『空冷で常用できるかやってみました。ケース入れ替え後』 AMD Ryzen Threadripper 3960X errueさんのレビュー・評価

2019年11月30日 発売

Ryzen Threadripper 3960X

  • 24コア48スレッドで動作する、ソケットsTRX4対応CPU。基本クロックは3.8GHzで、最大ブーストクロックは4.5GHz、TDPは280W。
  • 「Zen」コア アーキテクチャーと、AMD Ryzenプロセッサーのロック解除ツール「AMD Ryzen Masterユーティリティ」をサポートしている。
  • ユーザーの好みとアプリケーションに合わせてAMD Ryzenプロセッサーの性能をカスタマイズする適応機能「AMD SenseMIテクノロジー」を搭載している。
最安価格(税込):

¥296,999

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

価格帯:¥296,999¥296,999 (1店舗) メーカー希望小売価格:¥―

店頭参考価格帯:¥― (全国1店舗)最寄りのショップ一覧

プロセッサ名:Ryzen Threadripper 3960X 世代:Ryzen 3000シリーズ クロック周波数:3.8GHz ソケット形状:Socket sTRX4 二次キャッシュ:12MB Ryzen Threadripper 3960Xのスペック・仕様

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Ryzen Threadripper 3960XAMD

最安価格(税込):¥296,999 (前週比:±0 ) 発売日:2019年11月30日

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満足度5
処理速度5
安定性3
省電力性無評価
互換性2
空冷で常用できるかやってみました。ケース入れ替え後
 

Lian-li V3000wxにCorsair120ox4、140ox3、純正ファン120ox4で回してます

温度が5度近く下がったので、13個のファン(CPU含め)が静かになりました。

 

Xeon E5 2690 v2 + X79 Extreme11 からの乗り換えです。 windows7のサポートが切れるので、第3世代スリッパが出るまで我慢していました。用途はエンコード、RAW現像、Steamでのゲームです。

このCPUに決めた理由は次の4つです。

@:空冷で常用できそうなモデルが第3世代スリッパ最下位くらいしかない。

A:電圧オフセット、PBOでTDP縛りすれば、空冷でも冷却できそう。

B:お値段との相談。

C:m.2SSDを大量に挿したいので、PCIレーン数の多いマザーが欲しかった。


◎パーツ構成

CPU:当品
マザーボード:ASRock TRX40 Taichi
メモリ:センチュリーマイクロ DDR4-3200 ネイティブ 16GB x 8枚
CPUクーラー:NH-U12S TR4-SP3+NF-A12x25にファンを2つ換装
GPU:GTX1070
SSD:WD black M.2SSD 1TBx2
SSD:WD black m.2SSD 500GBx2
HDD:WD black 1TBx2
HDD:WD black 2TBx2
BDドライブ:BDR-S12J-BK
電源:Seasonic SSR-1000PD
ケース:Lian li PC Z70

となりました。マザーをTaichiにしたのは、Quadカードが付属で付いてくる上に、VRM冷却が最も優れていたからです。

元々Xeonを長年使ってきたので、なるべく定格動作・低電圧で長時間稼動しても問題ないように組みました。
m.2SSDをQuadカードに換装したのもその為です。少しでも熱源を分散させるのが目的でした。

さて、このCPUの性能ですが、Autoで使用するとターボブーストが掛かりすぎて長時間の実用には耐えません。
PBOは280W縛りにして、3.8GHz以上では動かない設定にしました。


◎CineBench15Rのスコア
Xeon E5 2690v2 1400前後
当CPU 5600オーバー

6年も経っただけあって4倍の性能差が出ました。しかも、TDP280w縛りで動かしてこの数値にはビックリしました。

◎エンコードでの速度変化

24分のMPEG2→h264に変換した速度は
Xeon E5 2690v2 40分前後
当CPU 20分

2倍近くに伸びました。

◎肝心の発熱について
TMPGEnc Mastering Works7 のバッチエンコードで4本同時に回した結果、99%使い切りました。

室温22度、暖房を入れた状態で、温度は65~66度でした。夏場はエアコンを入れれば何とか常用できるかも知れません。

◎「感想」
ストレージが沢山挿したい、コア数もそれなりに欲しいと欲張った結果、このようなPCになりました。12年ぶりの脱Intelで不安な気持ちもありましたが、問題なしです。むしろ、水冷を使わなくても工夫次第で使えることに大変満足しました。

