『クーペSUVらしいスタイリングに見合う爽快な走りが魅力』 フォルクスワーゲン T-Roc 2020年モデル 外川 信太郎さんのレビュー・評価

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『クーペSUVらしいスタイリングに見合う爽快な走りが魅力』 外川 信太郎さん のレビュー・評価

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外川 信太郎さん

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プロフィール神奈川県藤沢市生まれ、現在茅ヶ崎市在住の湘南中年。少年期に5年間イギリス・ロンドン、スコットランド・エディンバラに在住していた事から、欧州車に興味を抱いたきっかけになった。慶応義塾大学卒業後、出版社に入社。輸入車専門誌にて執筆、編集を担当…続きを読む

満足度5
エクステリア5
インテリア3
エンジン性能4
走行性能4
乗り心地4
燃費5
価格3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

クーペSUVらしいスタイリングに見合う爽快な走りが魅力

専用デザインのフロントマスクを採用。全幅は1825mm。

クーペスタイルのSUVは、スタイリッシュ。全長は4240mm。

TDI R-Lineのみ19インチアルミホイールを装備。

直列4気筒DOHC 2.0リッターディーゼルターボ。

インテリアの主要パーツはゴルフと共有。

12月の一部仕様変更によりエンブレムの意匠変更が行なわれている。

今や全世界の自動車業界をリードする立場となったSUVカテゴリーでは、セグメントCハッチバック車をベースとする、いわゆる「コンパクトSUV」も大盛況。日本勢やヨーロッパ勢、さらにはアメリカ勢も参入し、数々の人気モデルがマーケットでしのぎを削っています。

ティグアンと基本を一にしつつもひと回り小さなサイズと、より個性的なスタイリングを与えられたコンパクトSUV「T-Roc(ティーロック)」の広報車両を借り試乗してきました。
(なお、新型コロナウィルスの影響で、車両の試乗時間が夜間であったため、車両写真は、筆者行きつけのディーラー展示車であることをご了承下さい。)

フォルクスワーゲンT-Rocのスリーサイズは、全長4240mm×全幅1825mm×全高1590mm。T-Crossの全長4115mm×全幅1760mm×全高1580mm、あるいはティグアンの全長4500mm×全幅1840ー1860mm×全高1675mmに対して、ほぼ中間に位置するサイズ感です。

取材したのはT-Rocのトップグレードである「TDI R-Line」(452万9000円)です。T-Rocはフォルクスワーゲンの代表モデルである7代目「ゴルフ」をベースに、サスペンションのロングストローク化やタイヤの大径化によりSUV化を実現しました。
エクステリアデザインはこのクルマ専用で面構成こそシンプルですが、兄貴分にあたるティグアンと弟分のT-Cross、それぞれの特徴を併せ持ちます。

さっそくエンジンを始動してみると、ディーゼル特有のアイドリング音は、おそらく遮音対策がもうひと回り入念であろうティグアンの方が、若干ながら静かに感じられます。車両重量は、同じエンジンを搭載するティグアンTDIの1730kgより300kgも軽い1430kg。ティグアンTDIが「4 MOTION」なのに対して、現状におけるT-Rocは前輪駆動版のみであることが最大の要因です。

T-Rocのパワーユニットは、「EA288」と名づけられたフォルクスワーゲンにおける最新世代の直噴ターボディーゼルのみです。最高出力は110kW(150PS)/3500-4000rpm、最大トルクは340Nm(34.7kgfm)/1750-3000rpmを発生。WLTCモード燃費は18.6km/Lとなっています。

T-Rocを街中で走らせると、実ににスムーズに、そして力強く走ります。調べて見ると7速DSGのギヤ段はゴルフと同一ながら、最終減速比がローギヤード化されています。発進時の1速は低いギヤ比で素早い反応を促し、続く2〜3速ではディーゼルエンジンのもつ豊かなトルクを活かすべく伸びを加え、中間加速域として多用する4〜5速ではまたローギヤード化を強めて、速度の自乗で増えていく空気抵抗値に対応するといった感じでしょうか。

とくに中速域からのトルク感は実に活発で、あくまでディーゼルSUVにしては……という条件つきながら「スポーティ」という表現がしっくりきます。しかし、車両重量が軽くなった分、乗り心地はティグアンよりも若干固めという印象でした。

試乗コースにはワインディングもあったため、タイトコーナーをちょっと真面目に走らせてみると、この固いサスセッティングに意味があることが判ってきます。そのハンドリングはまるでホットハッチのごとく俊敏で、クーペ的にスポーティなスタイリングの印象を裏切ることのない、爽快なドライブを満喫させてくれました。

内装デザインは主要パーツこそゴルフと共有するものの、アップライトなポジションに合わせて各部を専用化。アクセルペダルやブレーキペダルも形状は同じですが、同じく着座位置の変化に合わせてリンク角度を見直したり、フットレストの角度に変更が加えられたりしています。

また、フォルクスワーゲン車として日本初採用となるeSIM内蔵の通信モジュールを搭載して、常時オンライン接続が可能になった新世代インフォテイメントシステムを搭載。専用のアプリで車両データを見たり、車両のドアロックの状態やライトの消し忘れ状況を確認できたりするほか、ルート沿いのガソリンスタンド検索、近隣の駐車場検索といったことも可能になりました。

バランスの取れた性能とフォルクスワーゲンらしくない色気のあるスタイリング、それに絶妙なサイズ感は、大変魅力的な一台といえます。


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フォルクスワーゲン

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