『ディスプレイポート接続の落とし穴』 iiyama ProLite XB3270QS-2 XB3270QS-B2 [31.5インチ マーベルブラック] CSAAさんのレビュー・評価

[CSAA]

2020年8月12日 07:51 [1357043-1]

満足度	3

デザイン	5
発色・明るさ	5
シャープさ	5
調整機能	3
応答性能	4
視野角	4
サイズ	5

ディスプレイポート接続の落とし穴

6年使ったASUS PB248Q(24インチ)からの買い替えです。

【デザイン】
液晶モニターを単体で買うのはこれで3台目ですが、ベゼル幅がどんどん狭くなってますね。

【発色・明るさ】
デフォルトだと明るすぎるので、ブライトとコントラストを大幅に絞り、f.luxで色温度を下げています。

【シャープさ】
三段階の切り替えモードが別に用意されていますが、デフォルトで十分です。

【調整機能】
メーカープリセットが豊富に用意されていますが、そこからの調整はできません。せめてブライトだけでも動かせるようにしてくれないと、眩しくて使えません。ユーザー設定値を複数保存することもできません。
スタンドベースは大きめで重く安定感があり、位置調整は全方向ともスムーズにできます。梱包状態ではパネル縦向きの形で収まっていますが、ピボットには対応していません。

【応答性能】
ガチのゲーマーでもなければこれで十分かと。

【視野角】
スタンドベース手前にキーボードを置き、手をかけた状態の視距離だと画面両端がわずかに暗く見えます。液晶でこのサイズなら是非もなし。

【サイズ】
まずはパネルの薄さにびっくり、そしてやっぱり31インチはでかい！でも設置して3時間くらいで慣れてしまいました。設置スペースが確保できるなら、27インチ以下よりこのサイズがおすすめです。いろいろと捗ります。

【DisplayPort】
PB248Qから引き抜いたDisplayPortケーブルをそのまま繋げたのですが、スリープ復帰ごとに解像度が最適でないとかいう警告が出て、開いていた窓が縮小されて左上に集まるというトラブルが発生しました。
かなりメジャーな案件らしく、検索すると解決法がいくつも紹介されていました。が、レジストリの書き換え（これで左上に集まることはなくなりました）、リフレッシュレートの変更、グラフィックドライバーの更新、いろいろやっても解決せず、諦めてHDMI接続に変更しました。ここは他の機器との接続用に空けておきたかったところです。
どうもDisplayPortの仕様（プラグアンドプレイ）で信号が切れるごとに設定がリセットされるらしく、根本的な解決はWindows側での対応を待つ以外なさそうです（モニター側で対策を施した製品もあるようです）。

【残念ながら】
目立つ位置に3×2ドットの画素欠けがありました。液晶で画素欠けを引いたのは多分初めてで、かなりへこみました。満足度から星ひとつマイナスとさせていただきます。