは、人間の性質/性格に相当
機器のソフトウェアは、人間の行為/行動に相当
人間ならば、多少性格が悪くても行いがまともなら許せるが、性格良くても素行が悪いのは手に負えなくなる。
でも「出来の悪い子ほど可愛い」と思う親心のごとく愛着が出てくる!
ただし、この割り切りは一般的ではなく、後で後悔する無駄な消費にもなり得る。
売れ筋だとかの良い評判だけにつられて安易に購入しないよう注意。

参考になった5

満足度4
デザイン4
携帯性4
バッテリ4
音質5
操作性2
付属ソフト無評価
拡張性無評価
ファームウェアの出来映えの悪さが目立つので注意

■音質について(良い点)
本機はヘッドホンアンプ部にソリッドステート(半導体)回路と真空管回路の2系統を搭載して、それをユーザーが好みで切り換えて音を楽しめるのが特徴。真空管回路には、「トライオードモード」「ウルトラリニアモード」の2つが用意され、計3つの音色が楽しめるようになっている。
私的にはこれに興味を持ち期待して購入したところ、それを裏切らないものだった実感している。
昨今のDAPが搭載DACの性能や高解像を追求し、ややデジタル臭さが目立ち無機質でクールな音調でリスナー側も神経質になりがちな傾向であるのに対して、本機の音質は対照的にマイルド且つウォーム傾向で私のような古きオーディオファンにとっては音楽を優雅に楽しませてくれるアナログオーディオ時代の音作りを思い出させてくれた。

●トライオードモードの音質
真空管らしく全体的に滑らかで汚れ(歪み)感の一切無い非常に上品で繊細な美音。
やや太めで厚みのある中音を主体に、適度なしなやかなさと弾力感をもった低音、そこに高音の伸びやかさが加わって優雅さを醸しだし、私が好むジャズ/フュージョン/クラシックといったジャンルでは、ゆったり/うっとり気分で和やかにいつまでも音楽を聴いていたいと感じさせてくれる。
私的には本機で一番好みの音質モード。

●ウルトラリニアモードの音質
こちらもトライオードモードと同傾向な音色だが、サウンドステージ(音場)が横方向に広がる感覚がある。
逆に、音域レンジが狭く凝縮されたようで伸びやかさをやや失ったような印象。
ボーカルや個々の楽器の音に着目しながらじっくり味わうよりも音楽全体の雰囲気やライブ感を楽しむという使い方に合う気がする。
また、音にスピード感が出てくるのでロックやポップスなどの派手目でアップテンポな楽曲でのノリが良くなりそう。

●ソリッドステートの音質
上記真空管モードの音質に比べ、ソリッド感(音の締まり具合/堅さ)が若干強くなる。
言わば、デジタルらしい明瞭さ/精悍さ/力強さみたいなものが現れるのだが、本機の基調となるマイルド且つウォーム傾向は保持しているので、高解像を追求し過ぎで聴き疲れしそうになる昨今の他DAPモデルとはひと味違う印象。

★注意点★
・イヤホン/ヘッドホンを4.4mmバランス出力に接続時には「真空管モード」を選択できない。
・真空管モードは、楽曲再生開始時に「真空管ウォームアップ」のウェイト(5秒程度の待ち時間)動作(ソフトウェアによる制御)が入って操作に対する音出しが遅れる。
また、再生中に本機に衝撃を与えると真空管内部のフィラメントに振動が生じて「マイクロフォニックノイズ」という独特の「キーン」というノイズが発生する。

■悪い点
1)一応日本語対応しているが、メニュー画面の表記におけるローカライズ(日本語翻訳)におかしな点(意味/解釈不明)がある。

2)選曲メニューにおけるアーティスト名/アルバム名/タイトル名のリスト画面で、英語名のものはきちんとアルファベット順に並ぶが、日本語名のものは不規則に並ぶので選曲が煩わしい。

3)選曲操作の途中でフリーズ(操作不能状態)や一時的なフリーズ(プチフリーズ)が時々発生する。
無視できないほどの頻度で発生するので少々嫌気がさす。

4)サンプリングレート88.2kHz以上のハイレゾ音源及びMP3などの圧縮音源の再生途中で時々異音(瞬間的ノイズ)が発生する。
また、ギャップレス(曲間無し)再生有効状態で現在再生曲の終端から次曲の始端にまたがって再生するときにも異音が発生する。

