PU-AA50 レビュー・評価

満足度：4.67

（カテゴリ平均：4.24）

満足度ランキング—位

集計対象3件 / 総投稿数5件

1. 5 67%
2. 4 33%
3. 3 0%
4. 2 0%
5. 1 0%

評価項目	投票平均	カテゴリ平均	項目別ランキング
デザイン 見た目のよさ、質感	5.00	4.32	-位
使いやすさ ボタンの配置や、機能など	5.00	4.38	-位
清浄能力 ホコリなどを取り除く能力	4.33	4.25	-位
脱臭能力 臭いを消し去る能力	4.33	4.20	-位
静音性 運転時の騒音	5.00	3.92	-位
サイズ 省スペース性・コンパクトさ	4.00	3.88	-位

• ※プロレビュー・モニターレビューは集計対象から除外しています
• ※「カテゴリ平均」より「投票平均」が高い項目を黄色背景にしています

[Ｙｕｙｕ.jp]

2022年5月21日 22:38 [1584024-1]

満足度	4

デザイン	5
使いやすさ	5
清浄能力	5
脱臭能力	5
静音性	無評価
サイズ	4

寝室や赤ちゃんのいる家庭にピッタリな空気清浄機

【デザイン】
目立たないし私はいいデザインだと思います

【使いやすさ】
機能が少ないので簡単です

【清浄能力】
いいと思います
他社のも持ってますが、比較して劣っているとは思いません

【脱臭能力】
これもいいと思います
ただ最初はフィルターによくある炭の匂いがしていました
まぁそれも直ぐに消えました

【静音性】
とてもいいです。これが目当てで買ったので正解でした
おまかせの通常使用だと無音に近いです
標準で連続使用すると音はやはりしますが、それでも他社と比べると静かです

【サイズ】
個人的にはもう一回りだけ小さくなったらよかったなと思いますが、色んなユーザーがいるので、これが無難なサイズ感なのかも知れません。

【総評】
買ってよかったと思います。
シンプルでいいです。

ただ、メーカー以外の安い中華フィルターで運用するような方にはおススメしません。おそらく手に入らないでしょう。まぁ筒形の空気清浄機全般に言えるのかも知れませんが、そこは気を付けたほうがいいと思います。

設置場所

寝室・自室

主な用途

ハウスダスト

ウィルス・カビ対策

消臭・脱臭

[けやきあかさか]

2021年4月10日 21:45 [1442772-2]

満足度	5

デザイン	5
使いやすさ	5
清浄能力	4
脱臭能力	4
静音性	5
サイズ	4

買って良かったです

【デザイン】
部屋に馴染む様な落ち着いたホワイトでスクエアタワー型のデザインです。
【使いやすさ】
基本的な機能に絞った製品なのでボタンもシンプルで使いやすいです。
【清浄能力】
他社の高い空気清浄機と比べると劣るかも知れませんが必要十分です。
【脱臭能力】
空気清浄機能を求めて購入しましたが予想以上に脱臭能力が高く満足です。
【静音性】
最大風力にすれば音は聞こえます。静音モードではほぼ無音に感じます。
【サイズ】
コンパクトを求める方向きではないですがタワー型のデザインのためか圧迫感は少ないと感じます。
【総評】
フィルターの大きさに良い意味で驚きました(笑)フィルターは約2年で交換が必要ですがしっかりと働いてくれそうです。能力も必要十分です。サイズが許せる方はオススメです。

設置場所

リビング

主な用途

花粉症対策

ハウスダスト

消臭・脱臭

[COAL SACK]

2021年3月18日 14:14 [1434153-1]

満足度	5

デザイン	5
使いやすさ	5
清浄能力	4
脱臭能力	4
静音性	5
サイズ	4

かなり良いです。

この空気清浄機の良さは、
1.加湿機能を省いて衛生的
2.幅、奥行きが同じで全方位から吸引
3.ファンが強力でフィルターが汚れてきても風量が落ちにくい
4.デザインもスタイリッシュ

最大風量や筐体のサイズで考えれば三菱電機の方が優れている点もありますが、こちらは全方位吸引、ファンが優秀など三菱にはない魅力もあります。なによりスタイリッシュ。
ただし、ちょっとデカイ。性能、静音とのバランスをとって今の仕様なのだと思います。

設置場所

リビング

主な用途

ハウスダスト

ウィルス・カビ対策

[多賀一晃]

2020年11月30日 11:48 [1393242-1]

満足度	4

デザイン	5
使いやすさ	5
清浄能力	5
脱臭能力	5
静音性	5
サイズ	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

