METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダム
全高約370mmの超精密完成品モデル
METAL STRUCTURE 解体匠機 RX-93 νガンダムBANDAI
最安価格(税込):ショップが販売価格を掲載するまでお待ちください 発売日:2019年12月21日
プロフィールテクニカルジャーナリストの西川善司です。
パソコン、IT全般、半導体技術、グラフィックス技術、ゲーム開発技術、ゲームそのもの、映像技術、映画コンテンツ、自動車とその関連技術、家電製品など、幅広く取材して各メディアに記事を寄稿しています。…続きを読む
2019年12月27日 15:17 [1286885-1]
| 満足度 | 5 |
|---|
| デザイン | 5 |
|---|---|
| 作り込み | 4 |
| 再現性 | 5 |
※プロフェッショナルレビューは「投票平均」(「満足度」含む)および「カテゴリ平均」の集計には含まれません。
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|---|---|---|
外箱 |
内箱 |
脇の下にボタン電池挿入箇所やLED点灯スイッチがある |
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バックパック上部パーツは左右の違いに注意して組み付けたい |
物議を醸した足パーツ。実は左右共通。グリグリすると左右どちらにも可動する |
モニタに宇宙を映して展示してみた |
解体匠機が発表されたのは6月のおもちゃショーでのこと。
店頭予約開始は6月13日からだった。
筆者はその予約開始日当日は仕事で海外におり、帰国したのは予約開始日の翌日の14日。
店頭に走ったのはその翌日の15日だったと記憶している。
当然、予約は締め切られていた。
たまたま運良く、友人のキャンセル分の予約を譲ってもらえることになり、なんとかなることに。というわけで、無事に発売日に購入することができた。持つべき者はホビー通の友人である。
さて、トイザらスからの荷物を受け取ってびっくりしたのはまず箱の大きさ。
たぶん32インチクラスのPCモニターの梱包箱くらいはある。
なんとか、クルマの助手席に詰め込めるレベルの大きさではある。
開梱は難しくはなかったものの、かなり密度の高いパッケージングで梱包されており、商品に辿りつくまではそこそこに時間が掛かった。
一応、この商品は「完成品フィギュア」相当のものだが、LED発光部の点灯用のボタン電池の絶縁体の引き抜きや、バックパックや、設置台となるメンテナンスデッキの組み立てがあるので、パッケージを開いてからやるべきことは意外と多い。
筆者が、少しだけ戸惑ったのは3点。
1つはボタン電池の絶縁体の引き抜きだ。
このνガンダム、ボタン電池や発光LED点灯用スイッチが、脇の下…横胸あたりのハッチの下に隠れており、これにアクセスするためには肩関節から左右の腕を外す必要があるのだ。けっこう力を入れて抜かないと腕が外れないので、要注意、そして要"勇気"である。
たぶん、一度この手順を行ってしまうと、次回からはνガンダムをバンザイ姿勢にしてやれば同様のメンテナンスは行えるはずだ。説明書では、分かりやすくするために両腕を外させるのだと思われる。
なお、ボタン電池は「LR41」型が3つ必要だが、商品には最初からテスト点灯用が埋め込まれている。筆者の商品は数分点灯したところチラチラと消えかかってきたので、本当にテスト用が組み込まれているのだと思われる。あらかじめ電池は用意しておきたい。とはいっても、取扱説明書によると、連続点灯すると10分でバッテリー切れするとのことなので、予備も買っておきたい。電費の悪さもだてじゃないνガンダムである。
2つ目はバックパックの組み立て。フィンファンネルアタッチメントが2つ付属しているが、どちらが左用でどっちが右用かパッと見分からないのだ。
これは、遮蔽板のような板が内側に来るように取り付けるのが正解。逆向きでも取り付けられてしまうので要注意。
パックパックには、1つしかないビームサーベルホルダーを取り付ける工程もあるが、この形状と逆の形状のものが、対応するフィンファンネルアタッチメントなのだろう、と推測することもできる。
3つ目は、一時期、「不良品か?」と騒がれた「足」の問題だ。
発売日直後は、解体匠機:νガンダムを購入して開梱したオーナー達が、それぞれに「自分のνガンダムは両足が右足だった」とか「左右が入れ替わってる」といった叫びを「#解体匠機」で叫んでいたが、結論としては、足パーツはどうやら左右共通のパーツで、足首関節は、金属製のためか初期馴染みにクセがあり、その関係で「片側しか曲がらない」と誤解してしまったオーナーが続発したようだ。
解決方法は簡単で、前述の肩関節同様に、足パーツを引き抜き、足首関節を左右にやや力を込めてグリグリとしてやるだけでOK。左右の足パーツは共通のためなのだろう、このグリグリをやるだけで両足ともに同じ角度だ左右に傾けられるようになる。
というわけで、概ね満足のいく商品だったが、些細なことなれど2つほど不満点はあったので、触れておこう。
1つはこれまた「足」について。
パーフェクトグレード(PG)のガンプラなどでは、足パーツはカカトとつま先で二分割されて可動できるようになっていて、起伏のある地面への接地追従性もよかったのだが、このνガンダムではそうした機構はない。外見上は分割可動しそうなのだが、実際にはせず、実質的には、「木靴」のようなソリッドな足となっている。ここは惜しいポイントだと思う。
もう一つはバックパックの金色の差し込みタイプの飾りパーツについて。
バズーカなどをバックパックに組み付ける際に、バックパックを少しスライド移動させてから行う必要があるのだが、その際に、この飾りパーツを一度抜かなければならない。これは面倒だし、しかも、一度抜いたこの飾りパーツを再び刺すのが難しい。
というのも、この飾りパーツの差し込みは、いわゆるスナップフィット的にはめ込むのだが、その凹凸の深さが2mm程度しかないのだ。逆に言えば、この飾りパーツは約2mmの突起部分だけで組み付けられていることになる。ちょっと力を掛けると外れてしまい、ややもすれば小さいために落ちてなくしてしまう可能性もある。ここも惜しいポイントだった。
この商品、ほとんど、芸術作品に近い商品なので、「動かして遊ぶ」というよりは「眺めて遊ぶ」方に重きが置かれそうだ。とはいえ、このνガンダムを取り囲んで、ガンダムファン同士で集まって「あーだこーだ」と、ガンダム談義に花を咲かせるのは楽しいひとときになることだろう。
なお、筆者は、この商品について動画でもレビューをしているのでそちらも合わせてご覧頂きたい。
西川善司、2019年最大の散財!?
「解体匠機 RX-93 νガンダム」徹底レビュー!
https://youtu.be/qSzsR9MVvrA
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