『絵本をモチーフにしたすみっコのミニゲームを、ひたすら楽しもう』 日本コロムビア 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ ゲームであそぼう！絵本の世界 [Nintendo Switch] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2023年5月27日 13:20 [1718528-1]

満足度	4

操作性	4
グラフィック	4
サウンド	4
熱中度	3
継続性	4
ゲームバランス	4

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

絵本をモチーフにしたすみっコのミニゲームを、ひたすら楽しもう

パッケージ表面	パッケージ中身

【概要】
・映画「すみっコぐらし」の世界観を活用したミニゲーム集。

・操作方法
　Ｌスティック・方向ボタン　移動
　Ａボタン　決定
　Ｂボタン　もどる
　Ｘボタン　演出のスキップ
　Ｌボタン　次のページに進む
　Ｒボタン　前のページに戻る
　＋ボタン・−ボタン　操作説明を開く／閉じる
　※その他、ミニゲームごとに独自の操作があり、ミニゲーム前に確認可能

・タイトルメニューから選べる項目は２種類。
「はじめから」ゲームを最初から始める
「つづきから」セーブデータからの再開

・購入品。


【評価】
・他の「すみっコぐらし」のゲームが、ボードゲームやシミュレーションライクなゲームがメインで、サブ的にミニゲームが用意されているのに対して、今作はミニゲームがメインのつくり。最初は遊べるミニゲームが限られていて、指定されたミニゲームをプレイすることで、他のミニゲームが順次オープンされていき、ミニゲームに挑戦することでパズルのピースが手に入り、ピースが揃うと映画をモチーフにした絵が完成して、パズルを楽しめるようになっている。

・映画で題材になった絵本の世界をモチーフにしたミニゲームが絵本ごとに４種類ずつ収録されている。ミニゲームのモチーフになっている絵本は、「桃太郎」「人魚姫」「アラビアンナイト」「赤ずきん」「マッチ売りの少女」の５種類なので、収録されているミニゲームは全２０種類。ビジュアル的には確かに絵本のキャラクターをモチーフにしているが、ひとつひとつのミニゲームが絵本に合っているかどうかは微妙。

・ミニゲームは、最初から遊べるゲームが簡単で、後から遊べるようになるゲーム程、ルールが難しく説明を読む必要がある内容に変わっていく。ゲームのわかりやすさという意味では、いい順番に遊べるようになっている印象がある。

・ミニゲームは４人プレイが可能なので、一人プレイでCOM相手にコツコツとパズルのピース集めをするだけでなく、友達とのマルチプレイを楽しむことができ、使い勝手がかなり良い。

・ジグソーパズルについては、一応遊べるようにはなっているけど、おまけ要素かな、という印象。

・ミニゲームは３つの難易度が設定されていて、高い難易度で遊ぶほど、いい成績の時にパズルのピースがたくさん入るようになっているが、全てのミニゲームの全ての難易度をアンロックした後も、パズルのピースは全然揃わない。やり込み要素と言えなくもないが、ミニゲームを繰りかえしプレイしていると飽きもあり、パターン化してくることもあるため、過剰にピースがありすぎるような印象もある。


【まとめ】
・他の「すみっコぐらし」系のタイトルをプレイしている人からすると、ひたすらにミニゲームをプレイするだけなので、物足りなく感じるタイトルかも知れません。とはいえ、絵本をモチーフにした衣装のすみっコたちを見ることができ、映画をモチーフにした絵もたくさん収録されているので、いずれにしても「すみっコぐらし」好きの人のゲームであることに変わりはありません。