24時間365日使えるという謳い文句通り。設置場所さえあればぜひ

本体、正面。下のメッシュ部分は吸気口。下から上へがタワー型のセオリー。	本体背面。フィルターの出し入れはここから。	フィルター。上下の枠はフィルターホルダー。
フィルターを折り畳んだところ。扱い易くなる。	上面。正常空気の射出口。ハニカム構造。	コンソールパネル。セレクトは多くはなく、分かり易い。

象印マホービン。老舗メーカーでもあり、製品はかっちりとしたイメージがあります。日本メーカーらしい、勤勉さと真面目さが感じられると言ってもいいです。
PU-AA50は、そんな象印が真面目に作った空気清浄機です。今、空気清浄機が必需品になりつつあります。空調家電の雄はエアコンです。このエアコン、基本は温度と除湿管理なのですが、換気、加湿、気流までは対応できます。問題は、空気清浄。空気の浮遊物は重いものもあるので、高い位置にあるエアコンに空気清浄機を付けたとして、かなり強い風を室内に送らないと、重い浮遊物が、再度舞い上がることはないだろうというわけです。また、今の空気清浄機レベルのフィルターをエアコンに入れたとしたら、モーターはもっとガンガンまわるので電気も食いますし、何より五月蝿い。このため、エアコンと空清は残るだろうと言われています。

この空清ですが、今までの一番の需要は「花粉症」でした。次にPM2.5などが続きます。共通しているのは、サイズがμオーダーであること。しかし、今、各社のフラッグシップモデルはHEPAフィルター（300nm（0.3μm）の微粒子を、一定条件下で99%除去できる能力を持つ。）もしくはHEPAフィルターに準じるナノサイズのものを使っています。何故でしょう？

一つは、PM1.0など、空中浮遊物のサイズが小さくなっていることが挙げられます。ナノオーダーになると、人の持つ防御メカニズムを掻い潜り、体内へも容易に侵入してしまうことが多い。肺胞などにPM1.0などが付着しても今の人間にはできることが実に少ないのが現実です。

そして、今年、世界中で猛威をふるったコロナ。これもナノサイズ（30〜100nm。0.03〜0.1μm）。幸いにも感染は、飛沫、接触よるということで、μオーダーで防げていますが、ウイルスに当然変異は付きもの。いつ変わるか、わからないのが現状です。そのために用意したのが、HEPAフィルターを持つ空気清浄機なのですが、当然フィルターが高い。また空気を吸引するのにパワーが必要なので、モーターも高性能なのが必要。まだ、換気より早く空中浮遊物を除去することが必要と、かなりの条件をクリアしなければなりません。

このため、象印が取った作戦は無理をしないことと、餅は餅屋に任せることでした。例えば、ノートパソコン。ギリギリまで薄く設計されます。その結果、放熱が追いつかず、熱による変形、低温やけど、酷い時には出火することもあります、商品力を強化しようとすると無理をすることになります。これはバッテリーの癖まで理解して設計していない可能性があります。そうPCの設計者は、バッテリー屋ではないわけですから。

象印がとったのは、その部分を他のメーカーと共同で対応するという方式。そのためでしょうか、PU-AA50は高性能なのですが、無理をしない設計、そして24j時間使い続けられる仕様になっています。メーカーから借りてテストしてみました。

まず、サイズですが、それなりに大きいです。底面積は、約30×30cmなのですが、ちょっと隙間を空けなければなりませんし、高さが72cm。結構迫り出してくる感じです。

フィルターの面積は、種類と共にとても重要です。フィルター面積が大きいとより早く浄化できますし、単位面積当たりの負荷が減るのでフィルター寿命も伸びます。ところがフィルターは、とても高価なのです。このため、大面積だとビックリする位の値になります。このために、HEPAフィルターと全く同じではないですが、それなりの性能のものを採用しました。フィルターメーカーは日本のクラレ。商品名は「トレミクロン」。

フィルターに触れてみると、プラパーツが使われている部分は、ほんの少し。その上、折りたためます。東京都ならスーパーの白袋に入れて燃えるゴミとして廃棄することも可能です。とても扱い易いです。さて気になる値段は、7000円。ちなみに面積は3.4m2。これが２年に１回交換です。いろいろなところで使われていると言う実績に加え、量産品だから安いというメリットがあります。