※補足コメント
上記1と2については、海外メーカー製にありがちなところだが、ソフトウェアの作り方しだいでなんとかなるもので、明らかにソフトウェアの出来の悪さによるものと言っても過言ではない。
ユーザー側の改善要求が多ければメーカーもなんとか対処してくれるだろう。
上記3については、ソフトウェア処理上のメモリーリークによる例外(エラー)が発生し、システムが異常終了しているかと思われる。
すなわち、これもソフトウェアの出来の悪さに通じる。
メーカーがこの不具合に気づいたとしても対処には時間がかかりそう。
上記4について、
・ソリッドステートモードでは異音発生はなし。
・真空管アンプは、無線機器の発する電波を真空管が受信検波して増幅することで断続的ノイズとして信号系に混入する事例あり。
・本機でも同様な現象が発生することも確認できた。ただし無線機器を離しても異音発生頻度は減るだけで皆無とはならない。
以上から、
本機のように内部に高周波デジタル回路がある場合、それも電磁波の発信源となり得るので、ソフトウェア処理でCPU含むデジタル回路全体に負荷がかかるときに、真空管が内部発生電磁波を受信検波する状態が瞬発的/断続的に発生しているのではなかろうか?

■まとめ
本機の特徴である3つの音色モードは、デジタル時代にありながらアナログオーディオ時代の音作りを追求しているようなところが、他社とは一線を画す存在を目指しているようでもあり、古きオーディオファンである私には好ましく思えた。
価格面でも納得できそうな設定で私的に賞賛すべきレベルにあるかと思う反面、「悪い点」(4以外)に記したようなソフトウェア関係の出来映えの悪さが他社製品よりも劣るところとして目立ってしまっているのが非常に残念に思う。
それに付け加えて、ハードも関係しそうな4番目の「悪い点」も気になる。
私は他に別のDAPも所有していることもあり、本機の差別化的な音質面での評価を重視して悪い点は割り切ってもいいかと思っている。
この割り切り判断は一般的ではなく、後で後悔する羽目の無駄な消費にもなり得るので、はじめてのDAPとして本機の購入を検討しておられる方には、是非とも事前に試聴して音質が好みかどうかを判断した上で、満足いかなければ購入を見合わせた方が良いだろう。
売れ筋だとかの良い評判だけにつられて安易に購入しないよう注意してほしい。

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満足度4
デザイン4
携帯性4
バッテリ4
音質5
操作性2
付属ソフト無評価
拡張性無評価
ハードウェア/ソフトウェアの出来映えの差が大きいので注意

■音質について(良い点)
本機はヘッドホンアンプ部にソリッドステート(半導体)回路と真空管回路の2系統を搭載して、それをユーザーが好みで切り換えて音を楽しめるのが特徴。真空管回路には、「トライオードモード」「ウルトラリニアモード」の2つが用意され、計3つの音色が楽しめるようになっている。
私的にはこれに興味を持ち期待して購入したところ、それを裏切らないものだった実感している。
昨今のDAPが搭載DACの性能や高解像を追求し、ややデジタル臭さが目立ち無機質でクールな音調でリスナー側も神経質になりがちな傾向であるのに対して、本機の音質は対照的にマイルド且つウォーム傾向で私のような古きオーディオファンにとっては音楽を優雅に楽しませてくれるアナログオーディオ時代の音作りを思い出させてくれた。

●トライオードモードの音質
真空管らしく全体的に滑らかで汚れ(歪み)感の一切無い非常に上品で繊細な美音。
やや太めで厚みのある中音を主体に、適度なしなやかなさと弾力感をもった低音、そこに高音の伸びやかさが加わって優雅さを醸しだし、私が好むジャズ/フュージョン/クラシックといったジャンルでは、ゆったり/うっとり気分で和やかにいつまでも音楽を聴いていたいと感じさせてくれる。
私的には本機で一番好みの音質モード。

●ウルトラリニアモードの音質
ことらもトライオードモードと同様な音色だが、サウンドステージ(音場)が横方向に広がる感覚がある。
逆に、音域レンジが狭く凝縮されたようで伸びやかさをやや失ったような印象。
ボーカルや個々の楽器の音に着目しながらじっくり味わうよりも音楽全体の雰囲気やライブ感を楽しむという使い方に合う気がする。
また、音にスピード感が出てくるのでロックやポップスなどの派手目でアップテンポな楽曲でのノリが良くなりそう。