PCケースも、海外からラジエーター対応フルアルミケースを輸入し、配送待ちなので、どうしても夏場に空冷で難儀するようであれば簡易水冷に乗り換えようと思います。



追記@:少しCPU周りの設定を変更してみました。あと、肝心の評価項目の記入漏れがあったので、軽く触れておきます。

◎処理速度
これは素晴らしいとしか言いようがありません。定格でも十分良い仕事をします。

◎安定性
BIOSやRyzenMaster、マザーボードベンダー純正の制御ソフトを使わずに使う場合は要注意です。
際限なくクロックが上がり、電圧もモリモリになるので、簡易水冷以上の冷却を使わないとBSODが出たり、フリーズしたりと大変危険です。CPUクーラーと相談して、各パーツを熱で壊されないように気を付けて下さい。

◎省電力性
これは、無評価にしておきます。これが欲しい方は、時間浪費をしたくない。短時間で色々と作業したい方が求めるモノなので、400wくらいは平気でブン回ります。でも、PBO設定で電力制限を掛ければ大人しくできます。
要は、使う方にかなりの自由度があるのです。

◎互換性
X399との互換性が無く、メモリも正直なところ動く保証があるメモリは少ないと思います。私はあくまでも「エンスー向け」、インテルでいうところの「ワークステーション」として運用したかったので、「センチュリーマイクロ」のメモリを選びました。

●「重要なお話」●
XeonE5を6年使ってきた私の見解です。16コア以上の多コアCPUは、1ソフトウェアで100%のCPU使用率を目指すものではありません。

複数の高負荷が掛かるアプリケーションを多重起動して、処理にかかる待ち時間を大幅に短縮することが大きなメリットなのです。実際、8コア以下のCPUでは4本同時のエンコード等、PCがフリーズして何も触れませんが、この3960xは4本同時エンコードをしながら、Photoshopの軽い動作や、Webサイト閲覧も平気で出来ます。

このCPUの売りは「時は金なり」。時間をお金で買っているのです。メインストリームのCPUと当CPUの値段差「コスパ」が悪いのは仕方ないと思います。

最後に、このThreadripperはエンコード、レンダリング、RAW現像など、たくさんの作業を一度に作業し、数十時間の待ち時間を無くしたい方にお勧めします。


追記:A Lian-li V3000wxのケースに入れ替えた結果

ようやく、ebayからケースが届いたので、Corsairのファンも増やして様子を見ました。CPUの設定やCPUファンは以前のまま、Noctua 12S-TR4で頑張ってます。

今回は2個同時なら60度を下回るかもという期待感でやってみましたが、あっさり目標をクリア。CPU使用率70〜90%くらいで回せば、夏場も怖くないと分かってホットしました。

いや、予算があれば組みたいですよ、簡易水冷や本格水冷。でも寝てる間に水漏れやポンプ故障とかのリスクが怖くて中々踏み込めないです…。

これが最後のレビューになりますが、ケースの外観(ガラス蓋は外してます)とHWMonitorとエンコードの様子を残しておきます。少しでも参考になれば幸いです。
32コアがもう少し安ければ飛びついたかもですが、もうこのCPUでお腹一杯ですw

レベル
自作経験豊富
重視項目
スペック重視

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満足度5
処理速度5
安定性3
省電力性無評価
互換性2
空冷で常用できるかやってみました。

h.264エンコードx4 同時エンコード時の温度 室温20度

オフセット値を少し変更しました。

CPUファンの回転数を設定しなおしました。silverallow IB-Eよりはマシです

 

4本同時エンコード10分後の温度です。今のところ70度を超えたことはありません

バッチエンコードでは多少のバラつきはありますが、それでも十分高速化しました

 

