『澄み切った美しさ、有機的な心地よさ、楽しさ備えた史上最強神機』 パナソニック Technics EAH-TZ700 ルーラーシップ頑張れさんのレビュー・評価

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最安価格(税込):

¥159,800

(前週比:±0 ) 価格推移グラフ

価格帯:¥159,800¥159,800 (1店舗) メーカー希望小売価格(税別):¥120,000

タイプ:カナル型 装着方式:両耳 構造:密閉型(クローズド) 駆動方式:ダイナミック型 ハイレゾ:○ Technics EAH-TZ700のスペック・仕様

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Technics EAH-TZ700パナソニック

最安価格(税込):¥159,800 (前週比:±0 ) 発売日:2019年11月15日

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満足度5
デザイン3
高音の音質5
低音の音質5
フィット感4
外音遮断性4
音漏れ防止5
携帯性5
澄み切った美しさ、有機的な心地よさ、楽しさ備えた史上最強神機

TZ700を購入して約3ヶ月。
忙しくて徹底的な比較試聴をしたわけじゃないけど、通勤電車で毎日使用していました。
ということで、今の評価を追記します。

■雑味のない澄んだ音場、惚れ惚れするほど美しい音
やはりとにかく音場空間がクリーンで澄んでいて、音の一つ一つが惚れ惚れするほど美しいです。
痩せてるってことじゃなくて、音を汚してる雑味成分を全部キレイに磨き落として本来あるべき音だけが浮き彫りになったようなサウンド。磨き上げたダイヤモンドというか。要はめちゃくちゃ音がいいです。
高音質音源は当然として、普段はうるさくてあまり聴かないロック・ポップス系を聴いても音がきれいに心地よく聴こえるのが素晴らしい。
オーディオに凝り始めた頃、うるさく感じちゃって全然聴かなくなってた一昔前のJPOPも不快さを感じずに楽しく聴けています。

■まるでスピーカー。音離れ感のある立体的な低音
本機種は一言で言えばめちゃくちゃ音がいいんですが、音質傾向で言えばこの低音が本機種最大の特徴かと思います。
超低域が出てるってこともあるけど、それ以上になんというか低音の音像が鼓膜から少し離れたところでくっきり宙に浮いてモノとして定位してるのが目に見える感じというか。
これは個人的にはこれまでのイヤホンでは経験したことがない感覚です。音離れがいいって言うんでしょうか。
自分が持ってるイヤホンで言うとゼンハイザーIE8のような鼓膜が音圧の塊にぶん殴られるような暴力的な量感の低音ではなく、あくまで鼓膜から少し離れたところでクッキリしつつギュッと密度の詰まった音像が弾力よく現れる感じなので、いわゆる低音厨的な人全員にフィットするとは限らないけど、質感の高さは比類のない領域に達しているかと。
ちなみにどんなにボリュームを上げても、ポタアン等のBASSブーストをMAXにしても全然音割れしないタフさも持ってます。

■シャキッと爽やかながら刺さらない高音
高域は少しアクセントがある印象でシンバル系が強めに出るけど、f特的な暴れが少ないのか耳に煩く感じる帯域にピークが無いからなのか、刺さりとかキツさを感じることはほぼありません。
不快なキンキンではなく、あくまでシャキッと爽やかな感じです。
高域の質感については聴いたことないレベルとかではなく、不満は無いものの特に驚きもない感じです。普通に良質といったところです。

■↑の音質傾向は付属イヤピの影響がデカイ
ただこれらの音質傾向は純正イヤピの影響が何割かある感じです。
音道がホーン状に広がってるから高域が強調されめ、軸が硬いので低域に芯が生まれているんでしょうか。
イヤピを変えれば高域が大人しくなり、より聴きやすい落ち着いた音になります。こっちの方が好みという人も多いと思います。
しかし同時に低音の独特の浮遊感もやや減退するので、個性が薄れて「普通の高音質イヤホン」に寄ってしまう印象です。
逆に言えば、このイヤピを高域がおとなしめで低域が無機質な他機種に装着すると思わぬ進化を見せることがあるかもしれません。

個人的には純正イヤピを装着してDAP側のイコライザ等で高域を少し下げて聴くのがちょうどいいです。
ちなみに楕円のイヤピはフィットさせるのが難しい(よくわからない)ので、普通の円形のイヤピを使ってます。

■超低域の量感はAK T8iEの方が上
ちなみに超低域はスペック通り相当低い所から出てるけど、超低域の量感という意味ではAK T8iEの方が上だと感じます。
なのでドラクエのオーケストラ聴くとよく出てくるティンパニのブルンンンンンッッッッみたいな響きの迫力はT8iEが上です。T8iEはオーケストラまじで強いと思います。
でも、それ以外の要素はほぼ全面的にTZ700が勝ってると思います。

■SHURE掛け時の装着感はイマイチ
軽くコンパクトで取り回しが良いですが、ストレート掛けを前提として設計されているようで、SHURE掛け時のフィット感は並です。
装着が甘めになったり、耳に掛けてたケーブルが耳から浮いてピヤッってなってしまうことがあります。
まあこの辺は工夫次第なので大した問題ではないですが、念のためご報告です。

