K361-BT-Y3 レビュー・評価

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価格帯:¥16,500¥16,500 (11店舗) メーカー希望小売価格:オープン

タイプ:ヘッドホン 装着方式:オーバーヘッド 構造:密閉型(クローズド) 駆動方式:ダイナミック型 K361-BT-Y3のスペック・仕様

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K361-BT-Y3AKG

最安価格(税込):¥16,500 (前週比:±0 ) 発売日:2020年 5月22日

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満足度:4.00
(カテゴリ平均:4.24
集計対象1件 / 総投稿数4
  1. 5 0%
  2. 3 0%
  3. 2 0%
  4. 1 0%
評価項目 投票平均 カテゴリ平均 項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感 4.00 4.19 -位
高音の音質 高音部の音質の良さ 4.00 4.15 -位
低音の音質 低音部の音質の良さ 4.00 4.12 -位
フィット感 装着したときのフィット感など 4.00 4.08 -位
外音遮断性 外の音を遮断するか 4.00 3.79 -位
音漏れ防止 音漏れを防止するか 無評価 3.79 -位
携帯性 コンパクトさ 無評価 3.86 -位
  • ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
  • ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

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ふうせんかずらのハートさん

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  • ファン数:16人

よく投稿するカテゴリ

イヤホン・ヘッドホン
24件
128件
ヘッドホンアンプ・DAC
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スピーカー
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満足度4
デザイン4
高音の音質4
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性4
音漏れ防止無評価
携帯性無評価

このヘッドホン、ヘッドバンド部分が折れやすかったりと巷で悪評が大きかったせいで、人気が出ない悲しい機種です。
確かに私が購入した個体もハウジングのAKGマークのパーツが左だけ加水分解気味なのかベトついていて、なんやねん、こんなんだからあちこちで不満を囁かれるんですよ、と思いました。
海外の評判など見ても、音質よりも細かいビルドクオリティに不満が多いのでは?

さて、これをあえて購入した理由は、周波数特性がハーマンターゲットカーブだからです。
AKGはハーマングループのブランドになっており、そこが出すハーマンカーブのヘッドホンであるなら「基準」とみなして良いと考えました。このハーマンカーブは多くの人が多くのジャンルの音源で最も聴きやすいと感じた標準カーブとされます。

そしてこのハーマンカーブと種々のイヤホンヘッドホンの周波数特性を比較一覧できるサイトがあります。 AutoEq という海外のサイトです。
このサイトを利用するとこのヘッドホンで各種のヘッドホンの音をイコライジングでシミュレートできます。

具体的には、 Bluetooth 接続で見た目も無難な BeyerdynamicDT150が作れてしまったりします。スマホ対応の30バンドイコライザーアプリなんかを使って精度よく再現できてしまいます。
何も手を加えないハーマンカーブは極めて無難で耳あたりの良い、オールジャンルで無難な表現をする優等生的な特性カーブです。

音楽編集の時は一つの標準として機能しますし、音楽を聴く時にはイコライジング前提の母艦にする感じです。

イコライジングが面倒くさければ、同じハーマンカーブで有名なイヤホンTruthear Zero:Redに付属する10Ωアッテネーターを3.5mmジャックに直列に挟めば低音が緩やかに持ち上がります。

【デザイン】屋外使用に支障のないデザイン、折りたたみ可能、キャリーケース

【高音の音質】ハーマンカーブです

【低音の音質】ハーマンカーブです

【フィット感】装着感は悪くないですが、ヘッドバンドを22cm以上広げると壊れやすいそうです。

【外音遮断性】標準的な密閉型ヘッドホンです。

【携帯性】折りたたみ可能でキャリーケース付きです。

【総評】イコライジングの勉強、音楽制作時の標準カーブでのモニタリングなどの用途にはうってつけです。AKGですから解像度などには一定の信頼を置けると思います。もちろんモニタリングヘッドホンで上を見ればTago studioみたいないいものもたくさんあると思いますが、リーズナブルで使い勝手の良いものを探しているなら、本気はありだと思います。
製品そのものの個性を求めるなら他の機種を、あえて「没個性の標準」イコライジングのベースをお探しならこれ一択でしょう。

私はハーマンカーブのイヤホンやヘッドホンで名機Beyerdynamic DT150の音を再現して大満足しています。あの屋外には到底持ち出せない見た目と嵩張りのヘッドホンをよりコンパクトにスタイリッシュにできますから。

主な用途
音楽
接続対象
スマートフォン・携帯電話

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野村ケンジさん

  • レビュー投稿数:209件
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プロフィールヘッドホンからホームシアター、音楽、クルマ関連などの記事を手がけるライター。専門誌やWEBサイトに寄稿するほか、TBSテレビ開運音楽堂やレインボータウンFMなどにもレギュラー出演させていただいてます。音元出版VGP、CDジャーナル・ヘッド…続きを読む

満足度4
デザイン5
高音の音質3
低音の音質4
フィット感4
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