Xeon E5 2690 v2 + X79 Extreme11 からの乗り換えです。 windows7のサポートが切れるので、第3世代スリッパが出るまで我慢していました。用途はエンコード、RAW現像、Steamでのゲームです。

このCPUに決めた理由は次の4つです。

@:空冷で常用できそうなモデルが第3世代スリッパ最下位くらいしかない。

A:電圧オフセット、PBOでTDP縛りすれば、空冷でも冷却できそう。

B:お値段との相談。

C:m.2SSDを大量に挿したいので、PCIレーン数の多いマザーが欲しかった。


◎パーツ構成

CPU:当品
マザーボード:ASRock TRX40 Taichi
メモリ:センチュリーマイクロ DDR4-3200 ネイティブ 16GB x 8枚
CPUクーラー:NH-U12S TR4-SP3+NF-A12x25にファンを2つ換装
GPU:GTX1070
SSD:WD black M.2SSD 1TBx2
SSD:WD black m.2SSD 500GBx2
HDD:WD black 1TBx2
HDD:WD black 2TBx2
BDドライブ:BDR-S12J-BK
電源:Seasonic SSR-1000PD
ケース:Lian li PC Z70

となりました。マザーをTaichiにしたのは、Quadカードが付属で付いてくる上に、VRM冷却が最も優れていたからです。

元々Xeonを長年使ってきたので、なるべく定格動作・低電圧で長時間稼動しても問題ないように組みました。
m.2SSDをQuadカードに換装したのもその為です。少しでも熱源を分散させるのが目的でした。

さて、このCPUの性能ですが、Autoで使用するとターボブーストが掛かりすぎて長時間の実用には耐えません。
PBOは280W縛りにして、3.8GHz以上では動かない設定にしました。


◎CineBench15Rのスコア
Xeon E5 2690v2 1400前後
当CPU 5600オーバー

6年も経っただけあって4倍の性能差が出ました。しかも、TDP280w縛りで動かしてこの数値にはビックリしました。

◎エンコードでの速度変化

24分のMPEG2→h264に変換した速度は
Xeon E5 2690v2 40分前後
当CPU 20分

2倍近くに伸びました。

◎肝心の発熱について
TMPGEnc Mastering Works7 のバッチエンコードで4本同時に回した結果、99%使い切りました。

室温22度、暖房を入れた状態で、温度は65~66度でした。夏場はエアコンを入れれば何とか常用できるかも知れません。

◎「感想」
ストレージが沢山挿したい、コア数もそれなりに欲しいと欲張った結果、このようなPCになりました。12年ぶりの脱Intelで不安な気持ちもありましたが、問題なしです。むしろ、水冷を使わなくても工夫次第で使えることに大変満足しました。

PCケースも、海外からラジエーター対応フルアルミケースを輸入し、配送待ちなので、どうしても夏場に空冷で難儀するようであれば簡易水冷に乗り換えようと思います。



追記@:少しCPU周りの設定を変更してみました。あと、肝心の評価項目の記入漏れがあったので、軽く触れておきます。

◎処理速度
これは素晴らしいとしか言いようがありません。定格でも十分良い仕事をします。

◎安定性
BIOSやRyzenMaster、マザーボードベンダー純正の制御ソフトを使わずに使う場合は要注意です。
際限なくクロックが上がり、電圧もモリモリになるので、簡易水冷以上の冷却を使わないとBSODが出たり、フリーズしたりと大変危険です。CPUクーラーと相談して、各パーツを熱で壊されないように気を付けて下さい。

◎省電力性
これは、無評価にしておきます。これが欲しい方は、時間浪費をしたくない。短時間で色々と作業したい方が求めるモノなので、400wくらいは平気でブン回ります。でも、PBO設定で電力制限を掛ければ大人しくできます。
要は、使う方にかなりの自由度があるのです。

◎互換性
X399との互換性が無く、メモリも正直なところ動く保証があるメモリは少ないと思います。私はあくまでも「エンスー向け」、インテルでいうところの「ワークステーション」として運用したかったので、「センチュリーマイクロ」のメモリを選びました。