この空清、動作は、「標準」「弱」「静音」です。通常の空清では「強」「中」「弱」にあたります。「標準」だと低くはありますが、動作音がはっきり聞こえます。ところが「弱」にした瞬間音がしない。正確には少ししているのですが、いろいろな音の影に隠れてしまいます。静音は更に静か。本当にびっくりしきりです。これだけ静かだと、確かに24時間付けっぱなしでも問題ありません。これ以外に、「おまかせ」（自動）と「花粉」モードがあります。

静かなのは、特殊なファンとモーターのなせる技ですが、モーターは日本電産製。小型モーターの雄で、HDDのモーターなど、超一流です。当然、省エネ型でもあります。

センサーは、ホコリセンサーとニオイセンサーの2つ。かなりの感度で、特にニオイセンサーはちょっとした臭いにも反応します。

悪い空気は目に見えないため24時間付けておくことが望ましいのですが、それを実現するのは並大抵の子ではありません。が、象印は見事やってくれました。これでひとまわりサイズが小さければ、言うことなしなのですが、多分それでは、どこかに無理がかかるのでしょうね。ちなみに日本のユーザーは、フィルターなど性能維持のためにお金を払うのを嫌がる傾向にあります。そのため、性能が十分発揮されない空気清浄機を見ることがあります。

これほどに良くできた空気清浄機ですが、足らないものもあります。それはIoTです。今後、空調は、ただ単に感じるだけでなく、データーを可視化できるようにする傾向にあります。が、それはできません。あくまでも勝手に動いてくださいと言う感じです。

とは言うものの、サイズが許されるのなら、是非使って欲しい、損のない一品。空気がキレイ、特にキレイな空気の中で寝ると言うのは、とても快適なものです。

[神野恵美]

2020年11月28日 10:37 [1392532-1]

満足度	4

デザイン	4
使いやすさ	5
清浄能力	4
脱臭能力	4
静音性	5
サイズ	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

象印が真面目に作った平凡そうに見えて革新的技術が詰まった空清

トレイを引き出すように出し入れでき、触れずに交換可能な4面フィルター	フィルターは上下のフレームを外して、コンパクトに畳んで廃棄できる	フィルターの装填部にはレールが設けられており、フィルターの出し入れがスムーズ
ろ過した空気を排出する天面はメッシュとハニカム構造のカバーで二重にガード	空気は本体下側のパンチ穴を通じて4面全方位から吸い込む	前面の操作表示部はシンプルかつ直感的でわかりやすい

象印マホービンが5年ぶりに発売した空気清浄機。イオン機能や加湿機能などは搭載しない、空気清浄機に特化した専用機。メーカーに実機をお借りして自宅にて試用。

スペック的には、 最大風量5.2m3/分、最大適用床面積24畳の製品。タワー型で360度全方位吸引方式ということで、ブルーエアの「Blue by Blueair Blue Pure」にタイプとしては似ている。

サイズ的には、フットプリント33センチ四方×高さ52.2センチの「Blue by Blueair Blue Pure」（最大適用床面積39畳）に対し、同29.5センチ四方×72.5センチと若干スリムで縦に長い形状。

ユニークなのはなんと言ってもフィルター。東レの高性能静電メルトブロー不織布トレミクロンを採用した4面フィルターで、広げるとその長さはマンション6階相当とのこと。除菌、脱臭、集じんの3つの機能を兼ね備える。フィルターは使い捨てでメンテナンスは不要。交換の目安は2年と長い。2年分のゴミ・ホコリに耐え得るような濾材を詰め込んでいるとのことだ。

内部のファンは、日本電産との共同開発で、航空機や船舶でも用いられている「二重反転プロペラファン」を採用し、2つのプロペラを互いに逆方向に回転させて効率よく気流を生み出すことで、高い清浄力と静かな運転音を両立させている。メーカーが自信を見せるとおり、運転音は最大39dB（標準コース）、弱コースで29dB、静音コースで19dBと驚くほど静かだ。DCモーター採用で消費電力も最大10Wとランニングコストも控えめ。

本体価格も4万円以下と、昨今の空気清浄機市場においてはリーズナブル。デザインも変に自己主張することもなく質実剛健でありながらも角には少し丸みを持たせた優しいフォルムで、空間に調和しやすい。

失礼な言い方になってしまうが、本当に外観上はごくごくふつうの空気清浄機。しかし、その見た目とは裏腹に中の機構は結構特殊、個性的で、控えめながら実力機。発売までに5年ほどの時間を費やしただけはあるという印象。それでいて、消費者の手に届きやすい価格も大いにポイント。静音性と手間のかからなさ、ランニングコストのお値打ちさというだけでも、長年リビングで使用しているメインの空気清浄機からの買い替えを検討しているところだ。