つや消し黒のシックな外観は兄弟機K371BTとほぼ変わらず

コンパクトに折りたたむことが出来るので持ち運びも楽

Bluetooth搭載モデルながら有線ケーブルも2本付属する

K371、K361のBluetooth搭載モデルがと発売されたという話を聞き、代理店から製品を借用しました。使用機材は、DAPはAK「KANN CUBE」やSHANLING「M6」、ウォークマン「ZX507」、ヘッドホンアンプはAKG「K1500」など。Bluetoothが搭載されているので、スマートフォンなどもワイヤレス接続して、そのサウンドをチェックしました。

【デザイン】
Bluetooth搭載だということが分からないくらい、外観には違いがありません。左側ハウジング部にオンオフスイッチとUSBコネクタが配置されたくらいでしょうか。曲面を多用したデザインやつや消しブラックで纏められたカラーリングなど、シックで上品な佇まいは全く変わっていません。また、兄弟モデルのK371BT-Y3とも外見ではほとんど区別がきません。ヘッドバンドなどの素材が異なるので、並べてみると分かりますが。また、着脱式ケーブルも付属し、K545やY50などでも採用されているものと同じ2.5mm3極端子を採用しています。こちらも、K371BT-Y3とは異なっています。

【高音の音質】
外観同様、音も有線モデルとほとんど変わらず。煌びやかなイメージの、キレが良く伸びやかな高音を持ち合わせています。ディテールがしっかり伝わってきます。

【低音の音質】
モニターヘッドホンでありつつも、K371BT-Y3よりは幾分リスニングよりなイメージのサウンドです。K371に対して少し低域の量感が増え、メリハリがしっかりと伝わってきます。
【フィット感】
本体が比較的軽量なうえイヤーパッドが柔らかいため、装着感は良好です。

【外音遮断性】
密閉型ハウジングを採用しているのでまずまずの遮音性を持ち合わせていますが、外音はそこそこ聞こえてきます。

【音漏れ防止】
密閉型ハウジングを採用しているので、まずまずの遮音性を持ち合わせています。よほど大音量でなければ、屋外の使用も可能です。

【携帯性】
スイーベル機能はありませんが、イヤーパッド部が独特の回転をして折りたためるため、携帯性は良好です。

【総評】
デザインもサウンドも全く新しい、新世代となったAKGモニターヘッドホンK361-Y3のBluetooth搭載モデルです。音質傾向は有線モデルと全く変わらず。Bluetooth接続時に解像感やダイナミックレンジがやや劣るように感じるくらいでしょうか。正直、これまでのAKGとは方向性の異なる、いい意味でモニターライクなサウンドなので、AKGらしい音の広がり感や伸び伸びとした歌声を楽しむことはできませんが、にじみや歪み感の少ない、ディテールが分かりやすいサウンドです。兄モデルのK371BT-Y3に対しては、メリハリがハッキリしていたりヴォーカルの存在感が強まったりしていますが、モニターヘッドホンとしてもしっかり活用できそうなバランスの良さは保っています。AKGらしいサウンドのヘッドホンが欲しければ「K701-Y3」や「K240 STUDIO-Y3」、AKGらしさを残しつつも現代に通用するモニターヘッドホンが欲しい人は「K245-Y3」や「K275-Y3」をチョイスする方が良いと思います。
また、着脱式ケーブルはK545やY50などでも採用されている2.5mm3極端子で、K371BT-Y3とは異なるためご注意を。有線ケーブルは複数付属されていますが、AKG純正オプション「C120」となかなかの相性でしたので、こちらに交換することもオススメです。

参考になった3

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藤本健さん

  • レビュー投稿数:81件
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プロフィールDTM、デジタルレコーディング、デジタルオーディオといった分野を中心に書いているライター。高校・大学在学中よりシンセサイザ、シーケンサなどの開発、製品化を行っていたが、1989年にリクルートに入社して編集者に。2004年に早期定年退職をす…続きを読む

満足度5
デザイン5
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性5
音漏れ防止5
携帯性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

Bluetooth機能搭載のAKGモニターヘッドホン K361-BT-Y3

ヘッドホンの接続端子は、2.5mmプラグが採用されている

Bluetooth機能搭載なので、手軽に使うことも可能

K361-BT-Y3は、世界中の音楽制作現場で定番となっているAKGのプロフェッショナルラインのモニターヘッドホンK361-Y3のBluetooth搭載モデル。もともと発売されていたK361-Y3/K371-Y3のときと同じく、K361-BT-Y3はK371-BT-Y3の弟分にあたるモデルとなっている。Bluetooth接続だけでなく、ヘッドホンケーブルを用いた接続も可能なので、気軽に使うだけでなく、モニタリング用途としても使用可能。

再生可能帯域は、15Hz〜28kHzと十分に再生してくれて、作曲やミックスでも、問題なく作業することができる。実際ヘッドホンケーブル接続時には、音の細かい部分までモニタリングでき、中音域の解像度が高いといった印象。もちろん低音域から高音域まで、フラットに色付けなく再生してくれるので、音の判断はつきやすい。