●「重要なお話」●
XeonE5を6年使ってきた私の見解です。16コア以上の多コアCPUは、1ソフトウェアで100%のCPU使用率を目指すものではありません。

複数の高負荷が掛かるアプリケーションを多重起動して、処理にかかる待ち時間を大幅に短縮することが大きなメリットなのです。実際、8コア以下のCPUでは4本同時のエンコード等、PCがフリーズして何も触れませんが、この3960xは4本同時エンコードをしながら、Photoshopの軽い動作や、Webサイト閲覧も平気で出来ます。

このCPUの売りは「時は金なり」。時間をお金で買っているのです。メインストリームのCPUと当CPUの値段差「コスパ」が悪いのは仕方ないと思います。

最後に、このThreadripperはエンコード、レンダリング、RAW現像など、たくさんの作業を一度に作業し、数十時間の待ち時間を無くしたい方にお勧めします。


レベル
自作経験豊富
重視項目
スペック重視

参考になった3

満足度5
処理速度5
安定性3
省電力性無評価
互換性2
空冷で常用できるかやってみました。

Threadripper本体

cinebenchの結果:定格・TDP280w縛り

PC概観:蓋は外してます

   

h.264、4本同時エンコード時の温度・CPU使用率

   

Xeon E5 2690 v2 + X79 Extreme11 からの乗り換えです。 windows7のサポートが切れるので、第3世代スリッパが出るまで我慢していました。用途はエンコード、RAW現像、Steamでのゲームです。

このCPUに決めた理由は次の4つです。

@:空冷で常用できそうなモデルが第3世代スリッパ最下位くらいしかない。

A:電圧オフセット、PBOでTDP縛りすれば、空冷でも冷却できそう。

B:お値段との相談。

C:m.2SSDを大量に挿したいので、PCIレーン数の多いマザーが欲しかった。


◎パーツ構成

CPU:当品
マザーボード:ASRock TRX40 Taichi
メモリ:センチュリーマイクロ DDR4-3200 ネイティブ 16GB x 8枚
CPUクーラー:NH-U12S TR4-SP3+NF-A12x25にファンを2つ換装
GPU:GTX1070
SSD:WD black M.2SSD 1TBx2
SSD:WD black m.2SSD 500GBx2
HDD:WD black 1TBx2
HDD:WD black 2TBx2
BDドライブ:BDR-S12J-BK
電源:Seasonic SSR-1000PD
ケース:Lian li PC Z70

となりました。マザーをTaichiにしたのは、Quadカードが付属で付いてくる上に、VRM冷却が最も優れていたからです。

元々Xeonを長年使ってきたので、なるべく定格動作・低電圧で長時間稼動しても問題ないように組みました。
m.2SSDをQuadカードに換装したのもその為です。少しでも熱源を分散させるのが目的でした。

さて、このCPUの性能ですが、Autoで使用するとターボブーストが掛かりすぎて長時間の実用には耐えません。
PBOは280W縛りにして、3.8GHz以上では動かない設定にしました。


◎CineBench15Rのスコア
Xeon E5 2690v2 1400前後
当CPU 5600オーバー

6年も経っただけあって4倍の性能差が出ました。しかも、TDP280w縛りで動かしてこの数値にはビックリしました。

◎エンコードでの速度変化

24分のMPEG2→h264に変換した速度は
Xeon E5 2690v2 40分前後
当CPU 20分

2倍近くに伸びました。

◎肝心の発熱について
TMPGEnc Mastering Works7 のバッチエンコードで4本同時に回した結果、99%使い切りました。

室温22度、暖房を入れた状態で、温度は65~66度でした。夏場はエアコンを入れれば何とか常用できるかも知れません。

「感想」
ストレージが沢山挿したい、コア数もそれなりに欲しいと欲張った結果、このようなPCになりました。12年ぶりの脱Intelで不安な気持ちもありましたが、問題なしです。むしろ、水冷を使わなくても工夫次第で使えることに大変満足しました。

PCケースも、海外からラジエーター対応フルアルミケースを輸入し、配送待ちなので、どうしても夏場に空冷で難儀するようであれば簡易水冷に乗り換えようと思います。

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重視項目
スペック重視

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