■付属ケーブル良いです
前回のレビューでケーブルが地味と書きましたが、音質や取り回しで言えば良いケーブルです。
しっかりした作りで、しなやかで絡みづらく、表面もサラッとしていてベタベタしないし、微妙にラメみたいなキラキラした質感なので安物とは違います。
個人的にはEffectAudioみたいなゴテゴテした厨二っぽいケーブルの方が好きなんですが、ああいうのは別売りのを買うとか自作するとかしてカスタムするから俺専用TZ700的な厨二感が出るとも思ってるので、デフォで付属させないのは正解なのかなとも思いました。

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

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満足度5
デザイン3
高音の音質5
低音の音質5
フィット感5
外音遮断性4
音漏れ防止5
携帯性5
イヤホン史上、最高の音質。日本人として誇りに思う

100万円ほどの臨時収入が入ったので、金に糸目をつけずに一番音のいいイヤホンを買うことにしました。
店頭で10万〜40万クラスのハイエンド機をいろいろ聴き比べてみた結果、一番良かったのがこのTZ700でした。
イヤホン史上最高の音質だと感じました。

4年前にほほ完璧だと思って購入して以来、浮気することなく長らくメインとして使い続けてきたAK T8iE(初代)が「完全に負けた…」と感じさせられた初めてのイヤホンです。

AK T8iEはフルレンジダイナミックらしく位相特性が抜群で帯域ごとの音の繋がりが自然で、かつ超低域の沈み込みが比類がないほど素晴らしく、高域も刺さらないのに解像度が高いという、個人的にはほぼ完璧な音でしたが、
個人的には、僅かな不満点として
・低域が密室に閉じ込められたような籠もった鳴り方で、バーーンと迫って来てほしい時も前に出てこない
・中低域の量感が薄く、ロック/ポップス系での迫力がない
・中域に僅かに金属的な響きを感じることがある
といった不満がありました。

TZ700はAK T8iEの長所を全面的にアップグレードしつつ、上記の不満点もすべてクリアしており、どこを見てもまるで死角がありません。
というより、もはや高音が〜とか低音が〜とかそういう次元ではなく、ものすごく『有機的』な音がします。

技術者でも理系でもなんでもない一般ユーザーの自分が技術を語るのもナンセンスだと思いますが笑、
・位相特性やトランジェント、ナチュラルな音場感を取るならマルチBAやハイブリッドはNG ⇒現状、フルレンジダイナミック一択
・大振幅に強くトランジェントも抜群に良いドライバーを実現するために、磁性流体を用いつつ柔らかいエッジを採用
って感じで、あくまで理詰めで開発・設計された印象で、テクニクスというブランドにもなんとなく機械的なイメージを持っていたのですが、
結果として生まれたTZ700から出てくる音は、そんなイメージを抱かせることは一切なく、
とにかく音楽を聴く上での一切のストレスや邪魔な要素、雑味みたいなものを全て取り払って、ただただリアルで生生しい有機的な音だけが存在する。
そんな音がします。(言葉で表現するのは難しい)

フルレンジダイナミック全般に言えることですが、TZ700もやはりジャズやクラシック等のアコースティックな音源との相性が抜群です。
録音現場の気配とか空気感まで伝わるリアリティで、安心して音楽だけに没頭できます。
オーディオ的な性能自体が素晴らしく高いので、苦手なジャンルは特に無いのですが、
そもそも人口的で位相とか音場とかの概念が重要ではない音源(ロック・ポップス等)では、それほど凄さを感じられないかもしれません。

アコースティックな音源をよく聞く方や、AK T8iEが好きな方はぜひ店頭で試聴してみてください。
たぶん欲しくなると思います。

イヤホン・ヘッドホン界隈では長らく海外メーカー製品が話題の中心でしたが、これほどの名機が国内メーカーから出てきたことを日本人として誇りに思います。
他にもfinal D8000、A8000、ビクターFW10000など、ここ2、3年で国内メーカーによる突き抜けた名機が続々登場しており、
日本のモノづくりの素晴らしさ、技術力の高さを世界に改めてアピールできたんじゃないかなと思っています。
日本最高!


※無理やり欠点(改善してほしい点)を挙げるとすると、↓こんな感じです。

@付属バランスケーブルが2.5mmのみ
最近は4.4mmが主流になりつつあるので、4.4mmを付属させてほしかった。
もしくは3.5,mmシングルエンドのみ付属にして価格を下げ、バランスケーブルはオプション販売でもいい。
(付属品を使うのは精神衛生上あまり好きじゃないので、どうせ社外品にリケーブルするんですが)

Aコネクタがmmcx
現在の主流だが耐久性的には弱いコネクタ。
将来的にもっとしっかりしたコネクタが開発され業界標準になったら、そっちのコネクタのバージョンを出してほしい

Bフィルターの着脱ができず、分解清掃ができない
音質的には着脱できない方が良い気もするが、フィルターを外して耳垢掃除できたほうが精神衛生上いい。

Cデザインが地味
パっと見だと正直3000円くらいのイヤホンに見える。笑
ケーブルも黒っぽいグレーで地味。(恐らくonsoのOEMと思われる)
「そんな地味な見た目でも、音がいいから使うんだ」っていう玄人っぽいマインドでいられるのは好きだけど、一般受け、女子受けはしないだろうなあ。

D開発者の方の髪型が惜しい
さっぱり短髪にした方がかっこいいよ!と教えてあげたい。笑

主な用途
音楽
接続対象
ポータブルプレーヤー

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最安価格(税込):¥159,800発売日:2019年11月15日 価格.comの安さの理由は?

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