『グロさはそのままに、よりスピード感が増したドゥームを楽しめる』 Bethesda Softworks DOOM Eternal [PS4] 酒缶さんのレビュー・評価

[酒缶]

2023年5月21日 14:11 [1716736-1]

満足度	4

操作性	4
グラフィック	4
サウンド	4
熱中度	4
継続性	4
ゲームバランス	3

※プロフェッショナルレビューは「投票平均」（「満足度」含む）および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。

グロさはそのままに、よりスピード感が増したドゥームを楽しめる

パッケージ表面	パッケージ中身

【概要】
・地獄の軍勢によって侵略された地球を舞台に、デーモンたちを撃ち滅ぼして、人類の破滅を食い止めるファーストパーソンシューティング。

・操作方法
　Ｌスティック　移動
　Ｒスティック　視点操作
　〇ボタン　ダッシュ
　×ボタン　ジャンプ・（ジャンプ中）ダブルジャンプ
　△ボタン　フレイムベルチ
　□ボタン　チェーンソー
　L1ボタン　ガジェットを使用
　L2ボタン　武器MOD
　R1ボタン　武器の切り替え・（長押し）武器ホイール
　R2ボタン　撃つ
　R3ボタン　特殊な壁に掴まる・近接攻撃・グローリーキル
　方向キー上　武器MODの交換
　方向キー左　ガジェットの切替

・購入品。


【評価】
・前作を踏襲した操作だが、ダッシュや特殊な壁に掴んで上るなど、移動をよりアクティブに行えるような方向で進化。チュートリアルがあり、本編のプレイ時にも新規要素が発生するとビジュアル付きで情報が表示されるため、新規ユーザーもそこそこ操作に馴染みながらプレイを進めることができる。

・CERO Zゆえのグロさは健在。ローカライズタイトルゆえに、海外版に比べるといろいろと修正されているとは思われるが、チェーンソーで敵を斬り、血がドバドバと出るなど、グロい表現を楽しめる。

・ロックオンがなく、弾が潤沢にあるわけではないため、ひたすら撃ちまくるような爽快なプレイは無理。適度に慎重な行動と、銃を撃つか近接、もしくはチェーンソーを使うかの判断が常に必要で、敵を倒せば適度に弾や燃料が補給されるため、節約しながらもアクティブにプレイする必要がある。チェーンソーについても燃料が必要なので、何が何でも斬りまくれるわけでもない。難易度を落としても、弾切れや燃料切れに悩まされる印象。

・適度に攻撃を決めると敵が点滅し、点滅しているときに近接攻撃を決めるとフィニッシュになるため、自分なりの操作で攻撃のメリハリをつけて戦えるのが面白い。グロさを求める人ほど、この辺の操作を気にしたプレイになると思う。


・表示される文字のフォントが特殊で、しかも小さいので、かなり読み難い。

・アップデートを含めると100GB越え。


【まとめ】
・ファーストパーソンでより積極的に、よりスピーディーに戦いたい人向けのゲームだと思いました。ストーリーについてはあまり気にしなくてもいいので、前作のプレイは必要ないのですが、グロさに慣れつつ、より操作に慣れてプレイに挑むという意味では、前作をプレイしてからプレイした方がより楽しめるのではないかと思います。