Bluetooth接続時には、音質が少し変わるものの、全体的なキャラクターは統一されているので、気軽に音楽を聴くときにも音質にこだわりたいという方に、おすすめだ。K361-BT-Y3とK371-BT-Y3は、出音の違いはあるものの、そこは好み。もし試聴できる機会があれば、ぜひ試していただきたい。

またK361-BT-Y3の重量は約260gとK371-BT-Y3に比べ、約40g程度軽い。ただ1回の充電での連続再生時間は24時間と、K371-BT-Y3に比べて短くなっている。音質を抜きにして考えたとき、移動中や長時間の使用を想定して、連続再生時間が気にならないのであれば、軽いK361-BT-Y3を選ぶのもいいだろう。ちなみに両機器の違いとしては、ヘッドバンドとイヤーカップをつなぐアーム部分の素材やクッションの素材などがある。

付属品は、3mストレートケーブル、1.2mストレートケーブル、キャリングポーチ、6.3mm標準プラグへの変換、充電用micro USB Type-Bケーブル。ヘッドホンの接続端子は、2.5mmプラグが採用されている。

Bluetooth接続時のハウジング部分のタッチセンサーは、K371-BT-Y3と同じくダブルタップで再生/停止を操作できたり、上下にスワイプで音量調整、左右にスワイプでスキップといった操作を行うことが可能。また内蔵のマイクを搭載しているので、スマホやPCと接続しているときには、ハンズフリーの音声通話に対応している。またK361-BT-Y3もヒビノ独自の3年保証モデルとして発売されているので、長く愛用できるだろう。

私が運営しているDTMステーションでは、K361-BT-Y3について、より詳細に紹介しているので、ぜひそちらも参照していただきたい。
「ワイヤレスでも有線でも使える!ハイブリッドなAKGのモニターヘッドホンK361-BT-Y3、K371-BT-Y3が新登場」
https://www.dtmstation.com/archives/29579.html

参考になった2

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鴻池賢三さん

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プロフィールオーディオ・ビジュアル評論家。
VGP(ビジュアルグランプリ)審査副委員長。同ライフスタイル分科会座長。
THX/ISF認定ホームシアターデザイナー。
日本オーディオ協会 諮問委員(2013-2020)。

専門誌、ネット、テレ…続きを読む

満足度5
デザイン4
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止4
携帯性5

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

装着イメージ

操作部

折り畳み可能

国内販売代理店より製品提供を受けてのレビューです。
音質はiPhoneXと組み合わせ、Bluetooth接続で確認しました。
(有線接続のレビューは、K361の製品ページを参照ください)

【デザイン】
デザインには好みがあると思いますので、写真などを参考にご判断頂ければと思います。
ハウジングはコンパクトな楕円形で、ポータブルユースを意識したものとのことです。
質感ですが、全体的にマットブラックで表面仕上げも良好。シンプルでプロ用機材の雰囲気を持ち、格好良いと思います。

【高音の音質】
Shanling M0と組み合わせて対応コーデックを確認したところ、SBCとAACに対応していました。(aptXには非対応)
iPhoneXと組み合わせた音質ですが、無音時にごく僅かながらホワイトノイズを感じる聞ものの、繊細さと滑らかさを両立した高音質。ギターのように立ち上がりの鋭い音色は、キレが良くかつ余韻までスムースに繋がりが良く、鼓膜に優しく感じます。
密閉型ながら音場の広がりがワイドで開放的な音調も好感。映画やドラマの長時間視聴にも適しそうです。

【低音の音質】
ナチュラルで表情も豊かな高音質。
近年は重低音サウンドが好まれ、そうした音調を実現するために誇張した結果、音に歪を感じる製品が多いですが、本機は原音忠実タイプ。
楽曲によっては低域が不足しているかのように聞こえるかもしれませんが、それはソースの意図でしょう。低域がたっぷり収録されている曲なら、繊細な音色の変化、音の強弱など、に耳を傾けると、本機のアドバンテージに気づくと思います。

【フィット感】
本体重量は実際に計量して252gでした。
計量であることに加え、パッドがふわふわと言えるほど柔らかく、挟圧も適正。優しく包み込まれるような感覚が得られ、フィット感は非常に良好です。

【外音遮断性】【音漏れ防止】
密閉型のアラウンドイヤータイプとしては一般的な範疇です。

【携帯性】
ヘッドバンドに対し、ハウジング部は垂直方向に180度回転してコンパクトに折りたたみが可能です。携帯性は良好です。

【総評】
AKGブランドでプロ用機材の雰囲気を備えつつ、小型軽量でBluetoothにも対応。AAC対応でiPhoneとの相性も良く、映像付きコンテンツのリップシンクも不満のないレベル。
価格も手頃で、通勤や通学も含め、日常のサウンド体験を楽しくしてくれる好製品です。

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K361-BT-Y3
AKG

K361-BT-Y3

最安価格(税込):¥16,500発売日:2020年 5月22日 価格.comの安さの理由は?

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