●ソリッドステートの音質
上記真空管モードの音質に比べ、ソリッド感(音の締まり具合/堅さ)が若干強くなる。
言わば、デジタルらしい明瞭さ/精悍さ/力強さみたいなもの現れるのだが、本機の基調的なマイルド且つウォーム傾向は保持しているので、高解像を追求し過ぎで聴き疲れしそうになる昨今の他DAPモデルとはひと味違う印象。

★注意点★
・イヤホン/ヘッドホンを4.4mmバランス出力に接続時には「真空管モード」を選択できない。
・「真空管モード」は、楽曲再生開始時に「真空管ウォームアップ」のウェイト(5秒程度の待ち時間)動作(ソフトウェアによる制御)が入って操作に対する音出しが遅れることと、再生中に本機に衝撃を与えると真空管内部のフィラメントに振動が生じて「マイクロフォニックノイズ」という独特の「キーン」というノイズが発生するということがある。

■悪い点
1)一応日本語対応しているが、メニュー画面の表記におけるローカライズ(日本語翻訳)におかしな点(意味/解釈不明)がある。

2)選曲メニューにおけるアーティスト名/アルバム名/タイトル名のリスト画面で、英語名のものはきちんとアルファベット順に並ぶが、日本語名のものは不規則に並ぶので選曲が煩わしい。

3)選曲操作の途中でフリーズ(操作不能状態)や一時的なフリーズ(プチフリーズ)が時々発生する。
無視できないほどの頻度で発生するので少々嫌気がさす。

4)サンプリングレート88.2kHz以上のハイレゾ音源及びMP3などの圧縮音源の再生途中で時々異音(瞬間的ノイズ)が発生する。
また、ギャップレス(曲間無し)再生有効状態で現在再生曲の終端から次曲の始端にまたがって再生するときにも異音が発生する。

※)補足コメント(やや酷評)
上記1と2については、海外メーカー製にありがちなところだが、ソフトウェアの作り方しだいでなんとかなるもので、明らかにソフトウェアの出来の悪さによるものと言っても過言では無い。
ユーザー側の改善要求が多ければメーカーもなんとか対処してくれるだろう。
上記3については、ソフトウェア処理上のメモリーリークによる例外(エラー)が発生し、システムが異常終了しているかと思われる。
すなわち、これもソフトウェアの出来の悪さに通じる。
メーカーがこの不具合に気づいたとしても対処には時間がかかりそう。
上記4の異音について、私的なオーディオシステムにおいて音楽再生用PCアプリを自作して使用している経験から、このような異音は再生アプリによる再生データのバッファリング処理が連続的に処理しきれず、DACへ供給するオーディオデータが瞬間的に途切れてしまうことで発生する不具合と認識している。
また、ハイレゾ音源再生や圧縮音源のデコードにはソフトウェアだけでなく搭載CPUの処理能力も影響するので、ファームウェア更新だけでは改善できないかも。

■まとめ
デジタル時代にありながらアナログオーディオ時代の音作りを追求しているようなところが、他社とは一線を画す存在を目指しているようでもあり、古きオーディオファンである私には好ましく思えた。
本機はその蓄積されたハードウェア技術の成果及び差別化機能(3つの音色モード)が音質面において十分に反映されたと思うし、価格面でも納得できそうな設定で私的には賞賛すべきレベルにあるかと思う反面、上記「悪い点」に記したようなソフトウェア関係の出来映えの悪さが他社製品よりも劣るところとして目立ってしまっているのが非常に残念に思う。
私的には他に別のDAPも所有していることもあり、本機の差別化的な音質(ハードウェア)面での評価を重視してソフトウェア面の悪さは割り切ってもいいかと思っている。
このような割り切り判断は一般的では無く、購入失敗(後で後悔する羽目)の無駄な消費にもなり得るので、はじめてのDAPとして本機の購入を検討しておられる方には、是非とも事前に試聴して音質が好みかどうかを判断した上で、満足いかなければ購入を見合わせた方が良いだろう。
つまり、売れ筋だとかの良い評判だけにつられて安易に購入しないよう注意してほしい。

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